タグ

ブックマーク / movie.maeda-y.com (7)

  • 超映画批評『100,000年後の安全』65点(100点満点中)

    『100,000年後の安全』65点(100点満点中) 2011年4月2日(土)より、渋谷アップリンクにて緊急公開! 2009年/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/カラー/79分/配給:アップリンク 監督・脚:マイケル・マドセン 脚:イェスパー・バーグマン 撮影:ヘイキ・ファーム 編集:ダニエル・デンシック 出演:T・アイカス C・R・ブロケンハイム M・イェンセン ≪福島原発事故後の日人に見てほしい作品≫ 男なら、東北出身の女の子というと、とたんに色めき立つのが常識。秋田小町なんて言葉があるように、実際はどうあれ、色白で気立てがよくお嫁さん候補には最適との評価が一般的なところだろう。 だが、3.11を境にその「常識」は消えてしまうかもしれない。 日人は気づいているのだろうか。福島原発の事故を見て、なぜこの国から外国人が一目散に逃げ出したのか、その当の理由を。 「外

    FeZn
    FeZn 2011/06/05
  • 超映画批評『プリンセス トヨトミ』70点(100点満点中)

    『プリンセス トヨトミ』70点(100点満点中) 2011年5月28日より公開 全国東宝系 2011年/日/カラー/1時間59分/配給:東宝 原作:万城目学 監督:鈴木雅之 出演:堤真一 綾瀬はるか 岡田将生 沢木ルカ 森永悠希 中井貴一 ≪コメディーながら描くテーマは意外性に富む≫ 豊臣秀吉の子孫がひそかに大阪に生き残っていた──『プリンセス トヨトミ』について私は、そこから始まる歴史フィクションのようなドラマかと当初想像していた。万城目学の原作は未読だったし、タイトルから勝手にそんな予想を立てていた。 だが作は、その予想を大きく裏切る内容だった。 東京の会計検査院から、鬼の松平の異名をとる松平元(堤真一)率いる3人の精鋭調査員が大阪にやってきた。直感型の鳥居忠子(綾瀬はるか)と優等生型の旭ゲンズブール(岡田将生)は、松平の元次々と成果を上げてゆく。次に彼らは財団法人OJO(大阪城趾

    FeZn
    FeZn 2011/06/05
  • 超映画批評『ATOM』90点(100点満点中)

    『ATOM』90点(100点満点中) Astro Boy 2009年10月10日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショー!! 2009年/アメリカ/カラー/95分/提供:角川エンタテインメント 配給:角川映画 , 角川エンタテインメント 原作:手塚治虫「鉄腕アトム」 監督:デビッド・バワーズ 脚:ティモシー・ハリス 声の出演:フレディ・ハイモア クリスティン・ベル ネイサン・レイン ぜひ小さい息子さんとご一緒に 手塚治虫の代表作で、日アニメの元祖的存在「鉄腕アトム」は、意外だがこれが初の劇場版となる。製作したのは香港発のアニメ制作会社「イマジスタジオ」。そこにハリウッドスターが声を当て、米国では300スクリーン越えの大規模公開、その他50カ国以上で上映が予定されている。日原産のコンテンツとしては、大命といってよい話題作である。 未来都市メトロシティの科学省長官で天才的科学者のテン

    FeZn
    FeZn 2009/10/22
  • 超映画批評『カイジ 人生逆転ゲーム』80点(100点満点中)

    『カイジ 人生逆転ゲーム』80点(100点満点中) 2009年10月10日公開 全国東宝系ロードショー 2009年/日/カラー/130分/配給:東宝 監督:佐藤東弥 脚:大森美香 出演:藤原竜也 天海祐希 香川照之 「揃いも揃ってクズでござい、ってツラしてやがる!」 福伸行の漫画は、手軽に人生の極意を学べることで、若い人に大人気だ。独特の台詞回しや擬音、個性的な絵柄など、語るに足る要素を多く備えることから、インターネット上でも共通のネタ基盤として確立されている。『カイジ 人生逆転ゲーム』は、その待ちに待った、そして誰もが「無理だろ」と思う実写映画化である。 最底辺の自堕落な生活を送りながらも、認めようとしない典型的なダメ人間カイジ(藤原竜也)。あるとき彼の元に、借金取りがやってくる。覚えのない借金だったが、気軽に保証人の判を押していたためだ。バイト生活のカイジに返せるカネがあるはずも

    FeZn
    FeZn 2009/10/22
    >"あごはとがっていないが、"
  • 超映画批評『感染列島』75点(100点満点中)

    『感染列島』75点(100点満点中) 2009年1月17日(土)より、全国東宝系ロードショー 2009年/日/カラー/138分/配給:東宝 監督:瀬々敬久 出演:夫木聡、檀れい、国仲涼子、田中裕二(爆笑問題)、池脇千鶴 新型インフルエンザ感染爆発か? 最近、感染症に関する映画が増えている件について、危機管理の専門家、青山繁晴氏に聞いてみた。ちなみに氏は映画好きで有名だが、「映画界は(世の流れに)敏感なのではないか」と言っていた。ハリウッド映画業界が政治と強く結びついており、その最新情報を自らのコンテンツに生かしているのはよく知られているが、日映画界も徐々にそれに近づいてきたというわけか。そういう裏事情はちょいと想像しにくいが、ともあれ作は予想以上のオープニング記録を打ち立て、関係者をほっとさせた。 私立病院の救急医師(夫木聡)のもとに、急患が運び込まれてくる。その予想を超えた劇

    FeZn
    FeZn 2009/01/30
  • 超映画批評『誰も守ってくれない』70点(100点満点中)

    『誰も守ってくれない』70点(100点満点中) 2009年1月24日(土)より、お正月第2弾 全国東宝系ロードショー 2008年/日/カラー/118分/配給:東宝 監督:君塚良一、製作:亀山千広、脚:君塚良一、鈴木智 出演:佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介 「踊る大捜査線」のスタッフが社会派に挑戦 「踊る大捜査線」のミーハーな客層に、社会派映画ぽいものを見せる。『誰も守ってくれない』が挑んだコンセプトはえらく大胆で、そしてほぼ成功している。 15歳の女子高生(志田未来)の兄が、ある日突然逮捕された。世間を騒がす猟奇殺人事件の犯人としてだ。その日から彼女の世界は一変した。押し寄せるマスコミ。際限なく広がるインターネット上での中傷、そして個人情報の暴露。そんな彼女をただ一人守る男がいた。加害者家族を世論から守り、その自殺を防ぐ非公認任務の警察官(佐藤浩市)だ。 そんな

    FeZn
    FeZn 2009/01/30
  • 超映画批評『ダークナイト』97点(100点満点中)

    『ダークナイト』97点(100点満点中) The Dark Knight 2008年8月9日(土)より丸の内プラゼール他全国ロードショー 2008年/アメリカ/カラー/152分/配給:ワーナー・ブラザース映画 監督:クリストファー・ノーラン、脚:ジョナサン・ノーラン クリストファー・ノーラン 出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、マギー・ギレンホール 歴代バットマン映画最高成績にして最高傑作 『ダークナイト』は、米国ではいまや興行新記録の投売り大セール状態である。その勢いたるや、永遠に破れないと言われた「タイタニック」の不沈神話にも迫る勢いだ。世界の映画史上、間違いなく記録に残る作品となったこの特大話題作は、中身のほうも文句なしの大傑作である。 ゴッサムシティに前代未聞の冷酷な犯罪者ジョーカー(ヒース・レジャー)が現れた。バットマン(クリスチャン・ベイル)とその

    FeZn
    FeZn 2008/11/25
  • 1