政府が自衛隊の他国軍への能力構築支援(キャパシティ・ビルディング)をフィジーに拡大し、太平洋島嶼(とうしょ)国の軍支援で米国、オーストラリアとの3カ国連携が初めて実現することが13日、分かった。島嶼国では中国が経済支援と合わせ軍事的な影響力を高め、有事で米豪連携阻止を図る。多額の支援を受けてきたフィジーは中国の軍事拠点になりかねず、日米豪の安全保障協力で巻き返しを狙う。 能力構築支援は自衛官らを派遣したり支援対象国の実務者を招いたりして他国軍の能力を向上させる。支援対象国と国際安保環境の安定化に貢献し、日本の信頼性も高める意義がある。 太平洋島嶼国は14カ国あり、自衛隊の能力構築支援の対象となる軍を保有するのはフィジーとパプアニューギニア、トンガ。自衛隊はパプアニューギニアの軍楽隊育成などを支援し、昨秋にはフィジー軍に短期研修を行ったこともあるが、新たにフィジーに対する本格的な支援に乗り出
韓国警察はフィジーに拠点作りを進める韓国の宗教団体の信者が身動きできない状況と懸念している/Phil Walter/Getty Images ソウル(CNN) 韓国警察は4日までに、同国の宗教団体「グレース・ロード教会」の数百人の信者が南太平洋の島国フィジーに渡航後、教団幹部からパスポートを奪われるなどして身動きがとれなくなっている疑いがあるとの懸念を示し、国際刑事警察機構(インターポール)に対し信者らの安全確保で支援を要請していることを明らかにした。 韓国警察は先月24日、信者らを監禁して暴行を加えたとして、同教団の指導者シンオクジュ容疑者と信者3人を逮捕した。シン容疑者と信者の1人はベトナムから空路ソウルに到着したところで逮捕、残る信者2人は教会の本部で身柄を確保された。 シン容疑者は一部の信者を意思に反してフィジーに滞在させ続けた疑いが持たれている。 同教団のウェブサイトによると、「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く