併伝武術[編集] 直心影流第十五代宗家園部秀雄の夫である園部正利の流儀が直猶心流であったことから、以降代々、直猶心流のうち鎖鎌術のみが併伝されることとなった。直猶心流鎖鎌術の修得は、直心影流短刀術の技法を十分に会得した者でなければならないため、直心影流虎の巻以上の允許を得た一部の上層指導者のみが修得している。 なお、直猶心流剣術については、秀徳会とは別の団体が「直猶心流剣道形」などとしてその貴重な技法を保存・継承している。 特長[編集] 薙刀術では、攻守を兼ね備えた隙のない奥義 小脇の構え(こわきのかまえ)と、水車(みずぐるま)や風車(かざぐるま)という車返しの技法が特長的である。自然現象に見られる流れるような動きや力の使い方は、華麗にして豪快であり、見る者を魅了する力がある。 直心影流は、天道流とともに、現代武道である全日本なぎなた連盟の「新しいなぎなた」の成立にも深く関わっている。なぎ