7月11日のニュージーランド戦では左サイドバックで先発フル出場し、攻守にわたって活躍。2004年のアテネ五輪出場経験もあり、28歳最年長としてプレー以外の面でも関塚監督の期待は大きい。 ロンドン五輪に臨む関塚ジャパンの「オーバーエイジ(OA)枠」の人選に、肩すかしを食らった人も少なくないだろう。 A代表のレギュラーとして活躍している吉田麻也はともかく、リストに入っていたと見られる長友佑都、細貝萌は所属クラブの了解を得られなかったのか、結局のところ選出されなかった。 代わりに入ったのがA代表の常連ではない徳永悠平(もう一人は、バックアップメンバーとしてGKの林彰洋)。サイドバック、センターバック、ボランチと複数ポジションをこなせる“ポリバレント”で、ポテンシャルの高さは誰もが認める選手ではある。だがこれまでのA代表では一定の評価が得られておらず、ザックジャパンでも4月の代表候補合宿に呼ばれた