2021年7月、ミュージシャン・小山田圭吾氏は表舞台から姿を消した。過去に雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』や『クイック・ジャパン』に掲載された自身の“いじめ告白”記事がSNS上で炎上し、就任したばかりだった東京オリンピック開会式音楽担当の辞任を余儀なくされたのだ。 小山田氏は炎上の直後に発表した声明文で、問題とされる雑誌の記事について「事実と異なる内容も多く記載されております」と主張している。では、何が事実で何が事実ではないのか――。 ノンフィクション作家の中原一歩氏による小山田氏インタビューの一部を『小山田圭吾 炎上の「嘘」』(文藝春秋)より抜粋して紹介する。(全4回の1回目/続きを読む) 小山田圭吾氏 ©文藝春秋 ◆◆◆ 「全裸でグルグル巻」は本当なのか? 『ロッキング・オン・ジャパン』も『クイック・ジャパン』も、いじめの内容はもちろん、話をしている文脈も違う。ただ、これらの記事の内
「傍からみれば、『社会学者が今度は銀英伝にいちゃもんをつけてきた』という構図だったはずです」 当時、法政大学社会学部教授だった津田正太郎さんはなぜ『銀河英雄伝説』のアニメについてつぶやいただけで炎上してしまったのか? その経緯を新刊『ネットはなぜいつも揉めているのか』(筑摩書房)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) ◆◆◆ 私の炎上体験 2020年9月11日午前11時41分、いつものようにカフェで仕事をしていた私は、ふと思いついて次のような連続ツイートをしました。 ◆ 銀河英雄伝説のリメイク。三期以降も続くのかな。もしそうなら、男女役割分業の描き方は変更せざるをえない気がする。旧アニメのままだと、さすがに時代にそぐわない。作品として大変に面白いのは踏まえたうえで。…なんてことを書いたら炎上するかな。実際のところ、昔のドラマやアニメをみていると、価値観の変化がもっとも顕
「青木ヶ原樹海で自殺をしたいと考えているのですが、もしよろしければ樹海を案内してもらえませんか?」…ルポライター・村田らむ氏に届いた、見知らぬ女性からのダイレクトメッセージ。 彼女と村田氏、そして樹海に詳しい友人で樹海を潜ることになったが、3人で行動をともにするに連れて、女性に大きな変化が訪れる……。いったい何が女性の自殺願望を消し去ったのか? 村田らむ氏の新刊『にっぽんダークサイド見聞録』(産業編集センター)より一部抜粋してお届けする。(全3回の1回目/#2、#3を読む) 念の為、いつも入り口にしている富岳風穴や鳴沢氷穴はやめて、目立たない場所にある登山道から入ることにした。 つまり、“樹海の中で死にたいと思っているAさん”と“樹海で死体を探すのを趣味にしているKさん”と“樹海のルポを書く俺”の3人で樹海に入っていったのだ。 Aさんは樹海の中を歩きながら、ロープを吊るせる枝を探している。
今年4月から日本テレビ系列で放送予定だったドラマ「たーたん」の制作が中止になった。 原作は、現在も「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の西炯子さんによる同名コミック。主人公の上田敦は冴えない童貞男。15年前、友人から1人の赤ん坊を預かった。その友人は殺人を犯し刑務所に入っていた。赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を実の娘のように懸命に育てた。童貞のまま父親になった男と本当の親を探し求める娘の成長の様子を描いた作品である。 原作の「たーたん」は未完作品 「小学館×日テレ」の“再タッグ”に異論が噴出していた しかし、昨年10月から同じく日テレ系列で放送されたドラマ「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」)の原作者で人気漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の訃報が1月29日に伝えられると、「たーたん」の制作は迷走。「原作・小学館×ドラマ・日テレ」という“再タッグ”に加え、「セクシー田中さん」
luzはX(旧ツイッター)のフォロワー数が80万人以上、YouTubeチャンネル登録者数が65万人以上いる人気男性アーティスト。YouTubeの公式チャンネルの総再生回数は実に3億2000万回以上を誇る。 “福井訛り”のギャップで人気を集めるも… 「福井県出身で17歳の時に歌い手として活動を開始。インターネットサブカルシーンの発展期を支えてきたアーティストで、ニコニコ動画などに動画投稿する人気の歌い手の集まり『XYZ』のメンバーです。再生回数1000万回を超える動画が何個もあります」(芸能デスク) 端整で色白な顔立ちもウケているという。 「luzはスペイン語で『光』という意味で、彼のステージは『光と闇』の独特な世界観を表現している。ところが、彼の人柄は天然そのもの。たまに出身地の福井訛りが出ることもあり、そういうギャップも女性ファンに人気なのです」(同前)
元日の夕方という穏やかに過ごしている人が多い時間帯を、最大震度7の巨大地震が襲った。日本海沿岸部の広い範囲に大津波警報、津波警報が発令され、日本中が緊迫した空気に包まれた。震源地に近い能登半島では地震の揺れに加え、津波や火災によって甚大な被害がもたらされた。 能登町 地震発生から12日が過ぎた1月13日、私は取材のため現地に入った。被災地では慢性的な渋滞が発生し、一般車両は能登に行かないように呼びかけられている。メディアの取材とはいえ、救援活動の妨げになることは極力避けたい。事前に夜間は交通量が激減することを調べていたため、前夜に出発して深夜のうちに現地入りすることにした。 入念な準備のもと現地へ 出発前、取材する2日間分の食料や飲料、予備のガソリン、長靴2足と予備の靴、胴長などを車に積み込む。
靴下専門店「靴下屋」「Tabio」などの展開で知られる東証スタンダード上場企業・タビオ株式会社(大阪市)の越智勝寛社長(54)が、“美男美女ライブ配信アプリ”として知られる「17LIVE(イチナナ)」上で、ライバー(配信者)に総額7000万円もの“投げ銭”をしていることが「週刊文春」の取材でわかった。 「靴下屋」の店舗(HPより) タビオは1968年に「ダンソックス」の商号で創業し、2000年に上場した靴下製造・販売会社だ。靴下専門店「靴下屋」などを国内外に約270店舗展開し、2023年2月期の連結売上高は152億6400万円(前期比11.6%増)と業績は好調である。創業者の越智直正氏は「靴下の神様」とも呼ばれた名物経営者だったが、2022年1月に不慮の事故で急逝。勝寛氏は直正氏の長男で、同社の2代目社長だ。 「(勝寛氏は)『ウェブで勝たないとリアルで勝てない』とオンライン戦略にも熱心です
コスプレを始めたきっかけは「ドラクエ4」 ──月島さんのコスプレは肌がきれいで、2次元のようです。 月島圭(以下、月島) アラを隠すのがうまいだけですよ(笑)。コスプレの時は肌が陶器みたいにみえるように、化粧を変えたりしています。 ──コスプレを始めたきっかけは? 月島 最初は中学生くらいの時に、ゲームが好きだった友達と「ドラゴンクエスト4」のアリーナ姫の格好をしたんです。洋服を作ったりするような本格的なのではなく、似たような洋服を引っ張り出してきて組み合わせて着ただけの、ままごとみたいな感じだったんですけど。それが始まりですね。 当時は、今と違って内気な性格だったんです。衣装を着ると、別の人間になれるみたいな感じがして。その時くらいから、人前で喋ったりするのも好きになりました。 ──コスプレで人前に出るようになったのはいつごろですか? 月島 2、3年前からですね。サイボーグのコスプレをし
ロシアによるウクライナ侵攻(以後、ウクライナ戦争と表記)が始まって1年半以上が経過した。その間、戦局も目まぐるしく変化したが、報道で「ゲームチェンジャー」などと取り上げられる兵器も大きく変わっている。 まず、侵攻当初は欧米から供与された対戦車ミサイル、ジャベリンや地対空ミサイル、スティンガーといった、歩兵が携帯できるサイズの兵器への注目度が高まった。次にトルコ製ドローンのバイラクタルTB2が注目を浴びた。その後も高機動ロケット砲システムHIMARS(ハイマース)、ドイツ製戦車レオパルト2、イギリスの巡航ミサイルストーム・シャドウ、最近では長射程の地対地ミサイルATACMS(エイタックムス)が注目を集めている。
古川の逮捕後に起きた、ラーメン店の休業 #1では休業後、店の冷蔵庫らしきものから異臭が立ち込め、近隣から苦情が出ていることを報じた。また、突然の休業の理由について、梅澤が名古屋の地下アイドルとして活動していた際のプロデューサーであり元カレにして、ラーメン店開業時から業者との取引窓口を担当するなど店の“実質的経営者”とされる古川博一氏が、今夏に強制わいせつで逮捕・起訴され、9月25日に横浜地裁で初公判が開かれていたことに触れた。 「古川は2016~17年にも、自身が運営する名古屋の地下アイドルの女性と男性ファンが連絡を取ったことに腹を立て、『払わないなら家族を家に住めなくさせてやる』と男性から現金300万円を恐喝したほか、女性アイドルと交際した男性ファンを『人生終わらすなんて簡単だぞ』と80万円恐喝し、逮捕された過去があります。今回のラーメン店の休業は古川の逮捕後に起きた。何か関係があると考
ゲーム機を取り上げてもムダだった。次男は「もう自分の力でコントールすることができん」 『大原さんちの不登校』第5話
先日プチ鹿島さんの記事が面白かったのでデジタル庁に「お前らこんなこと書かれてますよ」って投げ込んだんですよ。 割と偉い人に。 河野太郎デジタル相は「ヒューマンエラー」を強調するけれど…マイナカード問題「本当の失策」とは? https://bunshun.jp/articles/-/63901 そしたら、速攻でブチ切れのメールが飛んできて「何から何まで間違ってる! お気持ちで制度批判をするようなことがあってはならない」的なテンションで私まで怒られて、ノーノー私がやったことじゃありません。 火消しのつもりで行った討論でより一層炎上 あまりにも国民からの反発が多いことに危機感を覚えたのか、先般、岸田文雄さんがマイナンバーの関係閣僚を体育館裏に呼び出して根性焼きをする雰囲気の会食をしていることがニュースになってました。 岸田文雄首相、マイナンバー関係の3閣僚と会食 - 日本経済新聞 https:/
「週刊文春」6月8日発売号で報じた、女優・広末涼子(42)とミシュラン1つ星シェフ・鳥羽周作氏(45)とのW不倫関係。広末は取材に対し不倫を否定したが、2人は密かに直筆のラブレターをかわし合っていた――。 昨年5月には『ベストマザー賞』を受賞 1990年代後半に空前の「ヒロスエブーム」を巻き起こした広末。女優としても映画『おくりびと』など話題作に出演してきた。プライベートでは、モデルの岡沢高宏と2003年に結婚したものの、第一子を儲けた後、2008年に離婚。2010年10月にキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)と再婚した。翌2011年3月に第2子を、2015年には第3子を出産している。
「自分の口で語る説明責任がある」 彼は若者から支持を集める3人組の人気音楽ユニット「変態紳士クラブ」のメンバーで、「VIGORMAN(ビガーマン)」こと、北浦翔暉被告(25)だ。 北浦被告は今年4月、自宅に乾燥大麻を所持していたとして逮捕され、大麻取締法違反(所持)罪で起訴されていた。その後、保釈されたが、世間では報じられなかった。 変態紳士クラブは2017年に結成してわずか5年で日本武道館でのライブを成功させるなど音楽シーンの注目を集めた。代表曲「YOKAZE」はYouTubeの再生回数が6500万回を突破。今後も順風満帆な道を歩んでいくことは確実と思われた矢先の、突然の逮捕だった。 北浦被告は少し戸惑った表情で、「公判前で話せないこともあります」と慎重に言葉を選ぶ様子ではあったが、「自分の口で語る説明責任がある」と、逮捕への戸惑いや今後の音楽活動について、約2時間にわたりインタビュー取
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く