2018年3月にオープンしたTOHOシネマズ 日比谷は、東京ミッドタウン日比谷の4・5Fに11スクリーン、東京宝塚ビル地下に2スクリーンを有する映画館。日比谷ロビーに降り立つと、大きな窓からさわやかな光が差し込んでおり、視覚的には“3密”のうちの1つである“密閉”された印象は感じない。 実際のところ、興行場法の認可のもと営業されている映画館は、定期的に空気を入れ替えるよう法律で定められている(参照:映画館の新型コロナウイルス感染予防対策、全興連の副会長が“3密”軸に説明)。すべてのTOHOシネマズでは、館内の空気が外気と入れ替わる空調システムが使用され、上映中のスクリーンの中であっても決して密閉空間ではない。 それでは、“密集”についてはどうか。ロビーを見回すと、自動券売機や売店前の足元には、ソーシャルディスタンスを取るための目印が付けられており、待合ソファやハイテーブルは撤去されている。
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