東北楽天は12日、本拠地クリネックススタジアム宮城で埼玉西武に3対4で敗れた。 1点を争うゲームは9回2死の土壇場に追いつかれ延長に突入。12回表、元楽天の渡辺直人に二塁打を浴び、その後、犠飛で決勝点を献上。今季最長の4時間44分にわたる熱戦は悔しい逆転負けに終わった。 試合後、「9回2アウトまで勝っていたからもったいない」と、悔しさを噛み殺すように振り返った星野監督。さらに、「しかし、ここのファンはわからんね。直人が出てきて拍手、それで打たれても拍手。負けてもいいんだよ。ほんま腹立つわ」と、再び東北ファンの応援スタイルをチクリと皮肉った。 以下は星野監督の試合終了後のコメント。 ■星野監督「菊池は攻略したうちに入らん」 ――今日はミスも多かった試合でした。 「うん。まあ、12回までいったからね。9回2アウトまで勝っていたからもったいないね。ピッチャーの粘りがあればなあ。(決勝