小ネタも含めて「ゆるキャン△」の面白さだと思っている ──「ゆるキャン△」では、アウトドアに関する描写も多いですが、京極監督は、元々、アウトドアに詳しかったのですか? 京極 僕もすごくインドアなので、あまり経験はなかったです。でも、この作品の監督をやるからには、とりあえずキャンプをしてみないと始まらないですから。作中に出てくるいろいろなキャンプ地でロケハンとして実際にキャンプをしました。ソロキャンプもやりましたね。キャンプをして思ったのは、時間の流れ方も普段と違う風に感じるということ。 普段、生活をしていると、スマホだったり映像だったりといった情報に囲まれているんですけれど、キャンプ場に行くと……特に一人で行くと何もないんですよね。その代わり、冬の空気の冷たさや焚き火の煙の匂い、鳥の声や風でそよぐ木の音といった普段気づかないことや、感じられないものを感じられるんです。いつも視覚や聴覚の情報
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