泉城の古代日記 コダイアリー 卑弥呼から聖徳太子まで古代史の疑問や日常のあれこれについて書き留めます。 昨晩(2019年5月10日)の21時から23時に、BSフジで「諸説あり! 邪馬台国スペシャル」のTV番組がありましたので、一応チェックのために観ました。 実際は録画して倍速で観ます。 畿内説では、あいかわらず、纏向遺跡を邪馬台国とするもので、次の4つです。 1 卑彌呼の宮室かもしれない12.4m×19.2mの建物。 2 鬼道に使われたかもしれない桃。 (『魏志』倭人伝には、桃が卑弥呼の鬼道に使われたという記事はありません。) 3 各地の土器の出土。 4 箸墓古墳 この4本立ての根拠に加えて、『魏志』倭人伝の「其山有丹」の記事から、倭には水銀があったということで紀伊半島の和歌山県の「丹」があるから畿内説だとの主張が数日前のTV番組と比べると目新しいところです。 ただ、九州にも西部水銀鉱床群