実践イカパケット解析!!! 巷で話題のあのイカパケットを解析してみた話 a.k.a. Packetoon

[ゲストブロガー:矢倉眞隆氏 執筆] W3Cの年次イベント「W3C Technical Plenary / Advisory Committee Meeting Week」、通称「TPAC(ティーパック)」が2015年10月26日から10月30日まで、北海道札幌市で開催されました。 TPACは、毎年秋に一週間かけて行われる、W3Cの「技術総会」(Technical Plenary)と「諮問委員会」(Advisory Committee)の会合、そして仕様を策定する各ワーキンググループのミーティングを同時に行う、W3C最大のイベントです。通常はどのミーティングも各々が必要に応じて行うので、それらが同時に行われるTPACは、様々な観点から価値を共有できる貴重な機会です。 さて、諮問委員会の会合はW3Cの運営を、ワーキンググループのミーティングは仕様の策定をそれぞれ扱うと説明できますが、技術総会
Googleは最近、正当に築き上げてきた誇りを抱きつつ、次のような 発表をしました 。 Googleは、先日開催された2015 Open Network Summitで、5世代の社内ネットワーク テクノロジーの詳細を初めて公開しました。初の社内データセンターネットワークである10年前のFirehoseから最新世代のJupiterネットワークに至るまで、Googleは1つのデータセンターネットワークの能力を100倍以上に増強してきました。実際、現在のJupiterファブリックは二分割帯域幅で1ペタビット/秒を超えています。これだけの能力があれば、10万台のサーバがそれぞれ10Gb/秒で情報を交換でき、アメリカ国会図書館所蔵図書のスキャンしたコンテンツ全体を1/10秒未満の時間で読み込むことができるでしょう。 Googleのデータセンターネットワークは、目に見えるGoogleのほとんどの仕事を
日経NETWORKの9月号の特集1では「パケットの気持ちでプロトコル連携を理解する」というタイトルで、IP(Internet Protocol)のパケットが家庭内のLANを出て、やがてインターネット上にあるWebサーバーにまで流れていく過程を説明した。ここでは特集のこぼれ話をご紹介したい。 その昔、記者がネットワークの勉強を始めたごくごく最初の頃に「よくわからない」と思ったのが「レイヤー2のイーサネットと、レイヤー3のIPはどう連携しているのか?」ということだった。そんなとき、日経NETWORKの先輩記者は「わからない?そういうときはパケットの気持ちになって考えるんだ!」と言う。「……なんですかそれは!?」 要するに、通信の流れが理解できないときは一度、「パケットの立ち場になると、いま自分はどんな情報を持って、どこにいるんだろう。次のホップに行くために足りない情報はなんだろう」と考えてみる
うぅ...世界中の兵隊相手に卓球ベラ1本でポンするのにも限界がっ! サイバー攻撃と言っても一般の我々は裏で何が起こってるのか全く見えないもの(サイトがアクセスしづらくなるぐらいで)ですけど、これは去る4月23日、VideoLANダウンロード専用サーバーをゴゴゴゴッと襲ったDDoS攻撃を視覚化したモノ。 VideoLANというのは、多言語&クロスプラットフォーム対応のメディアプレーヤー「VLC」を世に出したフランスの名門校出の精鋭チーム。 視覚化では「Logstalgia」というツールを使ってます。 ボールはリクエストで、送信元のホスト名が同じものは同じ色になってます。ラケットはサーバーで、飛んでくるボールを1球1球必死でバコバコ打ち返します。ミスった球、これが404エラー。 見ておわかりのように、DDoS攻撃がある1点に集中しまくってて、サーバー側は溺れないように頭ひとつ出しておくのが精一
先週金曜日にエンジニアサポートCROSS2013に行ってきた。目当ては @Jxck_ さんホストによる次世代Webセッション。セッション自体は前後半に分かれていて 前半はプロトコル編。SPDY (wikipedia) や HTTP/2.0 の動向やその課題点など 後半はアーキテクチャ編。プロトコルが変わった上で、その上で動くソフトウェアのアーキテクチャが云々 という内容でした。前半がより技術寄り、後半はテーマ的にもより広範の話題を扱うという感じでどちらも面白かった。 CROSS 2013レポート(2) - mad-pの日記 こちらに細かいログがあります。 話の前提になる SPDY や HTTP/2.0 周りの昨今については 【HTTP 2.0の最新動向】 第1回:HTTP/2.0の策定、ついに始まる - INTERNET Watch Watch 【HTTP 2.0の最新動向】 第2回:HT
本日,PFI セミナーにて「大規模ネットワークの性質と先端グラフアルゴリズム」というタイトルで発表をさせてもらいました.スライドは以下になります. 大規模ネットワークの性質と先端グラフアルゴリズム View more presentations from iwiwi Ustream の録画もあります. http://www.ustream.tv/recorded/27531606 内容としては,以下のようになっています. 現実世界のネットワークの特徴量と性質 次数分布 平均距離 クラスター係数 その他の特徴量 木っぽさ それらの性質を活用したグラフアルゴリズム セオリー方面 近接中心性の近似 コンパクトルーティング 支配集合問題の近似 プラクティカル方面 最短路 密部分グラフ列挙 可視化 タイトルは 1 年前にやった PFI セミナーと似ていますが,内容はあまりかぶっていません.今回は,グ
Trema is a full-stack, easy-to-use framework for developing OpenFlow controllers in Ruby and C. “ I poked through Trema recently. It looks like a *great* project. Very clean. ” -Martin Casado, Nicira CTO Install Installation is very easy. Run gem install trema and straight away you have a working Trema installation. $ gem install trema If you prefer manual installation, download .tgz or .zip from
その2はこちら Windows 7、買ってきました。 Windows 7 Whopper Editionです。 どどーん。(対比参考:アンディさん) 幅、高さ、重さ、全てがAndy級。ていうか重さはAndy以上。 いやこれ、見る分には楽しいけど、食べる人はアレですよ。 Windows7にもバーキンにもネガティブイメージが植え付けられますよ。 なんで1500円払って罰ゲームやってるんだろう… …それはさておき。 先日、メインPCにWindows7の64bit版を入れました。 …って前回のエントリでも言いましたね。 メインPCへの導入ということでKIAIを入れて取り組んでみます。 何故かデュアルブートしない主義の自分はメインPCのOS入れ替えは命懸けナノデス。 つーてもこのエントリはインストール実況レポートではなく、単に自分用のメモなんで参考にしないで下さい。 …いや参考にするのはOKですけど
本稿は「レッツ! Windows 7」と題して、Windows 7の便利な機能を中心に、初心者が判断に悩む設定や、気付きにくい場所に設けられた設定を解説していきます。Windows 7から初めてコンピュータに触る方はもちろん、Windows XP/Vistaからアップグレードした方も是非ご覧ください。今回はトラブルシューティングのいくつかをお送りします。また、読者からの質問をお待ちしておりますので、本稿末尾にあるリンクから投稿をお願い致します。 レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(1) レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(2) レッツ! Windows 7 - デスクトップ編(3) レッツ! Windows 7 - 電源管理編(1) レッツ! Windows 7 - 電源管理編(2) レッツ! Windows 7 - 電源管理編(3) レッツ! Wi
先日、日本経済新聞社は、2010年3月23日に「日本経済新聞 電子版」を創刊することを発表しました。大手新聞が記事すべてをデジタル化すること、また有料での提供であることなど、ネット上でも発表と同時に大きな反響がありました。しかしやはり本当に気になるのは、「その対価を払いたくなる価値が、日経の電子版にはあるか!? どんな新しいことが待っているのか!?」ということ。なので、実際に日経電子版を使ってみた感想などを皆様にお伝えすべく、はてな代表取締役の近藤淳也が日本経済新聞社に話を聞きに行ってきました。 ▽ 日経電子版 広報部|日本経済新聞のWeb刊です。 ■日経、愛読しています そもそも近藤は、紙の方の新聞を読んでいるのかを事前にちょっと聞いてみました。「日経は10年以上は購読しています。最初は『会社やるなら日経くらいは読んでおかないと』というミーハーな気持ちで購読しはじめましたけど(笑)、今は
2008-12-20 近況 WEB+DB PRESS Vol.48 に記事を書かせてもらいました. デバッグをねたに, という話だったのだけれど, デバッグのような辛い記憶はすぐに忘れてしまうので無理です...とごねて その手前, エラー処理の話を書いてみました. 他の方はちゃんとデバッグの話を書いていてえらい... おまえはいつから Web とか DB をやるようになったんだという指摘は甘受いたします. なぜ RPC はいまいちか (今更編) WEB+DB Press には REST の連載があり, 今号は RPC の話だった. その記事を読んでいるうちに, 以前書いた 少し関係のある話 が途中だったのを思いだした. 元の記事は REST vs. RPC の議論だったけれど, REST はさておき RPC はどんな場合にいまいちか, すこし書いてみたい. 多くの RPC は, だいたい次
IT技術を中心に、暮らしに役立つ情報からクラシック音楽の解説まで気軽に情報発信しています。 WEBサイトはhttp://toremoro21.world.coocan.jp/ Twitterは@toremoro21です。 P2Pシステムについては各アプリケーションが最適に動くように実装されており、インターフェースやAPIが共通化、標準化されていないのが現状だ。 ただし構造化オーバーレイのAPIについては抽象化の検討を行った著名な論文がある。 Towards a Common API for Structured Peer-to-Peer Overlays 構造化オーバレイを研究する人には避けては通れない論文で、各種構造化オーバーレイをどのようなAPIで規定すると動作できるかを検討している。Overlay Weaverの設計に大きな影響を与えている。 ネットワークインターフェースというと、共
皆様お久しぶりです。前回の記事からまたもや日が空いてしまいました。 2008年6月11日~13日の間,千葉市・幕張メッセにて「Interop Tokyo 2008」という日本最大級のネットワーク関連の展示会が開催されていました。ちょうど私の会社も,「SPEED Call」(自動音声通知機能付き監視ASPサービス)という新しいサービスの立ち上げをお手伝いした関係で出展していました。あまりにも時間がなかったために会場内をゆっくり見渡すことができませんでしたが,昨年と比較して会場が多少小さくなったものの,来場者数は昨年とほぼ変わらなかったため,何とも密度の濃い展示会となりました。 私の会社のブースにもたくさんご訪問頂きました。ありがとうございます。SPEED Call が気になる方はホームページを見てくださいね。 IPv4アドレス枯渇の対策はどうする? この連載でも何度かIPv4アドレスの枯渇問
DummyNet in VMWare Introduction If your work or hobby involves network software development, chances are you've needed - or would have needed - to simulate real-life conditions in your lab. It really helps to see how your software will function over a less-than-reliable link such as dial-up or satellite without the hassle of actually using one. There are commercial tools that get the job done (Shu
分散ファイルシステムとHDDのあいだに ファイルシステムやRDBMSは、なんらかの形でロック機構を持っている。ロック機構がなくてはデータの一貫性が保てない。 分散環境ではロック機構が性能の鍵になる。ノードの数を増やせば記憶容量が増える(スケールアウトする)のは自明だが、ロック機構はそうではない。 また、各ノードに備わるキャッシュ(ローカルキャッシュ)も問題になる。無効になったローカルキャッシュを適切に無効化しなければならない。 これらの要求は、ファイルシステムやRDBMSなどの永続化システムに共通している。また、分散環境では、素朴な方法(環境全体が一定数の同期オブジェクトを共有するなど)ではこれらの要求を効率よく満たすことはできない。 というわけで私は、分散ファイルシステムや分散RDBMSとHDDのあいだに、もう一つのレイヤを設けることを考えた。このレイヤのことを仮に「分散永続化システム」
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