どうなればコロナは終息するのか 再感染例の続発やブラジルでの抗体陽性率低下は何を意味するのか? 忽那賢志
TM NETWORK35周年を記念してファン投票で選ばれた、“新時代・次世代”に向けたベスト盤『Gift from Fanks T』(ソニー・ミュージックダイレクト/3月18日発売)『Gift from Fanks M』(エイベックス/3月18日発売)TM NETWORKのデビュー35周年を記念して、その楽曲の中から新時代・次世代に向け、伝えたい作品をFanks(ファン)の投票で決定したベストアルバム『Gift from Fanks T』が、ソニー・ミュージックダイレクトから、そして『~M』がエイベックスから、3月18日に同時発売された。応募総数10,557、その結果に基づいて70曲をセレクト。それぞれ35曲を3枚組のCDに収録。TM NETWORKのボーカリスト・宇都宮 隆に今回のアルバムについて、そして改めてTM NETWORKというグループについて、さらにソロ活動についてインタビュー
サカナクションの山口一郎が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。リスナーから届いた質問に、タブー無しで答えました。そのなかから、「CDとサブスクで収入の差があるのですか?」に対する山口の回答を紹介します。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」7月10日(金)放送分) ◆CDとサブスクで、アーティストのみなさんは収入の差があるのですか? 再生数によって変わるのでしょうか?これは、非常に難しいお話ですね。まずCDっていうのは……例えばアルバムが3千円だとするじゃないですか。簡単に言うと、3%が著作権印税なんですよ。作詞1.5%、作曲1.5%。この3%で3千円だと、著作権印税が90円になりますよね。90円をメンバー5人だとすると、5で割るわけですよ。だから、1人頭いくらだ……? 18円とか。1人20円くらいになるんですね。それが著作権印税になるわけです。
「その発言、投稿しますか? その発言で他者の権利が侵害された場合は…」(写真:ペイレスイメージズ/アフロイメージマート) 法規制を求める議論の高まり女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が23日、亡くなった。テレビ出演上での発言に関して、木村さんを非難する中傷が激化したことが理由と言われている。こうした表現は今、「ネットいじめ」、「ネットリンチ」と呼ばれるが、これを防止する策が、法制度化という形で、国会の場で取り上げられる見通しとなった。海外の事例を参考に、SNSのサービスを提供するプラットフォーマーに一定の責任を課す方法や、誹謗中傷した人への罰則を設けるなどの法整備を検討する、とのことである。 ネット上の誹謗中傷、規制検討へ 与野党「ルール化必要」 木村花さん急死で(毎日新聞2020年5月25日) 事件と法規制の議論がセットで高まっている…(TBS系ニュース 5/25より)ネット暴力
新型コロナウイルスの感染防止で、長期間登校を禁止している学校は多い。その影響か、中学生や高校生の「妊娠相談」が例年より増えている。「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運営で知られる熊本・慈恵病院は先日、4月だけで全国から75件の相談があったと発表した。心細く不安な思いの子たちから、どんな相談が寄せられたのか。同病院の新生児相談室室長・蓮田真琴さん(42)に話を聞いた。(ノンフィクションライター・三宅玲子/Yahoo!ニュース 特集編集部) ──慈恵病院では24時間の電話相談「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」を行っています。4月の相談件数は592件、そのうち中高生からの相談が75件、13パーセントとのこと。昨年4月の58件(単月総数515件)に比べて17件増えています。どう見ますか。 私たちは「多い」と感じます。毎年6000件ほどの電話相談があるうち、中高生の割合は10パーセント
緊急事態宣言発出から1週間。休業により、ネットカフェを出ざるを得なくなった人の中には女性もいた。長期にわたり利用していた人に加え、コロナウイルスの影響で家賃が払えなくなった人、家族関係が悪化した末、逃げてきた人など、ネットカフェには通常時よりも多くの人がいたはずだ。彼女たちは今どこにいるのだろう? 支援に繋がったはずなのに「あれは本当に痛恨の極みです。彼女と一緒に役所に行くべきだった。今も気になって、携帯にかけているけれど繋がらない。何とか無事でいて欲しい」 こう話すのは安定した住まいを失った人を支援してきた一般社団法人つくろい東京ファンドのスタッフの一人だ。つくろい東京ファンドをはじめ、貧困問題に取り組む団体には、東京都に緊急事態宣言が出され、ネットカフェの休業により行き場を失った人々からの相談が殺到している。 所持金が尽き、すでに携帯電話も止められている人が多いという。最後の頼みはフリ
4月初旬。東京・渋谷の円山町のライブハウス密集地帯は、静寂に包まれていた(撮影:Yahoo!ニュース 特集編集部) 「ライブ1回で100万円」ともいうチェキ収入が消えた――。AKB48の確立した「会いに行けるアイドル」というスタイルが、新型コロナウイルスによって根底から揺らいでいる。「会いに行けなくなったアイドル」は、「コロナ時代」に生き残ることができるのか。2019~20年にメジャーデビューした新鋭アイドルグループのプロデューサー3人に聞いた。(取材・文:宗像明将/Yahoo!ニュース 特集編集部) 新型コロナ感染拡大でツアー中止、1000万円超の損失に「大型ライブハウスのレンタル料、照明、音響、舞台監督、演出の人件費、チケット代、それに100万円から200万円売れるかもしれなかったグッズなどの物販の売り上げのお金を入れたら、ツアーの損失は1000万円を超えますね」 今年2月にメジャーデ
東京都や大阪府では、新型コロナウイルス感染者のうち、軽症・無症状の感染者をホテルなどの宿泊施設に移送しています。新型コロナ患者の状態を表すときに使われる「軽症」や「重症」と言った分類。それぞれどのような状態を示すのでしょうか? 【Q&A】「緊急事態宣言」って何? 入院の必要がない「軽症」 「軽症者は入院が必要でない方のことを指します」。厚生労働省・結核感染症課の担当者は説明します。新型コロナウイルスの場合、およそ8割が軽症だとされています。 入院の必要性を判断するのは医師で、ポイントとなるのは酸素吸入器や人工呼吸器などの医療機器を使わなければならないか否かだと言います。よって、患者が咳(せ)き込んでいたり「息が苦しい」「つらい」などの自覚症状があったりしても、自分で酸素を十分に取りこめている状態であれば入院は必要なく、「軽症」と分類されます。 同担当者は言います。「通常の風邪やインフルエン
日本の休業補償は世界に例がなく、支援は世界一手厚いと述べる安倍首相(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 安倍首相「休業に対して補償を行っている国は世界に例がなく、わが国の支援は世界で最も手厚い」というウソ4月13日、安倍首相は日本の休業補償の充実ぶり、支援の手厚さが世界で一番であることを述べたそうだ。 本稿では安倍首相はウソをついているという立場で、ウソを「真実でないこと。また、そのことば。いつわり。」(広辞苑第7版)と定義して、チェックをしていくこととする。 安倍総理大臣は、自民党の役員会で、「感染拡大防止のためには人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減する必要がある。7都府県に強い自粛要請を行うことで、ほかの県への人の流れが生まれるようなことがあってはならず、繁華街の接客を伴う飲食店の利用自粛を要請したところだ。それぞれの地元でも徹底するよう、議員一人一人の協力をお願いする」と呼び
人口の減る地方から、民間企業は次々に撤退している。行政も市町村合併や財政悪化により、いつどういう形でサービスが低下するかわからない。今、小さな地区単位で、住民同士がつながり、生活をコンパクトに、かつ継続的に維持できるしくみが必要になっている。 全国でもそのしくみづくりの最先端をいくのが、高知県の梼原(ゆすはら)町だ。8割が中山間地の県下でも山奥の北部に位置する。 梼原ではこれまでにも、さまざまな新しい試みが行われてきた。自然エネルギーの導入、電柱を地中化した美しい町並み、小中一貫校の充実した教育制度など、この町独自の暮らしやすい環境や制度が充実している。隈研吾氏の設計による先進的な図書館が完成したのは2年前のことだ。ところが、同じ町内でもより山間部や、小さな集落では商店がなくなり、交通の便も悪く…と、生活は厳しい状況に置かれている。 そこで、今町がもっとも力を入れているのが、「小さな拠点」
月曜の朝だった。通勤客で混み合う都心の地下鉄に5人の男が乗り込んだ。晴れた日なのになぜか全員、傘を持っていた。電車を降りる直前、彼らは持っていた包みを床に置くと、傘の先で突き刺した。中には猛毒ガスのサリンが入っていた。こうして未曾有の無差別テロ、地下鉄サリン事件は起きた。その二日後の1995年3月22日、警察はオウム真理教への強制捜査を行った。中心となったのは800人以上の信者が暮らす山梨県旧上九一色村だった。あれから25年、かつてマスコミが「オウムの村」と呼んだ地で、教団と対峙した男性の家を訪ねると、そこには、狂暴な犯罪集団へと暴走するオウム真理教の姿を記録した千枚の写真が眠っていた。 「くやしい」 今年92歳になるその人は、絞り出すような声でそう言った。 「地下鉄サリン事件は、防げたはずの事件だった。それを防がなったのが問題なんだ…」 最後の言葉は聞き取れないほど沈んでいた。 昨年はじ
連載開始時から主人公が100日後に死ぬと明かしてツイッターで展開して話題となったマンガ「100日後に死ぬワニ」(きくちゆうきさん作)が20日に最終回を迎えましたが、その直後に、書籍化と映画化、グッズ展開が発表されました。最終回が意味深長でグッとくる内容だっただけに、「最初から仕込みがあったのか」という声が続出しています。 同作は、1日1話のペースで更新される4コママンガで、昨年12月12日からツイッターで連載を開始しました。擬人化したワニのキャラクターを平凡な若者に見立て、何気ない日常を描いています。最大の特徴は4コマの最後に「死まであと〇日」と、死のカウントダウンがされていること。連載が進むごとに残りの日が減っていきましたから、どこで最終回が来るかは誰にもわかるのが異色といえます。 もちろん、主人公が死んで終わるマンガは存在するわけですが、最終回に死ぬこと、その日付を明確に宣言してリアル
東京・新宿。歌舞伎町に最後まで残っていたキャバレー「ロータリー」が2月末、閉店した。支配人の吉田康博はキャバレー一筋62年。「沼地だった頃」から歌舞伎町を知る。戦後の復興を経て、昭和、平成、令和へと変わりゆく歓楽街。吉田はそこでどう生き抜き、何を見てきたのか。土門拳賞写真家・梁丞佑(ヤン・スンウー)が吉田と歌舞伎町の人間模様を記録した。(写真:梁丞佑/文:後藤勝/Yahoo!ニュース 特集編集部)
幸せそうな街で幸せではない人 きのう17日のお昼、東京都内のとある駅前。私は赤木昌子さん(仮名)と待ち合わせていた。森友事件で公文書の改ざんを上司に強要され、自ら命を絶った財務省近畿財務局の上席国有財産管理官、赤木俊夫さん(享年54歳)の妻だ。会うなり昌子さんはしみじみと口にした。 「ここって幸せそうな街ですね」 確かに、そこは閑静な住宅街に近く、駅前商店街は家族連れの姿が多い。夫を亡くし、子どももいない昌子さんには辛く感じられるのかもしれない。「そうですね、そういう場所ですね」と答えると彼女は続けた。 「この幸せそうな街に住んでいる佐川さんは、きっともう幸せではないんでしょうね…」 「佐川さんもかわいそう」 佐川さんとは、元財務省理財局長で元国税庁長官の佐川宣寿氏。昌子さんは夫の死を巡り、佐川氏と国を相手に裁判を起こすつもりだ。その前に、一度佐川さんの自宅を見てみたいと望んだのだ。 私た
新型コロナ感染拡大の影響による“内定取り消し”が話題になり始めた。 一般に、卒業見込みの学生に対して採用内定通知を送付した後に会社から内定を取り消すことを“内定取り消し”という。 リーマンショックや東日本大震災の時にも“内定取り消し”が問題化したことを踏まえれば、今回も同様の事態が発生することは想像に難くない。 “内定取り消し”は就活生に計り知れないほど大きなダメージを与える。就職活動に励み、ようやくつかんだ内定を失う精神的なショックを考えるだけでも相当なものだろうし、4月からの収入減を失うことが生活に与える影響も大きい。この時期では他の会社をすでに辞退しているはずだから、長期にわたる就職活動をやり直さなければならない。 新型コロナの感染拡大による経済活動への影響は今後さらに広がるとみられている。そうしたなかで、4月に入社を控える新社会人やその親たちの間には「もしも内定取り消しに遭ったらど
新型コロナウイルスで、日本国内で、感染経路のわからない感染者が多数確認され、また、初の死亡者も出たことで、昨日から事態の深刻さは一気に高まった。ザルのような「水際対策」に頼り、「37.5度以上の発熱」、「呼吸器症状」に加えて「湖北省への渡航・居住歴」を検査の条件としていたことで、多くの感染者が「水際対策」をすり抜け、日本国内で急速に感染が拡大していたことは明らかであり、日本政府の対応の拙劣さは、全く弁解の余地がない。 横浜港で停泊中のクルーズ船ダイヤモンドプリンセスでは、3000名を超える乗客乗員が船内に閉じ込められ、感染者が急増しており、下船した乗客の多数が重症となっている。乗員乗客を長期間船内に閉じ込める対応が不合理極まりないものであることが指摘され、国際的な批判が相次いでいる(【クルーズ船の日本政府対応 海外で非難の声も】)。常識的に見て、政府の対応は、「船内監禁感染拡大事件」と言っ
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