このシンポジウムは以下のようなもの。 ★★★国立がんセンター中央病院院長主催講演会★★★ 『子宮頸がんと予防ワクチン』 ●「子宮頸がん予防ワクチンの普及にむけて」 グラクソ・スミスクライン渉外部マネージャー 中村景子 日本では毎年15,000人が新しく子宮頸がんに罹患し、3,500人が亡くなっている。また、20代~30代のがんでは、死因の第一位となっているのである。2009年10月に子宮頸がん予防ワクチンが世界で99番目に日本で承認された。ワクチンと検診を組み合わせることにより子宮頸がんの発症率、及び死亡率を約73%減少することが示唆されている。しかし、ワクチンの普及に向けては課題が多い。講演では、ワクチン普及に向けての課題の整理と今後の展望について述べさせていただきたい。 ● 「子宮頸がん予防HPVワクチンに関する政策決定に必要な医学的根拠」 自治医科大学附属さいたま医療センター産科婦