6月10日、エチオピアがナイル川上流で建設する巨大ダムをめぐり、同国とエジプトとの対立が深まっている。写真はナイル川のクルーズ船。エジプトの首都カイロで6日撮影(2013年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh) [カイロ 10日 ロイター] - エチオピアがナイル川上流で建設する巨大ダムをめぐり、同国とエジプトとの対立が深まっている。エジプトのモルシ大統領は10日、この問題でエチオピアとの戦争は望んでいないとしたものの、「あらゆる選択肢の可能性がある」と言明した。 大統領は支持者を前にしたテレビ演説で、ナイル川上流の貧しい国々に開発は必要だと理解を示したが、エジプトが何千年も文明の基礎としてきたナイル川の水量が減少することは受け入れられないと、強い調子で訴えた。
エチオピアのダム建設計画によるエジプトの水危機について協議する会合に出席するエジプトのムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領(中央上)と政治家ら(2013年6月3日提供)。(c)AFP/HO/EGYPTIAN PRESIDENCY 【6月5日 AFP】エジプトのムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領の会合に出席した政治家らがテレビで生中継されているのを知らずにエチオピアのダム建設を妨害する方法について議論を交わし、騒動となっている。大統領補佐官は、政治家らにテレビ中継のことを知らせるのを忘れたと謝罪した。 「議題の重要性を考えて、直前に会合を生中継することが決まった。その変更を出席者に伝えるのを忘れた。政治指導者たちに恥ずかしい思いをさせたことを謝罪する」と、大統領政務担当補佐官のパキナム・エルシャルカウィ(Pakinam El-Sharkawi)氏はツイッ
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