「新たな戦前」と言われる今、学問と大学も曲がり角に立っています。大学は人々の幸せのための学問を生み出す場であり、若者たちの希望を育む場です。その大学で軍事研究をしてはならない、これは戦後の科学者と市民の共通の願いでした。 しかし今、大学で軍事研究をさせようとする動きが強まっています。地元の大学として私たちが親しんでいる玉川大学でも防衛省の資金による研究が行われています。さらに、戦後一貫して軍事研究を拒否してきた日本学術会議への攻撃も強まっています。 学問は遠い世界のことではありません。子どもたちの教育、私たちの生活、これからの日本のあり方につながっています。そのことを法政大学前総長の田中優子さんと一緒に考えていきませんか。 講師:田中優子さん(法政大学前総長・名誉教授・江戸東京研究センター特任教授) 日時:2023年5月6日(土)18時~20時半(開場17時40分) 会場:和光大学ポプリホ