石川と前田 白熱する得点王争い! 【FC東京3―2磐田】FC東京の石川が今季13ゴール目を決めると、すかさず磐田の前田も得点ランク単独トップの14点目のネットを揺らす。来月の日本代表入りが期待される同学年の2人が、白熱した得点王争いを繰り広げている。 緩いリズムで進んだ試合の均衡を破ったのは石川だ。後半17分、右サイドからのパスが中央の平山へ。「決めたい意識があった」と石川。ゴール前の空間に飛び出す持ち味を発揮して平山のパスを引き出し、痛めている右脚を振り抜いた。 その2分後、前田は左CKのこぼれ球を1度は相手に阻まれながら、再び右足でけり込んだ。久しぶりの日本代表の試合だったガーナ戦は無得点で「もっと判断を早くして、シュートを打てるところに入るようにしたい」と話していた。その思いを込めたような得点だった。 試合後、両者の表情は対照的だった。石川は「正直、ここまできたら(得点