トップ > 経済 > 紙面から一覧 > 記事 【経済】 0.07秒電圧低下影響大 製油所1週間停止、工場減産 2010年12月9日 夕刊 中電四日市火力発電所(後方)の電圧低下で、プラントを停止したコスモ石油四日市製油所(手前)=9日午前、三重県四日市市で、本社ヘリ「あさづる」から 中部電力管内で8日早朝、電圧が瞬間的に低下した影響で、三重県四日市市の主力企業に影響が出ている。安全面などからプラントを緊急停止させたコスモ石油四日市製油所では、全面再開には1週間程度かかるとみている。 同製油所によると、電圧低下後、安全面に加え、温度や処理量などの制御関係への影響を考えてプラントの稼働を緊急停止した。8日午前7時すぎから随時電気を送り、復旧に向けたスケジュールを立てている。 携帯電話やフラッシュメモリー用の半導体製造拠点の東芝四日市工場では、製造工程の一部が停止。9日もクリーンルームへの影響の