首都圏に在住する30代男性のウイグル人が産経新聞の取材に応じ、新疆ウイグル自治区で強まる人権弾圧の実態を語った。(原川貴郎) ◇ 在日ウイグル人は、子供たちにウイグル語を教えたり、日本人との交流イベントを開いたりしていて、大半の人は政治的な運動に関わってきませんでした。 しかし、今年に入ってウイグルでの悲惨な状況が次々に伝わってきたため、「われわれの民族のために何かできることはないか」と、中国政府への抗議デモに参加する人が増えています。私も参加しました。ただし、顔が知れると家族や親類に危険が及ぶと思い、マスクで顔を隠しました。家族らとは、SNSなどを通じたやりとりも控えています。外国と通信したという理由で強制収容所送りにされかねないからです。 100万~300万人が各地で強制収容されたといいます。 「再教育施設」という名の強制収容所に入った人の話が伝わってきたのは去年の春ごろでした。今年に
![「洗脳され、ウイグル語も禁止に」 在日ウイグル人が語る中国の弾圧 - 産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d24aa0089ee2f246c50ab3d8eaed9f25a6dc042a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FceoGIcIPi6ma4iQwYJNpa51km4k%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2F3WFLAO4TZ5JUPGLKL3Y4767JTA.jpg)