ロシアの隣国エストニアのイルベス大統領は、ウクライナ情勢を巡り、ロシア系住民を守るためだなどとしてロシアが本格的な軍事介入も辞さない姿勢を示していることについて、「ナチスドイツと同じ論理だ」として、強く非難しました。 バルト3国のひとつ、エストニアのイルベス大統領は6日、東京都内で会見しました。 この中で、イルベス大統領はウクライナ情勢について、「ナチスドイツは、ドイツ系住民がいることから1938年にチェコスロバキアを併合した。ロシアはナチスドイツと同じ論理を当てはめようとしている」と述べ、ウクライナのロシア系住民を守るためだなどとして、本格的な軍事介入も辞さない姿勢を示しているロシアを強く批判しました。 また、旧ソビエトから独立して以来の懸案だったロシアとの国境を巡り、先月国境を画定する条約をロシアとの間で調印したことについて、イルベス大統領は「小さな国のエストニアはロシアの要求を受け入