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入管に関するEoH-GSのブックマーク (176)

  • 8.10全国一斉行動のおしらせ

    8月10日(水) 10:30 東日入国管理センター集合 12:00 東京入管集合 全国の支援者と仮放免者が、8月10日、関東、東海、関西で一斉面会と在留資格を得るための再審情願提出行動を行います。関東では二手に分かれ、東日入国管理センター(牛久)で一斉面会および同センターに対して再収容者の即時仮放免、長期収容阻止と処遇改善を求めて申入れを行います。東京入管(品川)では、一斉面会と再収容阻止、仮放免者の在留資格獲得に向けての申入れを行います。多くの皆さんの一斉面会への参加を呼びかけます。 一昨年から昨年にかけ、入管行政は難民・移民なの非正規滞在外国人に対して、残酷な追い出し政策を行ってきました。オーバースティなどで入管に摘発されると、大半の非正規滞在外国人は帰国します。しかし、難民として国での迫害から逃れてきた人、日で長く滞在し家族を形成している人など、帰るに帰られない事情を抱えた人

  • スラジュさん事件で画期的な一歩! | APFS - ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY

    スラジュさんの事件に関して、画期的な一歩がありました。 弁護団の先生から以下、ご報告いただきます。 (スラジュさん事件早期起訴処分を求める要望書は、現在も募集中です。ダウンロードは→こちら←) ———————————————————— スラジュさんの裁判経過報告 2011年4月18日 弁護士 飯田健太郎 皆川涼子 2011年3月31日、東京高等裁判所が画期的な決定をしました。国に対して、スラジュさんが亡くなった経緯を記した報告書を開示せよ、と命じたのです。 スラジュさんが送還中に亡くなったのは2010年3月22日のことでした。この際、入管職員がスラジュさんの口にタオルを入れたり、さるぐつわを使用したりしたのではないか、と疑われています。これが事実だとすれば、入管職員の行為は許されるべきものではありません。そこで、スラジュさんの奥さんは国家賠償請求をする決意をしました。しかし、スラジュさんの

  • 東京入管職員による集団暴行事件

    東京入管で、職員による集団暴行事件がおこりました。被害者は、難民申請者でコロンビア人のミルトンさんです。ミルトンさんは、暴行事件の直後に品川の東京入国管理局から茨城県の東日入国管理センターに移送され、現在も収容されています。 15人ほどの職員が、まったく無抵抗でいっさい手をあげることのなかったミルトンさんに一方的に暴行をはたらいたことについては、目撃していた複数の収容者の証言もあります。 入管の収容施設では、この事件のほかにも職員による暴力事件はしばしば発生していると推測されます。しかし、入管は閉ざされた組織であり、収容所内でなにがおこっているのかを外部のわたしたちたちが知る手段は限られています。面会をつうじて収容者から情報をえるほかないのが現状です。隠蔽されている暴力事件はこの件のほかにも数知れずあるのだろうと考えざるをえません。 今回のミルトンさんへの暴行事件においては、目撃者による

    東京入管職員による集団暴行事件
  • 給食の品質改善をもとめる意見書

    この度、給の改善を願いたく、この書簡でその思いを訴えさせて頂きます。 ここは収容所であり、多くを求められないことは分かっております。しかし、私達も人間であり、ある程度、水準を超える給の品質を求めます。 毎朝に玉子(ゆで玉子)を配当されるにも関わらず、日によって昼のメインが玉子だったり、鳥肉、魚の繰り返しで、その鳥肉も、ゆでただけの味がないものだったりします。ある程度 金銭的な余裕がある人は、調味料などを購入し、なんらかの対策をとることもありますが、言ってみれば、金銭的な余裕がなければ、満足にべることも出来ないということです。 いくら収容所と言えども、給の品質は低水準すぎます。唯一、ある程度の水準に至るとすれば、週一度に配当されるカレーであり、そのためにもこの機会に、カレーのせめて週二度の配当をも検討して頂くことを求めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    給食の品質改善をもとめる意見書
  • 東日本入管の収容者による抗議文――震災時・震災後の対応をめぐって

    「仮放免者の会」では、3月11日の大震災発生時とその後に、入管が収容者にたいしてとった対応について、これまでも問題にしてきました。 被収容者を部屋に閉じこめ鍵をかける!――大地震発生時の入管の対処 Immigration Bureau of Japan locked foreign inmates in jail ―when the great earthquake occurred 東京入管での震災時における鍵かけ事件では、災害対策がずさんであるばかりか、収容者たちをたんなる管理・統制の対象としかみなさない入管の態勢が、はっきりとあらわれました。この事件については、現在も、さらなる調査と入管にたいする責任追及をつづけているところです。 さて、東京入管だけでなく、東日入管センター(茨城県牛久市)の震災時およびその後の対応も、ひどいものでした。「仮放免者の会」では、茨城の収容者たちが、法務

  • ジャパンタイムズ「絶望に包囲されたパキスタン難民−−難民家族が日本の政治的な入管政策の犠牲に?」(デイヴィッド・マクニール) - ある難民一家を支える会

    Despair engulfs Pakistani asylum seekers Refugee family victim of Japan's politicized immigration policies? By DAVID McNEILL http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110325f6.html 絶望に包囲されたパキスタン難民−−難民家族が日政治的な入管政策の犠牲に? デイヴィッド・マクニール ジャパンタイムズ(2011年3月15日) (【】内は、私たちが現時点で把握していることに基づく補足です。) 湿気とカビた木の臭いがたちこめたX市の粗末な家で、Aと家族は運命の結果を待っている。 パキスタン国籍の彼とのB、さらに5人の子どもたちは難民保護希望者として2009年8月25日に日にやってきた。だが、3月11日の地震から

    ジャパンタイムズ「絶望に包囲されたパキスタン難民−−難民家族が日本の政治的な入管政策の犠牲に?」(デイヴィッド・マクニール) - ある難民一家を支える会
  • 入管と外務省系難民事業本部に迫害を受けている難民一家へのカンパのお願い - ある難民一家を支える会

    入管職員による暴力と不当逮捕 私たちは、1月7日に東京品川入管でイスラム教徒の難民家族と出会いました。「ジャパンタイムズ」(日語・オリジナル英語)やSYI(収容者友人有志一同)のブログにもあるように、当日、入管職員は一家を侮辱し暴行をはたらきました。一家は平和的な話し合いを求めて入管を訪れ、決して暴力をふるったりはしていません。しかし、多くの入管職員は一家を取り囲み、押したり殴ったり、蹴ったりしました。さらに、一家の女性(お母さんと娘)も男性職員に触られ、押されました。その中で、職員はお母さんのブルカ(イスラム教のベール)を剥ぎ、顔を曝すという暴挙にも出ました。職員たちはお父さんのターバンも取り落とし、踏みつけました。このようなことがあっても、一家は暴力で反撃することはなく、言葉で抗議を行いました。 ところが、入管職員は「公務執行妨害」でお父さんを逮捕しました。これがまったくのデタラメで

    入管と外務省系難民事業本部に迫害を受けている難民一家へのカンパのお願い - ある難民一家を支える会
  • 被収容者を部屋に閉じこめ鍵をかける!――大地震発生時の入管の対処

    →ひらがな・カタカナ →in English わたしたちは3月11日(金曜)の東日大震災での被収容者の状況を調べるため、3月14日(月曜)、東京入管(品川)と東日入管センター(茨城・牛久)に行きました。 東京入管では、朝から夕方まで、再入国許可の手続きにきたひとたちの長蛇の列が建物の外の歩道にまであふれていました。地震と原発事故の危険からのがれるために出国しようとする、在留資格のある外国人たちの列です。 いっぽうで、入管には難民認定の申請者やオーバーステイの人たちなど、在留資格のないひとたちが収容されています。被収容者たちとの面会をとおして、地震発生時に東京入管、東日入管センターとも、被収容者の安全と人権を考えているとはとうてい思えない、きわめて問題のある対処をしていたことがわかりまし た。 茨城県の東日入管センターでは、11日15時まえの地震のショックで3人の被収容者がたおれたそ

    EoH-GS
    EoH-GS 2011/03/16
    世界中が「Pray for Japan」と言ってくれているその時に、日本では外国人を余震が発生しているなか部屋に閉じこめていた。ニッポン ヨイクニ キヨイクニ セカイニヒトツノカミノクニ
  • 日本の入国管理体制を 批判する。 - hituziのブログじゃがー

    の入国管理体制のなかで、収容されたり、強制送還されたり、労働や健康に関する権利を うばわれている ひとたちが いる。密入国した ひと、偽造パスポートで入国した ひと、資格外 労働をしてきた ひと、オーバーステイをした ひとたちだ。そのなかには出身国で迫害されていたため 国外に のがれてきた ひとたちが いる。難民と よばれる。 ほとんどの ひとが出身国では生活が たいへんだった。それは共通している。それなら、「入管に抑圧されている ひとたち」の うち、難民だけに焦点をあてることは あまり適切ではないと おもう。難民には難民の背景があり、移住労働者には移住労働者の背景がある。その ちがいは きちんと ふまえる必要がある。それぞれに支援団体が必要で、現に役割分担している。 けれども、日の入管体制に興味を もちはじめたときに、難民の人権だけに注目しようとする場合が あるように感じる。その点

    日本の入国管理体制を 批判する。 - hituziのブログじゃがー
  • 金曜アンテナ(詳細)|バックナンバー|週刊金曜日公式サイト

    自由と人権を求める「仮放免者の会」 デモで東京入管を包囲(2011/3/4) 日で暮らしながら正規の滞在資格を与えられない外国人で結成される「仮放免者の会」によるデモが二月二五日、東京都・港区にある東京入国管理局(以下、入管)に向かって行なわれた。日人支援者を合わせて一〇〇人近くの人々が、品川駅前の公園から商店街を通り、入管の建物を包囲するように一周した。  仮放免者の会のメンバーは、就労を禁じられ、健康保険にも加入できず、他府県に移動することさえ入管の許可なしには叶わない。また一~三カ月に一度、「仮放免手続き」という名目で入管に呼び出され、その際、入管の収容所に強制収容されることもある。一度収容されれば、いつ外に出られるのか分からないまま、不衛生な部屋に閉じ込められる。そうした自由も人権もない扱いに自殺を試み る者も後を絶たない。また半年、一年後に解放されたとしても、すでに元の精神状

  • 2.25仮放免者の会デモ - 編む夢日記

    品川駅入管行きバス停からスタートだ!入管の人権侵害をみんなで訴えるぞお! 高みで笑っている入管職員。 収容者達が手を振ってるよ。 みんなも収容者に向けて声続くかぎり激励。 「がんばれー!がんばれー!」 湾岸署の警察はいつもながら最悪。無言でリュック引っ張られた。 気持ち悪かったよー!警官やめろ。 ゴール。これから入管へ申し入れに行きます。 後日詳しく書きます。話し合いをした6階仮放免部署責任者の田中さんは 当に酷い人でした。 おまけ http://mkimpo.blog.shinobi.jp/Entry/1153/

    2.25仮放免者の会デモ - 編む夢日記
  • スラジュさん事件の真相解明を求めるパレードを行います | APFS - ASIAN PEPOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY

    日時 : 2011年3月6日(日) 12:00~14:00 (解散時間は予定)  集合場所: 神宮通公園(渋谷駅東口徒歩10分 宮下公園隣) 2010年3月、ガーナ国籍男性ABUBAKAR AWUDU SURAJ (アブバカール アウドゥ スラジュ)さんが死亡しました。 スラジュさんは在留期間を超過して日に滞在していたため、日から出て行くように入国管理局から言われていました。しかし、スラジュさんには日人のがおり、住みなれた日で奥さんと暮らしていけるように、裁判や入国管理局でお願いをしている途中でした。そんな中、入国管理局は奥さんにも内緒でガーナへの送還を実行し、その中で、スラジュさんは死亡しました。 どのようにスラジュさんが死亡したのか、正式な発表はありませんが、法務省との話し合いなどから分かったのはこのような状況です。スラジュさんは入国管理局の職員に無理やりに飛行機に乗せら

  • 東京入管に不当逮捕された難民と家族への救援カンパをお願いします! | SYI (収容者友人有志一同: Immigration Detainee's Friends) Blog

    Posted on: 2011年 01月 14日 IN ENGLISH わたしたちは、SYI(収容者友人有志一同)が毎月主催している、東京入国管理局(品川)による人権侵害への抗議と被収容者を激励するアクションの参加者です(SYIメンバーではない参加者もふくまれています)。1月7日(金)、定例のアクションで東京入管をおとずれたわたしたちは、あるパキスタン人難民の一家(ご両親と子どもたち)とであいました。 一家は、入管と警察による深刻な人権侵害を受けており、緊急の支援を必要としております。みなさまには、この事件に関心をむけていただくことと、カンパのお願いをしたく、この一文を配布しております。 一家のお父さんは、1月7日に東京入管の職員によって不当に現行犯逮捕され、東京湾岸警察署に連行されたあと、いま現在(2011年1月14日)も勾留されています。 逮捕容疑は入管職員にたいする「公務執行妨害」と

    東京入管に不当逮捕された難民と家族への救援カンパをお願いします! | SYI (収容者友人有志一同: Immigration Detainee's Friends) Blog
  • 入管事件 - 編む夢日記

    7日、東京入管に行ったら、とんでもない事件に出くわした。 難民の家族が入管職員と1階で何やらもめている。 職員には怒りをあらわにしていた難民のお父さんは、私たちが話しかけると、落ち着いた様子で事情を説明してくれた。 今は詳しい事は書けないが、今日はヴィザの催促に来たが、まともにとりあってくれず、たらい回しにされるありさまで、あまりの誠意のない対応に腹を立てていたのだ。 いい加減な扱いをして、警察まで呼ぶなんて入管は酷すぎる。 とうとう気持ちが追いつめられた家族は、入管の前の道路に飛び出し、自殺未遂を図った。お子さん達はもう少しでバスにひかれるところだったが、私達でなんとか説得した。 しかし入管職員は、自分達に原因があるにも関わらず、家族の命がけの行為を止めようともせず、ただ、ボーっとあほヅラ並べて立ってるだけ。まったく何考えてんだよ。 私達で職員と家族の仲介に立ち、ちゃんと話し合いをするよ

  • SYI第11回行動 ことしさいごの東京入管・収容者への激励行動 報告 | SYI (収容者友人有志一同: Immigration Detainee's Friends) Blog

    Posted on: 2010年 12月 30日 12月30日に、ことし最後の激励行動をおこないました。 12がつ 30にちに、ことし さいごの げきれい こうどうを おこないました。 品川の東京入管は、12/29から1/3まで受付業務をおやすみしてます。なので、この年末・年始6日間は、家族やともだちが面会したくても、会うことができません。 しながわの とうきょう にゅうかんは、12/29から 1/3まで うけつけ ぎょうむを おやすみ してます。なので、この ねんまつ・ねんしの 6にちは、かぞくや ともだちが めんかい したくても、あう ことが できません。 13時40分ごろから、ひとけのない 収容所のまえで、中に収容されている人たちと、職員たちにむけて、ハンドマイクでメッセージを送りました。 収容は不当であること。 わたしたちをふくめ、「外」から注目しているひとがいること。 スラジュさ

    SYI第11回行動 ことしさいごの東京入管・収容者への激励行動 報告 | SYI (収容者友人有志一同: Immigration Detainee's Friends) Blog
    EoH-GS
    EoH-GS 2011/01/01
    おおー
  • 「仮放免者の会」結成大会のお知らせ

    入管は「仮放免者」として生活している外国人の繰り返しの収容をやめることを強く要求する。 「仮放免者」が独立して生活するために仕事をすることを許すことを要求する。 「仮放免者」が、いかなる苦痛も困難もなく日で生活するために、必要な規則を作ることを要求する。 「仮放免者」に、在留資格を与えることを要求する。 収容中・収容後の心身の被害への謝罪と賠償を要求する。 以上の5点を優先的な目的として、外国人団体を結成することを決めました。 この運動の支援者は、BONDグループ、SYI、牛久入管収容所問題を考える会、大学生グループです。これらのすべての団体は、外国人がこれ以上の苦痛 がなく、日でより良い生活をすることができるよう、全力で支援してくれるでしょう。 我々「仮放免者」の人権を守るために、この大会に参加されることを心から呼びかけます。 日時:2010年10月31日(日)14:00〜17

    EoH-GS
    EoH-GS 2010/10/31
    今日じゃん!Σ(゚Д゚;
  • スラジュさん事件その後

    スラジュさんの送還中死亡事件から早いもので7ヶ月が経ちました。 現在の状況を簡単にご報告いたします。 現在、警察が未だに捜査中で、送致されていない状況は変わっていません。遺族であるスラジュさんの奥さまは国家賠償請求訴訟を起こす準備を弁護団と共に行っています。具体的には入管が今回の送還時に撮っていたはずのビデオ等の保全(改ざんなどされないように)の申立を行っています。 またガーナ大使館からの情報では、先月ガーナ大統領が来日した際、菅首相とこの件についてお話し、菅首相は早く捜査結果を出すようにしますと言ったとのことです。この来日の際に奥さまも直接会って大統領に気持ちを伝えたかったのですが、機会が作れませんでした。そのため、奥さまは大統領に手紙を書き、大使館経由でこの手紙を大統領に読んでもらう予定です。 スラジュさんの事件は日のメディアでは残念ながらそれほど取り上げられていないのが現状です。

  • RAFIQ 8/10西日本入管一斉面会

    (在日難民との共生ネットワーク) http://rafiq.jp/ mailto: rafiqtomodati@yahoo.co.jp 〒569-0078 高槻市大手町6-24 FAX: 072-684-0231 2010年8月10日 at 西日入管センター〜阪急茨木市駅前〜茨木市民会館 申し入れ  呼びかけ (参考) 退去強制令書により収容する者の仮放免に関する検証等について (10/7/30 入管局) 2/23西日入管一斉面会 今回の一斉面会には約30名が参加し、RAFIQからの呼び掛けで遠く鳥取、名古屋、北海道からの参加がありました。RAFIQからは2名が参加しましたが、申し入れと阪急茨木市駅前の情宣活動は時間的な都合で参加できませんでした。 RAFIQからの呼び掛けで参加された方の中には最後まで参加された方がおられました。遠いところから遅くまでありがとうござい

  • スラジュ基金経過報告

  • 元入管職員の証言 

    内部告発に至るまで Aさん母校の担任 「先生、たまらんよ。かなり、つらいよ。」という電話があったのは、1993年5月頃であった。電話の主・A君は、私が担任であったクラスの卒業生である。「仕事を辞めたい」などと弱音を吐くのは、彼らしくない。それだけに、精神的にも肉体的にも追いつめられていたのであろう。「寮の電話なので………」ということで、あまり詳しい話は聞けなかったが、職場の尋常ではない雰囲気が窺われた。A君は、その年の 7月に入国警備官の職を辞した。 その後しばらく、A君からの連絡はなく、落ち着きを取り戻したのだろうと思っていた。(後で聞いたところでは、アルバイトや職探しで忙しかったらしい。) 一方、この間に、私は人権交流集会等に参加する機会を得た。そこで滞日外国人がかかえる問題、とりわけ入管には人権侵害的実態があるのではないかという報告があった。あらためて、A君のことが思い出された。彼を