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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (5)

  • 近代以前の文字はどう読まれ/見られていたのか?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ちなみに右が「君看雙眼色(君看よ双眼の色)」で、左が「不語似無憂(語らざるは憂なきに似たり)」と書かれていて、それぞれ良寛の書。 松岡正剛さんの『外は、良寛。』に載っているものです。 「読む」以外の文字の機能とは?こういう文字を目にして、あっ、またしても読めないと思うとき、いったい、識字率ってなんなんだろうって思います。 活字に慣れてしまった僕らだから読めないのか? それとも、こんな字ばかりだったから昔は識字率が低かったのか? いや、毛筆の文字が読めないのは、きっと臨書体験の少なさも影響しているのでしょう。いろんな人の書いた書を臨書でもして、文字を深く見ることがなければ、草書で書かれた文字をわかることはできないのではないかと思っています。 それにしても、なぜ、このように読み

    FeZn
    FeZn 2008/09/08
  • ほんまに賢いゆうのはどういうこと?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 法隆寺、薬師寺の修復・復元に関わり、最後の宮大工棟梁といわれた故・西岡常一さん。 その西岡さんの話をまとめた『木に学べ―法隆寺・薬師寺の美』を読んでいると、人間って昔にくらべて当にアホになったんだなーと感じます。 例えば、西岡さんは、いまの建築基準法にダメ出しをしています。建築基準法では、コンクリートの基礎を打ちまわした土台に柱を立てろと書いてあるそうですが、「コンクリートの上に、木を横に寝かして土台としたら、すぐ腐りまっせ」と西岡さんは言います。20年もしたら腐るという。法隆寺や薬師寺では、石を置いてその上に柱を立てているから1300年経っても腐らない。 今みたいになんでもそのまままねたりせんのや「明治時代以降に入ってきた西洋の建築法をただまねてもダメなんや」と西岡さん

  • 縦書き・横書き: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さっき気がつきました。 普段、自分が紙などに字を書くときに横書きで書いているってことに。 最近、縦書きのほうが読みやすいし、美しいななんてことを思ったり、話したりしていたんですけど、そういう自分が普段、字を書く際に横に文字を書いていることに、いまさら気づいたんです。 気づいたのは、今日、「メモを書く」ことに関する簡易的なユーザー観察調査をやったからで、見ていたときは気づかなかったんですけど、あとで振り返ってみて、あれ、横に書いているって思ったんです。 で、振り返ってみると、自分も横書き。 ノートに文字を縦に書くという違和感ちょっといま試しに縦書きで文字を書いてみると、もちろん書けないことはないんですけど、なんとなく違和感があります。 まず、文字の間隔がちょっとつかみにく

  • これからは「いらないけれど、欲しくて仕方がないもの」をつくらないとね: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 スキ!好き!数寄! やっぱり今の時代、数奇のこころが重要なんじゃないかと思うんです。 マンガ『へうげもの』の主人公、古田織部なんかをみているとうらやましくなります。中途半端なものは欲しくない。 もう「必要だから仕方なく買うもの」をつくってはいけない。だってゴミだから。だからこそ、こんな言葉にはとても共感します。 私が日でつくろうとしているのも「必要はないけれど欲しいもの」である。「必要がないもの」というと、資源をムダなゴミにするものと思われるかもしれないが、それは逆だ。私は、日のような国は、もう「必要だから仕方なく買うもの」をつくってはいけないと考えている。 「いらないけれど、欲しくて仕方がないもの」をつくらなければならない。そういうもののほうが、長年にわたって使われる

    FeZn
    FeZn 2007/10/16
  • デザインの輪郭/深澤直人: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 意識的なものを対象にしたデザインと身体的なものを対象にしたデザインがあると思う。 前者は、パッと見てわかる、ある意味での派手さやはなやかさをもったもの。 後者は、使っていくうちにじんわりと良さがわかる一見すると地味なもの。 料理でたとえると、子どもにも人気なハンバーグと、大人にならないとわからない大人な味? 別にハンバーグが嫌いになったわけじゃないんだけど、やっぱりここ何年かは大人な味にひかれてます。 そういう意味で深澤直人さんのデザインしたものやデザインへのアプローチってひかれるものがあります。 ふつう僕が前に書いたエントリー「「ふつう」の価値」は実は深澤直人さんの『デザインの輪郭』に書かれた言葉にインスパイアされて書いたものです。 僕も、かつてはふつうじゃないものをつく

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