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  • 『ONE PIECE FILM RED』「Adoの歌唱シーン多すぎ」という批判はなぜ起こるのか?

    『ONE PIECE FILM RED』公式サイトより 『ONE PIECE FILM RED』が超大ヒットを遂げている。公開2日間で157万人動員、興行収入22.5億円を突破するというオープニング記録は、あの『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』に次ぐ歴代2位の成績。劇場版『ワンピース』シリーズ初の興行収入100億円突破への期待も高まっている。 だが、作品そのものの評価はかなり割れている。8月中旬現在、ファン向けの映画が高評価になりやすいFilmarksでは3.8点と高得点だが、映画.com3.0点、Yahoo!映画では3.1点と、まさに賛否両論だ。 批判的な意見でよく見かけるのは、今回のゲストキャラクターの「ウタ」の歌声を担当するAdo(声の演技は声優の名塚佳織)の歌唱シーンが「多すぎる」ということだった。そして、個人的には、単純な楽曲数の多さ以外で、その声があがる理由もあると思うのだ。

    『ONE PIECE FILM RED』「Adoの歌唱シーン多すぎ」という批判はなぜ起こるのか?
  • 仲野太賀のキスに「性教育・法的にアウト」の声…『この恋あたためますか』のモラルに波紋

    『この恋あたためますか』公式サイトより せっかくの純愛を台無しにされた気がして、少し引いてしまった視聴者も多いのではないだろうか。そんな「性教育的にアウト」だったのが、先週放送された、森七菜主演の火曜ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)第4話のラストシーンだ。 出張帰りに、樹木(森七菜)を家までバイクで送ることになった新谷(仲野太賀)。浅羽(中村倫也)への思いに揺れる樹木を見て、密かに抱いていた樹木への思いを抑えられなくなった新谷は、アパートに入ろうとする樹木を呼び止め、突然キスをして「おやすみ」とそのまま帰ってしまうのだった。 仲野太賀演じる、新谷のこの行動。「なにがダメ?」と思う人もいるかもしれない。実際、SNS上でも「おやすみのキス最高すぎる!」「キュンキュンした」「新谷さん大勝利」という反応も。たしかに、突然のキスは「壁ドン」などと並ぶ少女漫画の王道のようなシチュエーションで

    仲野太賀のキスに「性教育・法的にアウト」の声…『この恋あたためますか』のモラルに波紋
  • 仲野太賀のキスに「性教育・法的にアウト」の声…『この恋あたためますか』のモラルに波紋

    『この恋あたためますか』公式サイトより せっかくの純愛を台無しにされた気がして、少し引いてしまった視聴者も多いのではないだろうか。そんな「性教育的にアウト」だったのが、先週放送された、森七菜主演の火曜ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)第4話のラストシーンだ。 出張帰りに、樹木(森七菜)を家までバイクで送ることになった新谷(仲野太賀)。浅羽(中村倫也)への思いに揺れる樹木を見て、密かに抱いていた樹木への思いを抑えられなくなった新谷は、アパートに入ろうとする樹木を呼び止め、突然キスをして「おやすみ」とそのまま帰ってしまうのだった。 仲野太賀演じる、新谷のこの行動。「なにがダメ?」と思う人もいるかもしれない。実際、SNS上でも「おやすみのキス最高すぎる!」「キュンキュンした」「新谷さん大勝利」という反応も。たしかに、突然のキスは「壁ドン」などと並ぶ少女漫画の王道のようなシチュエーションで

    仲野太賀のキスに「性教育・法的にアウト」の声…『この恋あたためますか』のモラルに波紋
  • 東京五輪チケットの払い戻し開始! 来年開催「瀬戸際」、官邸側の本音

    幻になるか? 東京五輪・パラリンピック組織委が先月末、11月10日からチケットの払い戻しに対応すると発表した。新型コロナウイルス感染再拡大が懸念される中で、組織委関係者も「中止」「延期」報道の火消しに躍起となっている。 チケット払い戻し詳細会見の際、高谷正哲スポークスパーソンは「中止や無観客は検討されていない」と何度も繰り返した。政府や東京都、組織委の「新型コロナウイルス対策調整会議」は11月も開かれるが、さらなるチケット払い戻しについては明言を避けている。背景について五輪関係者は「来年の五輪実現が瀬戸際に立たされている証拠」と話す。 「最終的な決定権はIOC(国際オリンピック委員会)にありますが、開催国にもある程度、意見は聞きますしコロナ禍でIOCだけが責任を負いたくないのも音。となると、最後は官邸も開催について決断が求められます。現状、官邸側は『是が非でもやりたい』のが音ですが、I

    東京五輪チケットの払い戻し開始! 来年開催「瀬戸際」、官邸側の本音
  • 映画『鬼滅の刃』に「グロすぎる」「子どもが泣き出す」のクレームも…劇場版第2弾制作に課題か

    『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』公式ページより 10月16日から公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が破竹の勢いを見せている。公開からわずか3日ですでに興行収入46億円を突破するという試算も出ており、2016年に大ヒットした映画『君の名は。』(興行収入250.3億円)にも届くのではないかと期待の声が上がっている。 妹を鬼にされた主人公・竈門炭治郎が、妹を人間に戻すため刀一で鬼に立ち向かっていく『鬼滅の刃』。家族愛・師弟愛がふんだんに描かれた作を観た人々は「泣いた」「感動した」「これまで観たアニメ映画でナンバーワン」と絶賛のコメントをSNSに投稿しているが、一方で「同じ劇場にいた子どもが泣き出した」「思いのほかグロかった」という声もチラホラ。映画ライターはこう語る。 「この作品がヒットした要因は、ファミリー層を掴めたからというのが大きい。劇場でも家族づれの客をよく見ました。しかし、映

    映画『鬼滅の刃』に「グロすぎる」「子どもが泣き出す」のクレームも…劇場版第2弾制作に課題か
    FFF
    FFF 2020/10/28
    PGとRの区別がつかない人がネット上で暴れてるイメージ
  • 今上天皇の肖像画を表紙にした「ビッグコミック」が物議 「買ったはいいが、廃棄する際に困る」の声も

    イメージ画像 現在発売中の「ビッグコミック」(10月25日号/小学館)の表紙が物議を醸している。同誌の表紙を天皇陛下の御真影が飾っているからだ。出版関係者もこう驚く。 「『ビッグコミック』の表紙は“時の人”が飾り、リアルテイストの肖像画が使用されています。誌面には『徳仁天皇』と明記されており、10月22日に天皇陛下の即位の礼が催されるタイミングだったため選ばれたようです。肖像画とはいえ、同誌は表紙になる著名人たちに毎回許可を取り、肖像権料を支払っていると聞きます。今回はどういう対応をとったのかは不明ですが、在位中の天皇が雑誌の表紙を飾るのは異例中の異例でしょう」 ネット上でも「天皇を表紙にしちゃう小学館攻めすぎ」「表紙にする事自体、大きな違和感」と驚きの声が上がっている。とはいえ、問題は雑誌を購入した後だ。 「今上天皇が表紙を飾った雑誌が、駅のゴミ箱に捨てられたり、リサイクルと称して燃やさ

    今上天皇の肖像画を表紙にした「ビッグコミック」が物議 「買ったはいいが、廃棄する際に困る」の声も
    FFF
    FFF 2019/10/16
    買っとこうかな
  • ”元アウトローのカリスマ”瓜田純士が大ヒットアニメ『天気の子』をメッタ斬り!

    短気の子・瓜田純士と、その・麗子 “キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(39)が森羅万象を批評する不定期連載。今回は、新海誠監督の最新作『天気の子』の鑑賞を依頼し、率直な感想を語ってもらった。同監督の前作『君の名は。』を酷評した瓜田だが、果たして今回はどうなるのか……? 『天気の子』が大ヒット中だ。公開から8月11日までの時点で、観客動員584万人、興行収入78億円を突破した。公式サイトなどによると、そのあらすじは以下の通り。 〈高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するように、連日降り続ける雨。そんな中、帆高は一人の少女(陽菜)に出会う。彼女には、祈ることで空を晴れにできる能力があった――〉 音楽は前作同様、RADWIMPSが担当。小栗旬、田翼、

    ”元アウトローのカリスマ”瓜田純士が大ヒットアニメ『天気の子』をメッタ斬り!
  • コンビニ成人誌販売中止! アダルト系出版各社に聞いた“今後の対応策”は?

  • 海賊版サイト対策で、今度は「静止画のダウンロード」違法化の提案が! 何がどうなってるんだ……|日刊サイゾー

    ※イメージ画像 海賊版サイト「漫画村」への対応が、なんでこんなことになっているんだ。海賊版サイトへの対応策としてブロッキングを求める主張が勢いを失ったかと思いきや、またまたどんでもない案が浮上してきた。「静止画のダウンロード」を違法化しようというものである。 これは、10月末の政府の文化審議会著作権分科会の小委員会で議題として挙がったものだ。ここで、違法化の対象とされる「静止画のダウンロード」とは、文字通りそのままのもの。「違法にアップロードされた静止画をそれと知りながらダウンロードする行為を違法にすること」というものが、それである。 おそらく、ネットを使用している人の中で、アップロードされた静止画をダウンロードしたことがないという人はいないだろう。例えば、日々、誰かが書いているブログとかTwitterなんかを巡回して、これはと思った面白画像。あるいは、コラ画像とか、エッチな画像。そんなも

    海賊版サイト対策で、今度は「静止画のダウンロード」違法化の提案が! 何がどうなってるんだ……|日刊サイゾー
  • “キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、アニメ『若おかみは小学生!』を見て本気で怒る「おっこが可哀想だろう!」|日刊サイゾー

    “キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(38)が森羅万象を批評する不定期連載。今回のテーマは、SNSを始めとする口コミで話題沸騰中のアニメ映画『若おかみは小学生!』(原作:令丈ヒロ子、監督:高坂希太郎)だ。文部科学省がお墨付きを与えたこの作品を見て、アウトローは何を感じ、何を語るのか? 『若おかみは小学生!』は累計発行部数300万部を誇る人気児童文学シリーズで、今年4月からテレビアニメがスタート。そして、9月に映画化されるや、SNSなどで「感動した」「泣ける」などの評判が一気に拡散。10月19日現在、Yahoo!映画のレビューでも「5点満点で4.4点」という驚異的な高評価を叩き出している。 そのストーリーは、ざっくりいうと以下の通り。 交通事故で両親を亡くし、祖母の峰子が経営する温泉旅館・春の屋に住むことになった小学6年生の「おっこ」は、幽霊のウリ坊のお願いで、若おかみとして修行を始める

    “キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、アニメ『若おかみは小学生!』を見て本気で怒る「おっこが可哀想だろう!」|日刊サイゾー
  • 結局、1円も払わず踏み倒し……「神戸アニメストリート事件」の岸建介氏、新店舗は評判上々で結婚まで!?|日刊サイゾー

    岸建介氏のFacebookより 昨年、世間を騒がせた「神戸アニメストリート」の騒動を覚えているだろうか。神戸市長田区の再開発ビルに2015年に開業した「神戸アニメストリート」の運営会社である株式会社神戸アニメストリートが、売上金の踏み倒しを重ねた揚げ句に、昨年6月末で閉鎖した事件である。 この事件をめぐっては、株式会社神戸アニメストリート社長の岸建介氏が支払いを求める業者に対して「払えねえもんは払えねえ」「うるせえ」などの暴言を繰り返していたこと。さらに、2008年に、架空の音楽オーディションをでっちあげ、500万円を詐取して逮捕されている人物であることや、アニメ会社ガイナックスが、関西支部として立ち上げた新会社「GAINAX WEST」の取締役であったことなどが次々と明らかになり、注目を集めた。 さらにこうした人物と企業を選定した神戸市は、当初から疑惑に対して「真偽のほどはわからない」と

    結局、1円も払わず踏み倒し……「神戸アニメストリート事件」の岸建介氏、新店舗は評判上々で結婚まで!?|日刊サイゾー
  • そもそも出版自体が対象外の可能性も……軽減税率から「有害図書」排除構想の動向

    ※イメージ画像 来年10月にも予定されている消費税率10%への引き上げに向け、再び、軽減税率の対象品目をめぐる議論が活発になっている。 軽減税率とは、生活必需品などの消費税の額を下げる制度。日においては、消費税の10%への引き上げにあたって低所得者への配慮から「酒類及び外を除く飲料品と定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞」が政府の方針とされている。 この制度の中で、対象とされるかどうか微妙な立場にあるのが、書籍・雑誌である。これまで新聞・出版業界では一貫して新聞での適用範囲の拡大と書籍・雑誌への適用を求めてロビー活動を行ってきた。 2016年度与党税制改正大綱では、週2回以上宅配される新聞は税率8%に据え置く方針を示したが、それ以外の新聞は対象外。さらに、書籍・雑誌に関しては「有害図書排除の仕組みの構築状況等を総合的に勘案しつつ、引き続き検討」とされた。 つまり、出版業界

    そもそも出版自体が対象外の可能性も……軽減税率から「有害図書」排除構想の動向
  • ラノベじゃなかったら出荷停止にはならなかった!? 『二度目の人生を異世界で』に見えるラノベの扱いの軽さ

    ラノベじゃなかったら出荷停止にはならなかった!? 『二度目の人生を異世界で』に見えるラノベの扱いの軽さ 『二度目の人生を異世界でHJ NOVELS)』 (ホビージャパン) 10月から放送予定だったアニメ『二度目の人生を異世界で』に出演予定だった声優4人が突然の降板を発表した騒動。直後に同アニメの製作委員会はアニメ化の中止を公式サイトで発表。騒動はそれにとどまらず、原作の出版元のホビージャパンは、すでに18巻まで発売されている単行の出荷を停止することを決めている。 作者の作品外での発言が元で出版社が出荷を停止するのは、前代未聞の出来事だ。戦後70年余りの出版の歴史を振り返ってみても、同様の事例はない。 出版社にとっても、すでに市場に流通している単行を下げるのは大きな損害であり、おいそれとは判断できない。過去の事例を見ると、盗作や明らかな人権侵害、あるいは、作者が犯罪を犯して逮捕された……

    ラノベじゃなかったら出荷停止にはならなかった!? 『二度目の人生を異世界で』に見えるラノベの扱いの軽さ
  • 「俺の歴史的大発見を発表させろ!」地方の博物館に急増する“歴史的新発見おじさん”たち

    ※イメージ画像 歴史ブームも、光あるところに影がある。 若い世代には歴史をテーマにしたあらゆる形態の作品が人気を博したり『応仁の乱』や『観応の擾乱』といった、マニアックなジャンルの歴史書がベストセラーとなる昨今。だが、人気の裏にはさまざまな問題もあった。 「突然やってきて、展示物などに持論を語った上で『自分がやってきた研究成果を発表する機会をつくってほしい』という人が、最近多いんですよね」 そう話すのは、近畿地方にある郷土資料館の職員だ。すでに10年あまり資料館で働いているが、最近になり、リタイアした団塊の世代による独自研究の「持ち込み」が増加しているという。 「ちゃんと、これまでの歴史を学んだ上で新たな視点を提示するような研究なら聞く価値があります。でも、だいたいはトンデモ論。原典になる史料や基文献、学術論文をあたることもなく、一般読者向けの軽めのだけをたくさん読んで『これまでにない

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  • AV出演強要と“適正化”問題……マニア向けが「不適正」認定され、差別受ける歪み

    AV出演強要問題 啓発動画「あなたへ」 – YouTubeより AV出演強要問題で揺れるアダルトビデオ業界が“適正化”に向けて動く一方、そこに属さない「不適正」のメーカーが新団体発足の動きを見せている。 AV業界では昨年4月、女優が所属する事務所の団体「日プロダクション協会(JPG)」が発足し、「適正プロダクションマーク」を制定、今年2月には大々的に発足イベントを開いていたばかりなのだが、これとは別に新団体が立ち上がっているというのである。 「人権団体や警察などからの要請で、大手メーカー中心の業界団体が『適正AV』制作の推進を4月から始めたんですが、ここに加盟していないメーカーが女優の派遣を断られ、作品を作れず死活問題になっているんです。それで対策を話し合うことになったんですよ」(AV制作関係者) いまAV業界は出演強要防止策として、女優の所属プロダクションとメーカー、さらに支援団体が共

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  • 学者・弁護士のポジショントークが目立った……『漫画村』をめぐる“ブロッキング問題”の顛末

    いったい、なんでこんなことになってしまったのか。海賊版サイト『漫画村』をめぐる問題で、NTTがついに関連サイトをブロッキングする事態になってしまった。 『漫画村』の問題をめぐっては、政府の「知的財産戦略部会合・犯罪対策閣僚会議」が13日に緊急対策として、海賊版サイトへの接続については民間による自主的な遮断を促すことを決定していた。 この政府の対策は、法的な根拠のない通信事業者への「要請」。何より、問題とされた『漫画村』はすでにサイトを閉鎖しており、ブロッキングをしても効果は皆無だ。 当初は政府による指示ないし行政指導も検討されていたことを考えると、通信事業者に対して、政府から海賊版サイトのブロッキングを公式にお願いしているのか、していないのか、なんだかよくわからない「作文」となっている。 これに対応するNTTグループのブロッキング実施も、何かやっているフリをしてあげないといけないという忖

    学者・弁護士のポジショントークが目立った……『漫画村』をめぐる“ブロッキング問題”の顛末
  • 忘れられた文化をもう一度発掘する歴史研究書『オリジナルビデオアニメ(OVA)80’S: テープがヘッドに絡まる前に』

    『オリジナルビデオアニメ(OVA)80’S: テープがヘッドに絡まる前に』(出版ワークス) 現代につながる日のカルチャーが勃興した1980年代。想像以上に多くのアニメが世に送り出されていたのは、ご存じだろうか。 OVA(オリジナルビデオアニメ)と呼ばれる、セルとレンタルのみで発表される作品群がそれだ。ちなみに、一時はOVAとOAV(オリジナルアニメビデオ)という呼称が混在。アニメ雑誌ごとに表記が違ったりして「どちらが、正しい」なんてネタの記事もあったが、いつの間にかOVAに統一された。 しかし、山のように生み出されたOVAは、今では観賞できる機会も少ない。そんな名作から迷作までがあふれるOVAをさまざまな角度から捉えたのが、出版ワークスから発売中の『オリジナルビデオアニメ(OVA)80’S: テープがヘッドに絡まる前に』だ。 これは、歴史の片隅で忘れ去られようとしているOVA作品の数々を

    忘れられた文化をもう一度発掘する歴史研究書『オリジナルビデオアニメ(OVA)80’S: テープがヘッドに絡まる前に』
  • 東京ビッグサイト問題抗議デモは、これが最後? シュプレヒコールは、やり場のない怒りへ……

    問題の解決に向けた糸口もないまま、関係者の苦悩だけが深刻なものになっている。昨年の6月以来、3回目となる東京ビッグサイト問題抗議デモ。報道関係者に向けた案内には「これが最後となる可能性もある」と、悲痛な叫びと受け取れる一文までもが綴られていた。 東京オリンピック・パラリンピックを理由とした東京ビッグサイトの使用制限。それに伴う各種展示会・イベントの開催規模縮小や中止が、2兆円規模の損失をもたらすことが知られるようになって3年あまりになる。この間、昨年4月には使用制限期間のわずかな短縮が提示される動きもあった。 けれども、抜的な解決にはなっていない。展示会のディスプレイを施工する業者、同人誌印刷会社からケータリング業者まで、多数の産業が「使用制限で損をする」というのは、逃れられない未来になっているのだ。 デモを主催する「展示会産業で働く人々の生活と雇用を守る会」の下茂貴樹氏は、以下のように

    東京ビッグサイト問題抗議デモは、これが最後? シュプレヒコールは、やり場のない怒りへ……
  • エッチな演出はNG! 五輪に向けて、意外にキツくなっている「パチンコ業界」の“エログロ規制”

    ※イメージ画像 東京五輪が決定以来、あちこちで「エログロ表現が規制されるのではないか」というウワサは後を絶たない。昨年は、千葉市の事実上の介入によって、コンビニチェーンのミニストップがエロの販売を取りやめるという一大事もあった。 この行政の介入の理由として挙げられているのが、やはり五輪なのである。 そんな中、最近ではパチンコ業界でも台の液晶画面に表示される“お色気演出”が規制されつつあるという。 マンガやアニメとのコラボもすっかり定着した感のあるパチンコ台。その液晶画面では、さまざまな演出が施されている。だが、ここに表示するものにも、当然制約がある。 国家公安委員会の定める規則では、パチンコ台での演出について「エログロ」表現を規制していると解釈されている。また、一律の基準パチンコ台を製造する企業では、この規則を受けて社内に独自基準を設け、検査段階でNGを受けないようにしているとされる。

    エッチな演出はNG! 五輪に向けて、意外にキツくなっている「パチンコ業界」の“エログロ規制”
  • 「マンガの人たち」の信用は地に堕ちている──青少年健全育成基本法案の本当の問題点

    ※イメージ画像( Photo By kaex0r from Flickr) 「表現の自由を守ろう」と立ち上がるオタク……マンガ・アニメファンたちは、気づいているのだろうか。自分たちは、もはや信用されない存在だということを。自民党が今国会への提出を予定しているとされる「青少年健全育成基法案(青健法案)」をめぐる問題……。連呼される「表現の自由」が何かを今一度考えると「不都合な真実」が見えてくる。 ■表現を規制する新たな「魔法の手」 自民党内の青少年健全育成推進調査会で青健法案について話し合われたのは、今年2月のことだ。機関紙『自由民主』の二月二十日号では「青少年健全育成基法案の今国会成立を 青少年健全育成推進調査会」として、その概要が解説されている。これによれば、青健法案は青少年の健全育成のための理念と国や自治体・保護者の責務、健全育成のための「努力義務」を事業者に課すとされている。 条

    「マンガの人たち」の信用は地に堕ちている──青少年健全育成基本法案の本当の問題点