タグ

ブックマーク / cmbqed.blog21.fc2.com (4)

  • 蹴りペンギン報告書 パース講座の話

    出版してもう3年。 コミケで販売するので、改めて「プロの現場で使えるパース講座」の解説を。 ネット上にパース講座が結構増えてます。 なので「別にを買う必要もない」と考える人も多いかも。 では、下の絵を見てください。 パースの基はあってるのに少し違うように見えると思います。 これが何を表しているかというと、正確にパースをとっても別の絵が描けると言うことです。 ではどちらが正しいのか? 次の2パターンを見てください。 まず1つ目。 2つ目。 どちらが正しいかと言うより、好みの差が出たと思います。 つまり漫画の中でパースを扱えるということは、基原理を押さえる以上に好みに合わせる技術があり、それによって差が生まれ演出できるということなのです。 マンガを描く人で上の絵で差を感じ使い分けたい、もしくはなぜそう感じるか知りたい人は「プロの現場で使えるパース講座」がお役に立つと思います。

    FTTH
    FTTH 2013/08/09
    描く人向け
  • 蹴りペンギン報告書 ダビデパンツの話

    先日あったニュース。 島根県の公園にダビデ像が置かれ、一部の住人が苦情。 筋の話は「公の場所に大きな裸体の像を置くことは戸惑う」という昔からあるパブリックアートへの疑問の投げかけ。 なのになぜか「下着をはかせろ」という一部の意見がことさら取り上げられ、ネットで話題になりました。 この話題、簡単には片付けられない問題を含んでいるように思えたので、自分の考えを書きます。 表現者、もしくは表現の自由を守りたいと考えてる人がこの「ダビデパンツ」を取り上げて笑っていたのですが、当にそれでいいのでしょうか? この場合、表現者側の立場の勝利条件は裸体像に違和感を唱える人を「笑うこと」ではないはず。こういう表現を「認めてもらう」ことになるのでは? そして「下着を着けろ」といったのはごく一部、いやひょっとすると一人かもしれない。 それをことさら「突っ込みどころ満載!」と笑えばどうなるか?他の大勢の「違和

  • 蹴りペンギン報告書 墨坪君のマンガ道 最終回

    Q.E.D.プロット締め切り直前。というか打ち合わせ明日。 そんな折、ISBNコ-ドが届いた――! 説明書類がややこしくて頭に入ら――ん! と、いうことで現実と―ひ! 墨坪君の話を待っていてくださった方、ありがとうございます。そしてお待たせしました。 最終回いきます。 墨坪君は様々な漫画を描き、出版社に持ち込みます。 でも、あと一歩のところで掲載に持ち込めません。「自分には才能がないにのだろうか?それとも運がないのだろうか?」だんだん社会の理不尽さに腹が立ってきます。「自分より下手な漫画が雑誌に載っている!きっと裏で何かやってるに違いない!」 まあ、落ち着きなさい墨坪君。 ここで、ウチの仕事場の話をしましょう。 ウチの仕事場からは、ここ8年で5人の子が漫画で連載を取って円満に職場を離れて行きました。全員がコンビニやキオスクで並ぶメジャーな週刊誌や月刊誌にです。 ここで、その子達を育てた秘密

  • 蹴りペンギン報告書 墨坪君のマンガ道その1

    最近流行っている、某「漫画家目指す物語」の内容を聞くにあたり、じゃあ、俺もうちょっと「頻繁に見る典型的な例」で、物語を書いてみようかと思い、ちょっとやってみます。 墨坪君のマンガ道。 墨坪くんは夏休みを利用し、せっせと新人賞挑戦の漫画を描きました。 そしてM誌に投稿し、見事「佳作」を受賞。おめでとう! 墨坪くんは有頂天です。「オレには才能があるのかも!」 その通り!才能はあります。 あくまで私見ですが、たいていの漫画雑誌で「佳作以上」が獲れたなら、”磨けば”漫画家としてデビュ?する才能はあると思います。 でも毎年沢山の新人が賞を取り、大半はデビュ?することなく漫画家への挑戦を終えていきます。 いったいなにが原因なのでしょう?その差は何?才能? でも才能から未来を計れる人間なんて、この世に一人もいません。 例えばイチロ?が日で初めて200安打を記録した日、彼が「大リ?グでも年間の安打記録

    FTTH
    FTTH 2013/02/16
    加藤元浩
  • 1