すっかり下火になったのに最近、息を吹き返したのがクールジャパン政策だ。安倍政権肝いりの機構が巨額赤字を出すなど、目を背けたい黒歴史になったと思いきや、今月にクールジャパンの新戦略が公表された。コンテンツ事業の海外展開を2033年までに4倍の20兆円にするという。壮大な目標ではあるが、どうにも反省が乏しい。政府の思惑は何なのか。本当にうまくいくのか。(森本智之、山田祐一郎)
![クールジャパン「新戦略」、また政府のバラマキが始まる? 安倍政権の「黒歴史」をまさかの高評価:東京新聞 TOKYO Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e6d99f1fdf744f7664ccdad6380da073b3806c7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.tokyo-np.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2F3%2F3%2F2%2F7%2F3327d0de6c6c8045d2d43c6558b03021_1.jpg)
立憲民主党の枝野幸男前代表は15日、同党が政権を取った場合に米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の中止を目指すと述べた。「政権交代したら必ず止まるとは言わない。努力はするが、外交交渉だからいつどうできるか責任を持ったことは言わない」と強調した。さいたま市での講演で言及した。「これが現実で、今から言わないといけない。米国に辺野古は必要なく、同意する自信を持っている」と唱えた。日米関
首都高とつながっていない「関越道」は、東京都心からどう行くかがしばしば話題になります。一般道でひたすら練馬ICを目指すか、遠回りな外環道経由か、そのどちらでもないルートを紹介します。 一般道経由? 外環道経由? そもそも「練馬」を避けて関越道へ 東京・練馬ICから群馬、新潟方面に伸びる関越道は、アプローチが悩ましい高速道路です。 一般道に接続する関越道 練馬IC。上りは特に出口渋滞が頻発(画像:PIXTA)。 その理由は、都内を起点とする高速道路にもかかわらず首都高が直接接続していないためです。都内から関越道を利用する多くの人は、一般道の目白通りで練馬IC入口を目指すか、首都高5号池袋線を美女木JCTまで走り、外環道を経由して大泉JCTから合流するルートを選択します。 しかし前者は一般道を走る時間が長く、時間がかかります。後者は「首都高-外環道-関越道」と乗り継ぐため、通行料金がかさむほか
個人情報保護委員会は11日、2023年度の企業や行政機関からの個人情報の漏洩件数が1万3279件で過去最多だったと公表した。個人情報が含まれる資料の誤送付や誤廃棄など人為的なミスが多かった。企業が扱うデータが増えるなか、再発防止を求める。23年度の年次報告が同日、閣議決定された。企業や行政機関が個情委に報告した漏洩件数は1万3279件で、前年度から70%増えた。企業による報告は1万2120件で
2023年中に特殊詐欺に悪用された携帯電話回線で、契約時の本人確認に使われた書類は運転免許証が最も多く、偽造運転免許証が386回線、偽造マイナンバーカードが1回線あった――河野太郎デジタル大臣は、6月8日付の自身のブログでこんな事実を明らかにした。 「本人確認の際は、目視ではなく、運転免許証かマイナンバーカードのICチップ読み取りが一番確実な方法だ」と述べている。 河野氏によると、23年中に特殊詐欺に悪用された携帯電話回線のうち、契約時の本人確認が把握されているものが619回線。うち、偽造された書類を使ったものは419回線と全体の68%に上った。 本人確認書類に運転免許証が使われたものは534回線あり、うち偽造免許証が使われたのは386回線。 マイナンバーカードが本人確認に使われたものは23回線、うち偽造マイナンバーカードは1回線だったという。 また、健康保険証が本人確認に使われていたのは
円安の時に「やってはいけないこと」知ってる? YouTuberヨウヘイさんが5つ解説…「現状維持は後退」 政府・日銀が4~5月で計9兆7885億円の為替介入をしたものの、1ドル=150円を超える歴史的な円安水準が続いている。物価高につながる円安から生活や資産を守るためにはどうすればいいのか―。ファイナンシャルプランナーでYouTubeチャンネル「【ヨウヘイ】元証券マンの誰でも分かるお金の話」を運営するヨウヘイさん(34)に記者が聞くと、5つのやってはいけない行動が見えてきた。(聞き手・山田晃史) ヨウヘイ 投資商品を売らない独立系ファイナンシャルプランナー。YouTubeチャンネル「【ヨウヘイ】元証券マンの誰でも分かるお金の話」で金融情報を発信。チャンネル開設から2年弱で登録者数20万人を突破。大手証券会社を経て2021年に独立。これまでに1000人以上の家計管理に対応してきた。東京都出身
閣議後記者会見で、LINEヤフーへの行政指導について「経営権視点の指導ではない」と語る松本剛明総務相=東京都千代田区の総務省で2024年5月10日午前9時17分、藤渕志保撮影 東京に駐在する外国メディア特派員らの目に、私たちの社会はどう映っているのだろうか。韓国、フランス、英国、バングラデシュ、シンガポールの個性豊かな記者たちがつづるコラム「私が思う日本」。第102回は、朝鮮日報(韓国)の成好哲(ソンホチョル)東京支局長が、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を運営するLINEヤフーの個人情報流出問題を取り上げる。総務省がLINEヤフーに、事実上の親会社である韓国IT大手のネイバーとソフトバンクとの「資本関係の見直し」を求める行政指導を3、4月に行ったことに対し、韓国でなぜ反発が広がっているのか、5年前の「反日ブーム」と比較しながら分析した。 韓国では2019年、日本商品不買である「ノージ
事故のあった踏切。90歳女性は左側の歩道部分を手前側に向かって通過中、乗っていた電動カートが動かなくなった=三宅町石見で2024年6月10日午前9時7分、皆木成実撮影 奈良県三宅町の踏切で動けなくなった電動カート(シニアカー)の90歳女性を救出したとして、県広域消防組合磯城消防署と県警本部は10日、同町の会社員、金城恵さん(46)に感謝状を贈った。踏切は救出直後に特急電車が通過しており、危機一髪の人命救助だった。 磯城消防署と天理署によると、5月15日午後6時55分ごろ、三宅町石見(いわみ)の近鉄橿原線踏切内で同町内の女性の電動カートが動かなくなった。踏切前に停車していた金城さんは車を降りて駆け寄り、女性を抱きかかえて踏切の外に出した。電動カートは特急電車に接触して大破したが、女性は左手に擦り傷を負っただけで無事。特急電車の乗客にけがはなく、約1時間後に運転を再開した。 現場は近鉄石見駅近
2024年1月29日、漫画『セクシー田中さん』(小学館)の作者である芦原妃名子さんが死去。前年10月から12月にかけて放送された連続ドラマ版「セクシー田中さん」(日本テレビ)の制作過程において、芦原さん側と制作スタッフの間でトラブルがあったことがその一因とされ、5月31日に日本テレビは「社内特別調査チーム」による調査報告書を公表。続けて6月3日に、原作の版元である小学館が「特別調査委員会」による調査報告書を公開したのだ。 報告書を読み解く3つのポイント 日本テレビ、小学館とも、それぞれ90ページ前後にもわたる報告書で、もちろん調査は合同ではなくそれぞれ独自に、弁護士を交えて行われた。そこには、テレビ、出版のみならず、エンターテインメント業界に携わる人間なら読んでおくべき教訓と提言が満載なのだが、業界の構造的な問題についてはいったん置いておいて、まずビジネス上発生した「人間関係のもつれ」とし
ボーイング787の操縦席の裏にあるパイロット用のレストルーム/Roslan Rahman/AFP/Getty Images (CNN) ワイドボディー機には、パイロットや客室乗務員が長時間のフライト中に休憩する「クルーレスト」と呼ばれる場所が複数ある。乗客はいかなる状況でも立ち入ることはできず、人目につかないよう隠されている。 位置は航空機によってさまざまだ。ボーイング787やエアバスA350などの新しい航空機では客室の上、胴体上部にある。古い航空機では貨物室内や客室内にある場合もある。 クルーレストは2種類ある。一つはパイロット用で、通常は操縦室の上にあり、2台の寝台とリクライニングシートが備えられている。もう一つは客室乗務員用で、通常は6台以上の寝台があり、機体後部の厨房(ちゅうぼう)設備の上にある。 カプセルホテルのよう クルーレストの主な構造は規制当局によって決められている。寝台の
日本人の幸せの推移 昔と比較して日本は豊かになりましたが、それに伴って私たち日本人は幸せになってきているのでしょうか。また、国際的に見て、私たちの幸せの水準は高いのでしょうか、それとも低いのでしょうか。 日本は世界第4位の経済大国であり、他国と比べても豊かな暮らしを享受できます。これに加えて、高い健康度、治安の良さ、町の清潔さ、四季によって移り変わる美しい景色、アニメ・漫画・ゲーム等の独特のカルチャーもあり、日本に住むことの利点は大きいと言えます。ただ一方で、バブル崩壊以降の長い低経済成長や少子高齢化による人口減少、増加する自然災害、なかなか解消されないジェンダー不平等などの問題も存在しています。 これらの相互関係によって私たちの幸せの水準が決定されると考えられます。 この4月、幸福度を定点調査した結果が発表されました。今回はその調査結果を中心に、私たち日本人の幸せの推移について見ていきた
小学館は6月3日、ドラマ「セクシー田中さん」問題について社内で調査した報告書を公表し、同時に「刊行物の映像化に関する3項目の指針」を発表した。映像化の際には、各段階で文書を作成しながら進めるとしている。 文書として残すことで、制作サイドとの意思疎通を確実にするのが目的。指針は以下の通り。 1)映像化許諾を検討するにあたり、作家の意思や希望を確認し、その意向を第一に尊重した文書を作成し、映像制作者側と協議、交渉する 2)映像化の検討段階から正式な許諾段階までの、映像化における各段階に適した文書(作家の要望、許諾の条件、展開内容などを記載)を作成し、作家に逐一確認をとりながら、映像制作者側と進める 3)社内における映像化への理解を深め、さらに知見を広げるために社内セミナーを適宜実施する 日本テレビで2023年に放送したドラマ「セクシー田中さん」では、原作者・芦原妃名子さんが、その意図にそぐわな
武見敬三厚生労働相は4日の記者会見で、病院や薬局の窓口で声かけする「台本」まで作って普及を進めていることについて、「強引に受け止められていたとすれば残念」と語った。「丁寧に普及に取り組む」としながらも、12月2日で現行の健康保険証を廃止する方針から「時期的な限度もある」と理解を求めた。(戎野文菜)
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 非運輸事業への投資拡大で進む 鉄道事業者の「鉄道離れ」 鉄道事業は人件費、修繕費、減価償却費など、乗客の多寡にかかわらず変動が少ない固定費の割合が多い。利用者、少なくとも通勤定期利用のこれ以上の回復は望
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