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介護動作に伴って生じる骨折に関する文献、寝たきり患者における「介護骨折」 | 研究者情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンターを読んだ。興味深い内容だったので、重要だと思う部分を紹介する。 従来、介護動作にて生じる骨折は「おむつ骨折」と表現されてきた。しかし、おむつ交換以外の介護動作でも骨折をきたすことがあることに加え、受傷機転が明らかでない骨折も認めた。そのため、介護者による日常生活動作の結果生じた骨折、もしくは、外傷なく疼痛・腫脹・皮下出血・変形などで気づかれる骨折を介護骨折と定義した。なお、海外では、spontaneous insufficient fractures of long bonesなどと定義されている。 当院(市立秋田総合病院)で経験した介護骨折は12例14骨折であり、発生頻度は、大腿骨2.3%(8/350例)、上腕骨5.3%(3/57例)、脛骨3.4%(1
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