関東学生アメリカンフットボール連盟は7月31日、臨時理事会を開催し、危険タックル問題で公式試合の出場資格停止としている日本大学のアメリカンフットボール部に対し、処分を解除しないと発表した。日大アメフト部は今年のリーグ戦に参加できないことが決まった。 【田中理事長の写真はこちら】 これで4年生の選手は公式戦に出場できないまま、卒業する可能性が大きくなった。 本誌の取材に応じた、日大アメフト部の4年生の選手はこう怒りをぶちまける。 「一縷の望みがあったが、これも絶たれてしまった。覚悟してはいたが、奈落の底に突き落とされた、絶望感でいっぱいだ。すべては、内田(正人)前監督ら指導者と日大の執行部の責任だ」 連盟も今回の処分が苦渋の判断であったことを記者会見で説明した。 日大は昨年、甲子園ボウルで西日本代表の関西学院大学に勝ち、2006年以来関西勢が独占していた大学日本一の座を奪回。過去、大学日本一