羅針盤とは 羅針盤(コンパス・方位磁石ともいう)とは磁石が南北を示すことを利用して船などの進路を測る道具のことです。 少し高い山に登る時は必携です。その場合普通「羅針盤」とは言わず「コンパス」と言いますね。道に迷った時にコンパスを使えば東西南北の方角がわかります。コンパスは丸い形をしていて東西南北の文字が書いてあり、真ん中に針があります。方角を知りたい時はコンパスを平らな場所に置きます。すると針がくるくる回って止まります。針の先に色が着いている方が北です。そこで文字盤に書かれた「北」という文字を針先まで動かすと、東西南北が一目でわかるのです。山で道に迷うと命にかかわる場合がありますが、コンパスはこの危険を減らしてくれます。このすぐれものを発明したのは昔の中国人です。 羅針盤はいつ発明されたか 11世紀に出版された沈括しんかつ(北宋時代の政治家・学者)の随筆『夢渓むけい筆談ひつだん』(科学技