今年最後(かも)な周辺情報の不定期まとめです。 まず、ネットをみていて気づく誤解関係。 HPVワクチン(2種類あります)の話は 1)有効性 → 接種してない群との比較、疫学データ(異常や発症する人、死亡する人などの増減) 2)安全性 → 有害事象報告(ざっくり報告)→因果関係など詳細の検討 接種していない群との比較、疫学データ 3)費用対効果 →国によってかわる、値段によってかわる、何を計算因子に入れるかでかわる あたりなのですが、3)はさておき1)2)については市販後の9年のデータを見る限り、10年目にして○○が問題だからやめよう的な話になっていません。 このためWHOが異例のコメントを出しています。 参考(上記英語で読むより日本語解説が読みたい方は先にこちらを) 2015年12月27日 うさうさメモ 2015年12月17日WHO ワクチンの安全性に関する諮問委員会 HPVワクチンの安全