消防団員の数が過去最少を更新し、担い手不足が深刻化するなか、茨城県にある消防団が、団員の負担軽減のため、毎年、全国の消防団が参加して技術を競う大会に今後、参加しないことを決めました。専門家は「全国的にも、あまり例がないが、消防団の在り方を検討する時期にきている」と話しています。 ところが、茨城県下妻市の消防団は、大会に向けた訓練の負担が大きく、団員が確保できなくなるおそれがあるなどとして、今後、大会に参加しない決定をしたことが、関係者への取材でわかりました。 消防団員の数は年々減少が続き、去年は全国で83万人と過去最少を更新するなど、担い手不足が課題となっていて、去年、長野県内でも、2つの町が操法大会への参加を取りやめています。 消防行政に詳しい関西大学の永田尚三教授は「全国的にもあまり例がないが、消防団の在り方を検討する時期にきている。地域の実情に合わせた消防団の形を考えていくべきだ」と
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