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ブックマーク / gnabikes.hatenablog.com (3)

  • ホルヘ・ルイス・ボルヘス『続審問』 - sekibang 1.0

    続審問 (岩波文庫)posted with amazlet at 09.09.16J.L. ボルヘス 岩波書店 売り上げランキング: 15530 Amazon.co.jp で詳細を見る ボルヘスの評論集『続審問』を読み終えました。これはむちゃくちゃに面白かったです。異端的な思想家・科学者・文学者への言及が満載で「へぇ……こんなおかしな人がいたのかぁ……」と大変ためになりました。小説と同じぐらい面白いのですが、彼の小説とこれらの評論は地続きで、書きたいことがブレていないので「小説と評論の面白さが変わらないことは当然だ」とも思います。超オススメ。 こののなかでボルヘスは、何度も時間・知識・夢といった彼の小説のテーマにもなっている事柄についても書いているのですが、それらを読んでいると「なぜ、ボルヘスはあんな迷宮的で、なんだかよくわからない小説をいっぱい書いていたのだろう……」ということを考える

    ホルヘ・ルイス・ボルヘス『続審問』 - sekibang 1.0
    Erlkonig
    Erlkonig 2009/09/26
    岩波文庫ありがとう。
  • 阿部和重『グランド・フィナーレ』 - sekibang 1.0

    グランド・フィナーレ (講談社文庫) 作者: 阿部和重出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/14メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 81回この商品を含むブログ (84件) を見る ぼんやり上手さん(id:ayakomiyamoto)の日記でずいぶん前に阿部和重が面白く紹介されていたのが、ずっと頭のなかにあったんだけれど、機会を逃し続けていてやっと読むことができました。面白かったです! この小説が面白く読めたのは、主人公視点で語られる地の文と他の登場人物が語る会話文との文体に大きな差があったからだろう、と思います。会話文はとても生き生きとしていてすごくリアリティがある文章で成り立っているのも(最近の小説を読んでいない)私には新鮮でしたし(村上春樹の会話文にはこういうリアリティはありません)、また地の文のインチキな批評文くさい、はっきり言って過剰な、修飾の用い方も面白かった

    阿部和重『グランド・フィナーレ』 - sekibang 1.0
    Erlkonig
    Erlkonig 2008/03/19
    グランド・フィナーレの読み方。評論の文化を小説に取り入れてしまった作家さんなのかなと思います。
  • 桃の70%は汗でできている。 - sekibang 1.0

    町人『来の農業は、自給自足の生活です。お金持ちにはなれなくても、のんびり暮せる。ただし、農業のすべてが自給自足になってしまうと、これまた困ることになります。』*1 良い感じのブログには、必ずと言っていいほど「嫌な後味を残していくコメントをつける人」という人がいるけれど、久しぶりに読んでいて「イラッ!イラッ!!」ときてしまったものがこちら。名前が「町人」となっているけれど、ほんと名前どおり農業のことを何もしらない馬鹿まる出しの発言である。 「農業の自給自足の生活がのんびり暮らせる」だって!一体誰がこんな現実離れした風説を流布したのか。私の地元(福島県)でそんなことを言ったら確実にトラクターで町内引き回しの刑、あるいは脱穀機の中に突っ込まれて体をズタズタにされるの刑に処されるぐらい、農業従事者の怒りを買う発言だ。 こんなにもイラッときてしまったのは、たぶん私の実家で農業をやってたっつーせいも

    桃の70%は汗でできている。 - sekibang 1.0
    Erlkonig
    Erlkonig 2007/07/26
    誰が言い出したのやら。
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