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2011年2月28日のブックマーク (3件)

  • SLツーシン キュレーションの時代 を整理して考えてみた。

    昨年から楽しみにしていた佐々木さんの新刊。今週発売されましたので、さっそく読んでみました。 このでは、情報が共有される圏域がインターネットによってどんどん細分化され、そうした圏域を俯瞰して特定するのが難しくなっている事実を起点としています。そしてその混沌の中を情報が流れていく新しい法則を解き明かすことをゴールとして書かれています。 その「新しい法則」の論旨を整理してみたいと思います。 ■「マス記号消費」の消滅 記号消費:商品そのものではなく、商品が持っている社会的価値(記号)を消費すること。 例)社会的ステータスとしてのメルセデス・ベンツ ↓ ■「機能的消費」と「つながり消費」への二分化 機能消費:シンプルかつ十分な機能さえあれば、それで十分じゃないかという考え方。 例)ユニクロやH&Mのようなファストファッション、軽自動車 つながり消費:消費するという行為の向こう側に、他社の存在を「認

  • 提案のアイデアは短い言葉にまとめる

    短期集中連載「プレゼンがうまい人の『図解思考』の技術」はいかがだったでしょうか。プレゼンテーションを構成し、まとめるための方法論として、図解思考を活用するという手法でした。今回からはプレゼンのためのアイデア発想技術やプロットの実践法などを取り上げたいと思います。 メリットを伝える短い言葉 まずはプレゼンテーションの骨子を決めることです。素晴らしいアイデアがたくさん出てきた場合、すべてを採用したくなることがありますが、それでは言いたいことは伝えられません。当に伝えたい1つのことに絞り込む必要があるのです。そこで、いくつかのアイデアから実際の提案に採用するものをチョイスしましょう。 採用するアイデアを選ぶのは、なかなか楽しい作業ではありますが、直感的に面白いと思うものを選ぶだけではなく、いくつかの視点を持って検討すべきです。その視点とは、以下のようなものです。 相手の実情に合っているか? 相

    提案のアイデアは短い言葉にまとめる
  • 記憶に焼きつくメッセージはここが違う! コンセプトに磨きをかける6つの方法

    同じメッセージのプレゼンであっても、伝え方次第で聞き手の印象や記憶への定着度合いは異なります。『アイデアのちから』の著者であるハース兄弟は、記憶に焼きつくメッセージの特徴を、それぞれの6つの要素の頭文字をとって「SUCCESs」と表現しています。 「SUCCESsの法則」にかなったメッセージは、多くの人の気持ちを動かしたり、記憶に深く刻まれると言います。それは次のようなものです。 単純明快である(Simple) 意外性がある(Unexpected) 具体的である(Concrete) 信頼性がある(Credible) 感情に訴える(Emotional) 物語性(Story) この6つのポイントを使ってメッセージの改善前と改善後を比べてみると、よりイメージがつかめると思います。 1:単純明快で、誰でも覚えられるようにする とにかく、細かいことは置いておき、シンプルにすることです。複雑なことは記

    記憶に焼きつくメッセージはここが違う! コンセプトに磨きをかける6つの方法