安倍元総理の銃撃事件を通して宗教と政治の関係について考える動きが出てきています。「民主主義が宗教との癒着で歪められているのではないか」。“それぞれの神社の立ち位置”を知りたい、と選択的夫婦別姓や同性婚を望む当事者や支援者などがあるプロジェクトを開始しました。 【写真を見る】「私たちのお賽銭が政治活動の資金源に」自民党と神道政治連盟の近い関係に危機感 別姓婚や同性婚を望む人は“それぞれの神社の立場を知りたい” ■旧統一教会以外にも 262人の自民党議員が所属する「神道政治連盟国会議員懇談会」自民党と近い宗教団体は、旧統一教会だけではありません。政治団体である神道政治連盟もその一つ。全国各地の神社が加盟する神社本庁の関連団体です。 2000年に行われた神道政治連盟国会議員懇談会には、当時の森喜朗総理の姿がありました。 森喜朗総理大臣(当時) 「神社本庁のご指導をいただきながら、神道政治連盟、そ