クリストファー・ノーラン監督Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images第81回ゴールデングローブ賞で「オッペンハイマー」が作品賞(ドラマ)を含む5部門を受賞したクリストファー・ノーラン監督といえば、現代のアメリカ映画界における巨匠であり、批評家の称賛を欲しいままにしているが、プライベートでは必ずしもそうではないようだ。 ノーラン監督はこのほど、ニューヨーク映画批評家協会から「オッペンハイマー」で最優秀監督賞を受賞。この際、受賞スピーチでエピソードを披露した。「ペロトン(アメリカで人気のフィットネスバイク。豊富なオンラインクラスが特徴)に乗ってHIITトレーニングをしていたときのことだ。苦しくて死にそうになっていた。すると、インストラクターが私の映画のひとつについて話しだして、こう言ったんだ。『みんなこの映画観た? あのせいで人生の大切な2時間を無駄に