波に乗る東京のU-22日本代表候補MF橋本拳人(22)が、チームを勢いづかせる。 前節柏戦(7日)では決勝点となったPKを獲得してお膳立て。さらに11日の天皇杯J2水戸戦では、同代表の手倉森監督が視察する前でスーパーミドルシュートを決めた。9月以降に出場機会を得た絶好調男は「チームで結果を出し続ければ(同監督が)見てくれると思う」と、まずは東京での活躍を誓った。
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東京DF太田宏介(28)が、負け知らずの最終節でチャンピオンシップ(CS)出場を決める。 東京は17日、リーグ戦最後の試合となる鳥栖戦(22日)に向けて、練習を再開。勝てば年間順位3位が決まり、CS出場権とともに来季のアジアチャンピオンズリーグ出場権も獲得する。太田は「相手がどこだろうと勝って締めくくらないと。東京にきてから最終戦は負けていないんで」と不敵な笑みを浮かべた。 13年に清水から移籍して以降、最終節では3戦2勝1分けと不敗を誇る。今季は右太もも裏や腰など、日本代表との並行した戦いで体は悲鳴を上げていたが「今日からようやく、どこにもテーピングをしないでやれるようになった」と、2週間のリーグ中断の間に体は回復。「必ずCSに行けるようにしたい」と、今季すでに13アシストを演出している左足に力を込めた。 アシストランキングは1位で、DF登録の選手としてはすでに最多記録を更新している。直
J2C大阪がスイス1部バーゼルの元日本代表FW柿谷曜一朗(25)へ、今冬にも復帰要請を出すことが12日、分かった。 玉田稔社長(62)は「補強の候補に入っているのは事実。彼(柿谷)の思いとこちらの条件が合えばいい補強になるのは確か」と前向きに検討していることを明かした。すでに交渉へ向けて、代理人がスイスへ渡ったことも判明した。 昨年のW杯ブラジル大会メンバーの柿谷は、昨夏にC大阪からバーゼルへ移籍。昨季は14試合3得点、2年目の今季もここまで4試合1得点と出場機会を減らしている。柿谷はバーゼルと4年契約を結んでいるため、今冬に古巣へ復帰するとなると、設定される違約金は約1000万ユーロ(約13億5000万円)にのぼる。今後は、違約金の値引きや、期限付き移籍も視野へ入れて交渉を進めていく。
水戸は東京に力負けした。 8日のリーグ戦から先発を7人変更し試合に臨んだが、開始早々に失点のピンチを迎えるなど主導権を握られ前半14分に先制を許した。同35分には、MF白井永地(20)がミドルシュートを放つも、わずかに左に外れた。 後半9分にはFW鈴木武蔵(21)を投入。同45分、ペナルティーエリア内で左足を振り抜いたがGKに正面で抑えられた。 西ケ谷隆之監督(42)は「警戒していた選手2人にやられた。スーパーなミドルが決まり、J2では体感できない」と相手を称賛。リーグ戦は現在19位で入れ替え戦出場権の21位大分とは勝ち点5差。「この悔しさを残り2試合のリーグ戦にぶつけていきたい」と意気込んだ。
東京が7日の柏戦で今季8度目の1-0完封勝利を飾った。この最少得点での勝利をシーズン8度以上はJ1史上5チーム目(90分試合)。最多は14年鳥栖の10試合で、8試合は史上2位タイ。高い守備意識が根づくイタリア出身のフィッカデンティ監督率いるチームならではの記録か。複数得点での完封勝ちは2試合にとどまるが、堅守からの速攻で1点を奪い、その少ない得点を耐えて守り抜く戦いでクラブの年間最多勝ち点記録を塗り替えた。 もっとも、Jリーグの順位決定方式を考えると手放しでは喜べないかもしれない。1-0を年間8度以上記録した過去4チームはいずれも上位に入るもV逸。今季年間勝ち点で首位に立つ広島は1-0が1試合だけで、2得点以上での完封は9試合を数える。こうして積み重ねてきた得失点差によって第2ステージ優勝も事実上決めている。 イタリアのセリエAでは勝ち点で並ぶと同順位となる。順位付けが必要な場合は当該チー
J1経験もなく5年間、海外でプレーを続けた異色DFが来季のJ復帰を視野に動き始めた。柴村直弥(33)。中大卒業後、J2の福岡と徳島、JFL鳥取、当時地域リーグの藤枝MYFCでプレーし、11年に28歳で海外へと飛び出す。 海外は中学3年からの夢だった。イタリア・ACミランユースに1カ月の短期留学。サンシーロでのミラノダービーでボールボーイを務め、ロナウドを間近で見た。「こういう大きな舞台にいつか立ちたい」。その夢をあきらめることができなかった。地域リーグからの海外挑戦は無謀にも思える。「普通ならJ1、代表を経て欧州移籍ですよね。友人からも引退したら、と言われましたよ。でも、自分の中での成長を感じていたし、何もしないであきらめたら後悔すると思った」。 代表歴もない無名の日本人選手をどうアピールすべきか。まずは、自分の特長を知ってもらうために、過去の試合映像から「対人や空中戦の強さ、スライディン
来年のリオデジャネイロ五輪出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表候補は28日、佐賀市内で合宿4日目の練習を行った。前日の福岡大との練習試合で無得点に終わったことも踏まえ、攻撃面の戦術練習を重点的に実施。キーマンの1人、FW中島翔哉(21=東京)は「1秒以内のシュート」を身につけ、決定力を上げる考えを明かした。午後は手倉森誠監督(47)らスタッフと一部選手で、佐賀市内の病院を慰問した。 目の前のDFではなく、世界を見つめている。攻撃練習。中島はシュートエリアでパスを受けると、周囲の選手より半拍早いタイミングで、シュートを放ち続けた。それほど強い球筋でなくても、準備をしていないDFやGKの反応を許さず、ネットを揺らす。 中島は「なるべく早いタイミングで、たとえゴールから遠くても打った方がいいというのは、意識している。持ってから1秒以内」と説明した。何かにせかされるように打つのは、意識の高さ
東京のマッシモ・フィッカデンティ監督(47)が、今季限りで退任することが24日、濃厚となった。後任には元東京監督で、昨季甲府を指揮した城福浩氏(54)が最有力候補に挙がっている。 チャンピオンシップ(CS)出場権がかかる大一番で、浦和に3-4と惜敗し年間1位が消滅。25日の仙台-G大阪の結果次第で年間3位から陥落すれば残り2試合、自力でのCS進出が厳しい状況。東京が続投オファーを出す可能性は低く契約満了となる。 後任候補には城福氏のほか、今季湘南をJ1残留へ導いた曺貴裁監督(46)も浮上している。同幹部は「外国人監督が4年続いている。そういうところも含めてしっかりと考えないといけない」と話した。
元日本代表の浦和MF鈴木啓太(34)が、今季限りで16年にわたり在籍した浦和を退団し、J2横浜FCに移籍することが20日、濃厚になった。鈴木はこの日、自身のSNSで浦和退団を報告。今後について「他チームよりオファーもいただいていますが、サッカーを続けるかどうかも含め、もう少し考えたいと思っています」としているが、複数の関係者によると、既に水面下で接触し交渉が進んでいるという。交渉がまとまれば、来季から前線のFWカズ(三浦知良、48)と、中盤の鈴木の豪華ホットラインが誕生する。 鈴木は00年から浦和一筋でプレー。持ち味のスタミナを生かし献身的な守備で浦和の中盤を支えてきた。06年には当時日本代表のオシム監督が「水を運ぶ人(周囲のためにプレーする)」と高評価し、不動のメンバーとして代表に定着し、浦和でも06年のリーグ優勝に貢献した。昨季はリーグで28試合出場も、終盤に不整脈に見舞われ、今季は新
J2C大阪のパウロ・アウトゥオリ監督(59)が12日、大阪・舞洲練習場で行われた練習の指揮を執った。 1-0で勝利した10日の北九州戦後に、選手を集めて辞意を表明したと一部で伝えられたことについて、同監督は「辞めると言ったのなら今、私はここにはいない。辞めると言った可能性はゼロ。間違った情報が流れている」などと興奮気味に話した。 事情聴取も含めて、話し合いをした大熊清強化部長は「(監督は)辞めるという言葉は使っていない。私にも、社長にも、そういう(辞任の)話はしていない」と説明。さらに同強化部長は、試合内容に不満を持つ同監督が「大きな決断をしなければいけない」と選手に伝えたことが、辞意ととらえられてしまった可能性があることを強調した。 チームは現在、J1自動昇格圏の2位磐田と勝ち点4差の4位につけている。
大阪に五輪がやってくる! 日本協会最高顧問の川淵三郎氏(78)が10日、大阪・吹田市の万博記念公園に完成したG大阪の新本拠地「市立吹田サッカースタジアム」が、20年東京五輪のサッカー会場に内定したと明かした。建設募金団体の理事として、竣工(しゅんこう)式のあいさつに立ち「このスタジアムは会場に内諾されている」と100人を超える出席者の前でポロリ。ミスに気付いた川淵氏は「メディアのみなさんは書かないで下さい」とあわててフォローした。 東京五輪のサッカーは国内の複数会場で実施する予定で、大阪も立候補していた。候補は9会場だが、G大阪の新本拠地は西日本で唯一の4万人規模のサッカー専用スタジアムとして有力視されていた。「川淵流ポロリ」という、まさかの形で朗報を受けた吹田市の関係者は「バンザイ!」と大はしゃぎで、G大阪の野呂輝久社長(61)も「大阪でいろんな国際大会をしたい」と歓迎した。 新スタジア
ハリルに朗報、舞い込む! Jリーグ4クラブのセカンドチームが、来季からJ3に参入することが分かった。 複数の関係者によると、東京、G大阪、鳥栖、C大阪が水面下で準備を進めていることが判明。トップチームで出場機会の少ない若手選手が、J3の公式戦に出ることは育成面で大きな改革となる。これまで若手育成を強く提言してきた日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(62)にとっては、追い風が吹くことになった。 今回手を挙げた4クラブは有望な若手を抱えながら、出場機会を得られていない現状打破へ、赤字覚悟で参入を決断した。参入に要する年間予算は少なくとも5000万円以上とみられ、府県内の小規模スタジアムを使用するなど経費を抑えて運営していく。6日のJリーグ実行委員会で議題に挙がり、今月の理事会で承認されれば来季の参入が正式に決定。ブンデスリーガでは主流となる、多くの若手が経験を得てステップアップする土台が、Jリ
G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(35)が、ラグビー日本代表に刺激を受けた。明日26日の柏戦(ホーム)に向け、24日は万博練習場で非公開調整。ラグビーW杯を欠かさずにテレビ観戦しているという遠藤は、FB五郎丸のキックに着目。「僕も高校の時にラグビーボールを蹴って練習しました。形が違うだけで蹴る時のインパクトは一緒ですから。スポットライトを浴びにくい競技で、頑張っている。いい刺激を受けた」と話した。 母校鹿児島実は花園の常連校。高校時代は練習場が隣だったといい「命を懸けて戦うスポーツ。スコットランド戦も途中まで惜しかったですし次は勝って欲しい」とエール。同じ鹿児島実出身のDF岩下は、五郎丸がキック直前に両手を合わせるポーズを指して「ヤットさん(遠藤)がFKの時にやれば、みんな油断する」と“珍提案”した。 さらに、五郎丸と交流のある長谷川監督は「ラグビーは気持ちの部分が大きい。我々も球際が勝負。
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で4強進出したG大阪が、思わぬ難題に直面した。前日16日の全北(韓国)との準々決勝第2戦で、長谷川健太監督(49)が退席処分を受けた。広州恒大との準決勝第1戦(30日、中国)はベンチ入り禁止。Jリーグとは異なり、ACLでは無線使用を禁止していることが17日に判明。同監督が一切、ピッチに情報提供できない事態となった。 長谷川監督はこの日、控え組の練習を見守った。後半ロスタイムの決勝弾でアジア4強を決めた前夜の激闘。その余韻が残っていたのか、目を赤く腫らして「ACLは無線が使えない」と苦笑しながら明かした。 DF米倉の決勝ゴールの瞬間、興奮してピッチになだれ込んだために退席処分を受け、準決勝第1戦はベンチ入り禁止。Jリーグは09年からベンチとの無線連絡を許可した一方、アジアサッカー連盟は通信機器の使用を認めていない。試合前やハーフタイム時のロッカー室への出
先発不敗男となるか。今日22日のアウェー名古屋戦で、東京DF松田陸が3試合連続で右サイドバックで先発する。第2ステージ4位の東京は日本代表DF太田らが離脱し、DF森重が出場停止。5位名古屋との一戦に、今季先発した3試合で負けなしの24歳は「自信を持って取り組めている。得点やアシストで結果を残したい」と意気込んだ。 名古屋とは縁がある。昨年東京に入団し、デビュー戦が4月29日の名古屋戦だった。双子の弟でJ2千葉のFW松田力(りき)は名古屋から期限付き移籍中。「力がいないから思い切っていける。勝ちます」ときっぱり。昨季はリーグ全試合でベンチ入りしながら7試合の出場にとどまった。チームを4連勝に導き、ポジション奪取へアピールしたいところだ。【青木沙耶香】
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