ソニーは6日、米ヘッジファンド「サードポイント」から提案されていた映画・音楽事業の株式上場について「ソニーの戦略とは相いれない」と拒否する方針を発表した。 同日朝に取締役会議を開き、全会一致で拒否方針を決めた。サードポイントが求めている、映画・音楽事業の株式15~20%を上場する案に対して「少数株主への配慮など、従来必要でなかった負担を経営に課すことになり、ソニーのコントロールと戦略の柔軟性を制限する」と説明している。 サードポイントは、ソニーの株式を約7%保有していると主張しており、今後の反応が注目される。