2019年9月19日に韓国の法務省長官に就任したチョ・グク氏。就任するまでの検証過程に、数々の不正疑惑が話題になり、その内容は日本でも連日報じられた。韓国の検察はこれらを捜査するために、50ヵ所もの関連先を家宅捜索し、いまだに確固たる証拠は出ていないが、長官就任後も捜査は続いている。 追い詰められたチョ・グク長官だが、「検察改革を最後まで成し遂げるために」、辞任する意思はないと明らかにしている。チョ・グクがこだわる「検察改革」とは何か。本人のインタビューを通じて、その内容を読む。 【解説】韓国の検察改革とチョ・グク問題 およそ40年に及んだ軍事独裁政権が終焉を迎えた韓国では、90年代初めから不公正な司法機関の改革の必要性が求められてきた。金大中・盧武鉉政権によって、裁判所のシステムは改善されたものの、力の強い検察の改革はなかなか進まず、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこれを公約の一つとして
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