新型コロナウイルス感染症の軽症者の宿泊療養(民間の宿泊施設など)における保健医療班の配置について、厚生労働省は2日、医師の常駐は求めず、「オンコール以上での対応(日中・夜間)」とする「役割分担例」などを記載したマニュアルを都道府県などに事務連絡した。【新井哉】 マニュアルでは、看護師・保健師の配置についても、日中は「常駐」としながらも、夜間は「オンコール」での対応も認めている。必要に応じて薬剤師も確保することを求めているが、「近辺の薬局との連携」で対応することも可能として...
新型コロナウイルスの病院内での感染を防ぐため、ビデオ通話などによるオンライン診療の活用を広げる規制緩和が限定的な範囲にとどまる恐れが出ている。焦点は受診歴のない患者でも初診からオンライン診療を認めるかどうか。厚生労働省は対面で得る情報の重要さを理由に、かかりつけ医から情報提供を受けた別の医療機関などに絞る方針だ。拡大を恐れる日本医師会への配慮がにじむ。「人類が経験したことのないようなことが起き
新型コロナウイルスの感染者に医療を安全に提供するため、医師の診療を初診からオンラインで行えるようにする規制の見直しに向けた検討が政府内で始まった。規制改革推進会議の下に新たに設置されたタスクフォースは2日、急性疾患の患者にオンラインや電話で初診を行えるようにしたり、それらの報酬を対面診療と同等に設定したりする対応案を示したが、厚生労働省は難色を示した。規制改革推進会議は来週にも意見書を取りまとめたい考えで、厚労省側に再検討を求めた。【兼松昭夫】 オンライン診療の拡大を提案したのは、政府の規制改革推進会議の下に設置された「新型コロナウイルス感染症対策に関する特命タスクフォース」。 提案は、「風邪」など急性疾患の患者や受診歴のない初診患者に対しても、オンラインや電話での診療を行えるようにすべきだとする内容。それらの報酬を対面診療と同等にしたり、再診料とオンライン診療料の算定に占めるオンライン診
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