来月からの新年度の年金支給額が2年連続で引き下げられることについて、自民・公明両党の幹事長らは新型コロナの影響が長期化する中で年金受給者への支援が必要だとして新たな給付金を検討するよう岸田総理大臣に申し入れました。 岸田総理大臣は「しっかり対応したい」と応じました。 年金の支給額は物価と賃金の変動に応じて毎年改定されていて、来月からの新年度の公的年金の支給額は今より0.4%引き下げられることが決まっています。 これについて自民党の茂木幹事長と公明党の石井幹事長、それに両党の政務調査会長は15日午後、総理大臣官邸で岸田総理大臣と会談し、年金受給者を支援するための要望書を手渡しました。 要望書では政府の賃上げ政策で現役世代は所得が増える効果が期待できる一方、年金受給者には恩恵が及びにくいとして、今年度予算の予備費を活用して年金支給額の減少分を補う程度の新たな給付金を検討するよう求めています。
Published 2022/03/09 17:25 (JST) Updated 2022/03/09 17:41 (JST) 大阪市などは9日、病気などで家族の世話を担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の実態を把握するために実施した調査結果の速報値を発表した。市立中学1~3年生約5万2千人を対象とし、9.2%がヤングケアラーに該当した。5.7%(約17人に1人)だった国の全国調査に比べ、割合が高い傾向がうかがえる。 市によると、「ケアが必要な家族がいる」かつ「自分がケアを担っている」と回答した生徒を「ヤングケアラー」とみなした。 ケアが「1カ月に数日」「1時間未満」など負担があまり大きくないと考えられるケースも多かった。週1日以上ケアしているケースに限ると、6.3%だった。
日本維新の会が「日本大改革プラン」の中で導入を謳うベーシックインカム案。基礎年金や児童手当、生活保護を廃止し月6万円の支給を検討しているとのことですが、果たしてこの金額で暮らしは成り立つのでしょうか。今回、元経済誌『プレジデント』編集長で国会議員秘書の経験もあるITOMOS研究所所長の小倉健一さんは、維新案の問題点や疑問点を指摘するとともに、一月を6万円で生活できるかを具体的に検討。その結果は予想を上回る厳しいものでした。 プロフィール:小倉健一(おぐら・けんいち) ITOMOS研究所所長。1979年生まれ。京都大学経済学部卒業。国会議員秘書を経てプレジデント社へ入社、プレジデント編集部配属。経済誌としては当時最年少でプレジデント編集長就任(2020年1月)。2021年7月に独立。現在に至る。 維新のベーシックインカム支給額「月6万」で人は生きていけるのか 月7万円を支給する代わりに年金も
藤田 炊き出しなどの現場では、以前は中高年の男性が中心だったのに対し、コロナ禍では若者や女性、外国人など、年齢や性別、国籍を問わないようになったと感じます。身なりもいわゆる路上生活者には見えない人も増えました。つまり、それまでかろうじて仕事も住まいも持っていた人々が、いきなり明日食べるものにも困るという状態にまで突き落とされているということです。何日も街を放浪し、SOSを受けて駆け付けたときには、「まさか自分がホームレスになるなんて……」とショックを受けている人も少なくありません。 同行取材では、20代、30代の若者に出会う機会も多いです。生活保護を利用する条件として劣悪な無料低額宿泊所(無低)に放り込まれ、「収容所のようなところに入れられているので助けてほしい」とSOSを発信してきた20代の男性のもとに駆けつけたり、ワンルームマンションの1部屋に8人が詰め込まれた“脱法ドミトリー”で暮ら
「生活保護の申請は国民の権利です。ためらわずにご相談ください」──厚生労働省は8月13日、公式Twitterアカウントでこんな呼び掛けを投稿した。「(生活保護に対する)社会的な注目度が高まっていると判断し、投稿した」という。 生活保護の必要性を巡っては7日、メンタリストのDaiGoさんが自身のYouTubeチャンネルでの生配信中に「生活保護の人たちを食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」「ホームレスの命はどうでもいい」などと発言。 この切り抜き動画が広まり、Twitterでは「差別発言ではないか」といった批判の声が続出。12日夜ごろに「DaiGo」「生活保護」が日本のトレンドに入るなど議論を呼んだ。DaiGoさんは13日、これらの批判に対し、自身のTwitterで「そんなに助けてあげたいほど大事なら、口出すよりも金出してあげたらいいんじゃない?」などと反論した。 関連記事 SNSでプ
その1枚の写真に、私たちは衝撃を受けた。 去年11月、都内のバス停で路上生活者の60代の女性が男に突然殴られ、死亡した事件。 カメラに向かって微笑みかける写真の女性が、亡くなったその人だった。 撮影されたのは1970年代。 当時は劇団に所属し、希望に満ちた日々を過ごしていたという。 しかし、亡くなった時の所持金は、わずか8円だった。 彼女にいったい何があったのか。バス停にたどり着くまでの人生を追った。 (社会部記者 徳田隼一・岡崎瑶) 「女性が路上で倒れているのが見つかった」 去年11月16日の午前11時ごろ。先輩記者から連絡を受けた私(徳田)は、急いで東京・渋谷区の現場へ向かった。 京王線の笹塚駅から北東に400メートル余り離れた、幹線道路沿いのバス停。 周囲にはマンションや店舗などが建ち並んでいる。 ここで、早朝に60代くらいの女性が倒れていたという。 女性は搬送先の病院で亡くなってい
孤独死の現場をミニチュアで再現する小島美羽さんは「ひとごとではない現実だと認識して、何ができるのか考えてほしい」と話す=東京都板橋区で2021年4月6日午後4時31分、生野由佳撮影 1人暮らしで誰にもみとられずに息を引き取る「孤独死」の現場を、ミニチュアで再現し続けている遺品整理人がいる。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、人間関係は急速に希薄化。その深刻ぶりに慌てた政府は2月、内閣官房に「孤独・孤立対策担当室」を設けた。そんな今だからこそ、社会からの孤立を強いられて亡くなった人たちの最期を見つめ、教訓を学び取りたい。小さな模型を通し、受け取ることができるメッセージとは何か。【生野由佳/デジタル報道センター】 「時が止まった現場」、すでに9作品 小島美羽さん(28)が勤める「遺品整理クリーンサービス」(東京都板橋区)は、孤独死が起きた部屋の特殊清掃や遺品整理、ごみで埋まった家屋の清掃
国の障害年金を受け取っている人のうち、生活保護を受給している人の割合(保護率)が全人口に比べ4.6倍に上ることが、厚生労働省の障害年金受給者実態調査で分かった。調査は2019年に実施され、全人口の保護率(18年度)は1.66%だったが、障害年金受給者では7.6%だった。 14年の前回調査に比べると、全人口の保護率は微減したが、障害年金受給者では2割近く上昇した。年金だけでは生活できず、所得保障として不十分な実態が浮かんだ。 障害年金には「基礎」と「厚生」の2種類があり、支給額は基礎1級で月約8万1千円、2級で月約6万5千円。
2021年4月9日より法人化しました。コロナ情勢もあり、より情報発信を強めていきたいと思います。リンク先の変更などよろしくお願いします。 新ホームページ→ https://hanhinkonnetwork.org/
反貧困ネットワーク(はんひんこんネットワーク)は、現在の日本社会において拡大する貧困問題を解決するために活動する団体や個人を結び付ける社会的ネットワーク団体である。2007年10月発足。シンボルマークは黒いお化けの姿をした「ヒンキー」。設立してから任意団体として活動していたが、2021年8月に一般社団法人となった。 「反貧困ネットワークは人間らしい生活と労働の保障を実現し、貧困問題を社会的・政治的に解決することを目的として」(原文ママ)貧困問題に取り組む市民団体や労働組合、政治家、学者、法律家など多様な背景を持つ団体や個人が集まって貧困問題に幅広く取り組むため設立されたネットワークである。これまでも個別に貧困問題の解決を目指し活動する団体はいくつも存在したが、分野や社会的な立場の壁を乗り越えて円滑に活動を行いにくかった。反貧困ネットワークとはそれらの団体・個人が相互に連携し協力し合い貧困と
菅義偉首相は27日午前の参院予算委員会で、定額給付金の給付について「予定はない」と改めて述べた。写真は、2021年1月22日に首相官邸の会議に出席した菅首相。(2021年 ロイター/Kazuhiro Nogi/Pool via REUTERS) [東京 27日 ロイター] - 菅義偉首相は27日午前の参院予算委員会で、定額給付金の給付について「予定はない」と改めて述べた。政府のセーフティーネットとして「最終的に生活保護がある」とも語った。石橋通宏委員(立憲民主・社民)に対する答弁。 石橋委員は「収入を失い路頭に迷う人々、命を失った多数の人々に政府の政策は届いているのか」と質問。菅首相は「雇用を守り、暮らしをしっかり支えていく。できる限り対応したい」と答えつつ、政府の政策が届いているか、との質問には「いろいろな見方がある。政府には最終的に生活保護があり、セーフティーネットを作っていくのが大事
12.12.02┃池田幸代の「理念」を更新しました。 12.11.22┃社民党は22日の常任幹事会で、長野5区の予定候補者として、池田幸代の公認を決定しました。 かつての社会党、現在の社会民主党の党名の「社会」の原点にある思想は、「喜びも痛みも共に分かち合い、お互いに支え合う」ことだと思います。【→池田幸代の詳しい政策はこちらをご覧ください】 ■時給1,000円の最低賃金制度へ。 パート・派遣労働に均等待遇を実現。新たな雇用の場を確保。 ■暮らせる年金、安心の医療を実現。後期高齢者医療制度は廃止を。 ■食糧自給率50%。農家に直接所得補償を。 ■地球温暖化防止、「食の安全」を確立。 ■地域の足、公共交通を再生。 ■憲法をくらしの中に。9条を守り抜く。
電源の入らない携帯電話がつながる日はあるか~渋谷・ホームレス女性殺害 「いのちの分断」が進む社会で必要なのは想像する力、共感する力、そして連想する力 奥田知志 NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師 彼女のことを考えている。当然、会ったことはない。 居場所はなく、バス停で休んでいた。そして、いきなり殴り殺された。付近の住民は「小柄でおかっぱ頭」だったという。64歳。 どんな人だったのだろう。どこで生まれ、どんな人生を歩んできたのだろう。なぜ、あの場所にいたのだろう。報道では今年の2月まで渋谷区のスーパーで働いていたという。なぜ、仕事と住まいを失ったのだろう。コロナの影響か。 何もわからない。しかし、私たちは想像することができる。できる限りの「想像力」をもって彼女のことを考える。それが残された者の「宿題」あるいは「義務」なのだ。 薄れていく意識の中で何を考えたのか 16日午前5時、東京
池田幸代(駒ヶ根市議会議員) @sachiiketomato 社会福祉士。防災士。長野一般労働組合上伊那支部書記長。社民党長野県連合副代表。学生時代から山谷・新宿で野宿の人たちのところに通ってきました。政治家は究極のソーシャルワーカーを人生のテーマに、路上から貧困と暴力と差別と分断と排除のない社会を目指すために日々格闘。社会変革と豊かな人生のために多様で多彩な人と繋がりたい。 facebook.com/sachiiketomato/ 池田幸代(駒ヶ根市議会議員) @sachiiketomato 今回の女性野宿者の撲殺事件について、周りにいる困っている人にどう声をかけたらいいかを知りたい方が多いことが分かりました。私が経験してきた範囲でお伝えしたいと思います。まず前提としては困っている人はしおらしく可愛げがあるとは限らないですし、困っている人に関わるのはそれは大変です。 池田幸代(駒ヶ根市議
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