そんな中、今“渦中の人”と、その言動や挙動に注目が集まっているのが、アジアで著名なマレーシアのカリスマ野党指導者、アンワル・イブラヒム元副首相(66歳)。 捜査線上に、ザハリ機長の「自殺説(ジハード)」が同機の有力な失踪原因として浮上する中、同機長が野党支持者で、かつ熱烈なアンワル支持者であることが判明。 しかも、MH370便が消息を絶つ前日の7日夜、マレーシア上訴裁判所でアンワル元副首相に対し、同性愛行為による禁固5年(連邦裁=最高裁にすでに上告)の有罪判決が下ったことにザハリ機長が大きな落胆を覚え、判決の数時間後にクアラルンプール国際空港を離陸した同機を道づれに自決したとも憶測されている。 有罪判決および同機失踪の後、日本のメディアでは初めて単独インタビューに応じたアンワル元副首相は、機長の自殺疑惑や自身との関係、マレーシア政府の対応能力、さらには今月23日に投開票が実施される首都近郊