民主党の「社会保障と税の抜本改革調査会」(会長=仙谷由人官房副長官)は6月7日、党税制改正プロジェクトチームとの合同会議を開き、政府の社会保障改革案について、医療・介護分野などを中心に議論した。出席した議員からは、「『社会保障国民会議』のシナリオをそのまま載せただけ」など、不満の声が相次いだ。また、「首相が代わるのだから、議論をやり直すべきだ」との声も上がった。 合同会議では、内閣官房社会保障改革担当室の中村秀一室長が、政府の改革案を説明した。 これに対し、石森久嗣衆院議員は、入院医療の機能分化などを打ち出した医療・介護の方向性は「2008年の『社会保障国民会議』(のシナリオ)をそのまま載せただけ」と批判。前厚生労働政務官の足立信也参院議員は、▽患者の受診行動が変化するか分析していない▽予防医療推進の具体策に特定健診が挙げられているが、予防接種についての言及がない―ことを問題視し、「ま
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