東京電力福島第1原発の処理水放出を受け、中国が日本の水産物輸入を全面停止し、道内の水産加工会社が危機感を強めている。道内からの輸出額が最も多いホタテは、水揚げの3分の1以上が中国向けで、大量の在庫を抱える企業も出始めた。保管料がかさむ上、輸出を前提に設備投資を進めていた企業もあり、関係者からは「このままでは倒産が相次ぐ」との声が漏れる。道は29日に、道漁連などと協議会を立ち上げ、対応を急ぐ構えだ。...
JR北海道が5日発表した2022年4~6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が127億円の赤字だったものの、赤字幅は前年同期のマイナス181億円から改善した。新型コロナウイルスの新規感染がやや落ち着いた時期で、鉄道事業を中心に観光需要が戻り始めた。最終的なもうけを示す純損益は400万円の黒字で、第1四半期としては2年連続で黒字を確保した。 売上高に当たる営業収益は前年同期比26・0%増の302億円。このうち柱の鉄道運輸収入は59・8%増の126億円だった。グループ会社の事業では、コンビニや土産店などの小売業が7億円増の54億円、ホテル業も7億円増の15億円だった。鉄道事業で道の補助金を活用した周遊パスの販売が好調だったほか、ホテル業でも道や札幌市の旅行助成事業が効果を挙げた。営業収益はコロナ禍前と比べ、約8割の水準まで回復した。 一方、物価高騰の影響で営業費用は2・2%増の430億円
新型コロナウイルス対応などを巡り、自民党の二階俊博幹事長への逆風が強まっている。多人数のステーキ会食を主催し菅義偉首相を招いたことや、運輸族有力者として観光支援事業「Go To トラベル」継続を最後まで主張したことが反発を呼んだ。吉川貴盛元農水相の現金受領疑惑など自派閥の不祥事も相次ぐ。もともと他派閥との選挙区競合で党内の不満は蓄積しており、二階氏の求心力が急落する可能性もある。 「飯を食うのが何で悪い」。二階氏は会食批判に、こう漏らした。14日夜、二階氏と首相、俳優の杉良太郎氏ら8人が集まって都内のステーキ店で会食。政府が少人数の会食を呼び掛ける中で批判が広がり、首相が陳謝する事態となった。 党幹部は「たまたま行ったら大人数の場合もある。主催者の配慮が必要だ」と首相を擁護。だが、二階氏は記者会見で「マスクを取らなきゃ食事できない」などと政府の勧めるマスク会食でなかったことも示唆し、波紋を
高村氏「念のため解散」に批判集中 総選挙で税金700億円 (11/15 01:30) 自民党の高村正彦副総裁が14日、安倍晋三首相が年内実施の意向を固めた衆院解散・総選挙を「念のため解散」と述べたことが、波紋を広げている。前回衆院選では約700億円の国費が投入されており、今回も同額程度が必要となる見通し。野党は「多額の費用をかけて行う衆院選に大義がないことを認めた」と批判。与党からも「不用意な発言だ」との声が漏れた。 民主党の川端達夫国対委員長は同日の党会合で「何百億円も使って年末に選挙をするのに、ふざけるのもいいかげんにしてほしい」と述べた。生活の党の鈴木克昌幹事長は「自分たちのやっていることに自信がないなら、政権から降りるべきだ」と強調した。 一方、自民党内では「調子に乗っていると思われる発言はやめてほしい」(幹部)との声が上がった。<どうしん電子版に全文掲載> 前の記事 次の記事
くすぶる年内解散説 2閣僚辞任も高支持率を維持 「負け幅少ないうちに」 (11/03 13:10) 衆院予算委で質問を聞く安倍首相。解散は「全く考えていない」と言うが…=10月30日 政府・与党内で、安倍晋三首相が年内に衆院解散・総選挙に踏み切るのではないかとの見方がくすぶっている。女性2閣僚辞任後の各種世論調査でも政権は50%前後の高支持率を維持しており、消費税率再引き上げの判断を先送りして選挙に突入するとの見立てだ。首相は否定しているが、野党が「政治とカネ」の問題で追及を強める中、自民党内では、野党側の態勢が整わないうちの解散が得策とみて期待する向きもある。 「解散あるかもよ」。自民党幹部は10月下旬、周囲にこう漏らした。谷垣禎一幹事長も29日の首相との会談後、記者団に「厳しい状況を打開しなきゃならない時にはいろいろ議論が出てくる」と述べ、早期解散の可能性に含みを持たせた。 9月の内閣
金子市議、主張変えず 「民族としては存在しない」アイヌ民族有志に回答 (08/30 07:01、08/30 08:59 更新) 記者会見で自らの主張を変えない考えを強調した金子快之氏=29日午後3時、札幌市東区の金子氏の事務所 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、金子氏は29日、アイヌ民族有志の団体の質問状に対し、「アイヌ民族は存在しない」と回答、主張を変えない考えを示した。 質問状を出したのは「金子やすゆき市議のアイヌ民族差別発言を究明する共同実行委員会」。金子氏は回答文書で「民族とは宗教や言語、文化などを共有し、自治権や国家形成など政治的な要求を持つ集団。その意味でのアイヌ民族は存在しないと認識している」と主張した。金子氏は回答後に記者会見し、書き込みを撤回しない意向をあらためて示した
札幌市議会・自民会派、金子市議に撤回謝罪要請へ アイヌ民族書き込み問題 (08/24 07:01、08/24 08:07 更新) 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(東区選出)が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題で、金子氏が所属する市議会の自民党・市民会議は23日、札幌市内で役員会を開き、金子氏に書き込みの撤回とアイヌ民族などへの謝罪を求める方針を決めた。近く金子氏に伝える。 同会派関係者によると、役員会では、22日に他の主要4会派から金子氏の処分と書き込みの撤回、謝罪を求める申し入れがあったことなどをふまえ、対応を協議。「会派としてきちんと対応すべきだ」との意見が多数を占めたという。 金子氏は北海道新聞の取材に対し、「まったく聞いていないので、コメントできない」としている。<どうしん電子版に全文掲載> 前の記事 次の記事
「アイヌ民族、もういない」 金子札幌市議ツイッター発信 「優遇おかしい」と説明 (08/17 01:31、08/17 01:41 更新) 札幌市議で自民党・市民会議所属の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んでいたことが16日、分かった。金子氏は北海道新聞の取材に対し、「100%アイヌ民族の血が流れている人がどれだけいるのか。同じ日本人なのに少数民族という理由だけで優遇されるのはおかしい」と趣旨を説明し、書き込みを撤回しない考えを示した。 書き込みは今月11日付。自身の書き込みに対する第三者のコメントに返信する形で「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」とつづった。 北海道アイヌ協会の阿部一司
北海道・札幌発のキャラ、アニメに 来月からUHBで放送 (06/24 02:35) 制作発表で、フランチェスカのイラストを囲んで撮影に応じる(右から)牧野由依さん、工藤沙貴さん、井沢佳の実さん 北海道文化放送(UHB)は23日、7月6日深夜から放送を始める北海道が舞台のアニメ番組「フランチェスカ」の制作発表を行った。札幌の企業が作った少女の姿をしたキャラクター、フランチェスカが主人公で、アニメでの声を演じる人気声優の牧野由依さん(28)=三重県出身=らが「北海道のおいしい食べ物がたくさん登場する作品。たくさんの人に楽しんでほしい」と番組をPRした。 フランチェスカは一昨年、札幌のIT会社「ハートビット」が北海道発のキャラクターとして制作。「元気いっぱい食いしん坊なゾンビの女の子」との設定で、ロリータファッションに身を包む。これまでに道内の食品会社と提携して菓子や米のパッケージに使われたほか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く