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ブックマーク / ryougetsu.net (11)

  • 亮月写植室*写植室日報

    2024.1.21(日) 久し振りに、写植室へお客様がいらっしゃいました。 東京の高校3年生で、新年度から美術系の大学へ進学されるというとても若い方でした。どうして写植に興味を持たれたか不思議でしたが、同行されたご両親のお仕事がデザイン関係で、幼い頃から書体などに馴染みがあったとのことでした。 ご自身でも印刷物を制作する中で写研書体に魅せられ、作品にどうしても写研書体を使いたく、写植機を使わせてほしいということでした。 機械を操作しながら写植機の原理を説明し、早速印字作業に入っていただきました。私のサイトでかなり予習されたようで、写植機の操作や採字(一寸ノ巾配列)をすぐ理解されました。 6時間のご滞在の中で印画紙を2枚印字。滑らかな手つきはとても初めて写植機を触ったようには見えませんでした。若い人の覚えの早さに目を瞠りました。 一方で私も写植機で印字することは久し振りでしたが、一寸ノ巾配列

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    FeZn 2014/05/17
  • 亮月写植室*熊本に残された「写植屋さん」

    2013.5.11(土) 熊市内 ●熊にモリサワ機がある!? 2013年3月初旬、「熊の実家が写植業を営んでいましたが、この度写植機を廃棄処分することとなりました。」とのご連絡を頂いた。モリサワの手動機が4台、使われていた時のまま保存されているとのことだった。 筆者がモリサワの手動機を見たことがあるのは大阪DTPの勉強部屋さんが所有する MC-6 のみ。機種をお尋ねすると、MM、MC-101、ROBO V が2台、とのこと。それぞれ電動式、電子制御式、画面搭載型の画期的な写植機として世に送り出された機種である。 熊は筆者が住む岐阜からは非常に遠く葛藤したが、「モリサワ機がそのまま残されているが、近々処分されてしまう」ことがどうしても忍びなく、最期の餞という意味でも取材をお願いした。 亮月写植室初の九州取材。熊に残された在りし日の写植の姿はどのようなものであるか。緊張感とともに当日

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    FeZn 2013/05/20
    さすが亮月さん、熊本までGO
  • 亮月写植室*写植機ゆずります

    ●手動写植機ゆずります →2023.5.13掲載分(募集終了) ・モリサワ「ROBO 15XY III」 →2023.3.18掲載分(募集終了) ・写研「PAVO-KV」 →2022.9.10掲載分(募集終了) ・モリサワ「ROBO 15XY II」 ・モリサワ「ROBO 15XY III」 →2022.6.7掲載分(募集終了) ・写研「SPICA-AH」 →2022.5.18掲載分(募集終了) ・写研「PAVO-JV」 ・写研「PAVO-10」 →2020.12.26掲載分(募集終了) ・リョービ「レオンマックス-2」 ・モリサワ「ROBO 15XY II」 →2020.6.13掲載分 ・リョービ「レオンマックス-1」 →2019.2.27掲載分(募集終了) ・写研「PAVO-KY」 ・写研「PAVO-JL」 ・写研 PAVO型 型番不詳2台 →2011.10.2掲載分(募集終了) ・写

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    FeZn 2011/10/22
    締め切り:10/28金曜。神戸。
  • 亮月写植室*写研が動いた日・2

    ←前半へ戻る ●中村征宏氏の講演「ナール&ゴナ 発想と制作」 11時からは書体デザイナー・中村征宏氏による講演があった。 司会進行は杏橋氏。しばらくは杏橋氏による解説が続く。 ナールが発売されたのが1972年。それ以前の和文書体の状況について。 1924年に写真植字機が発明された。これから約50年間は、明朝体・ゴシック体・教科書体というような基的な書体しかなかった。 その当時、1964年に写研で初めて制作した書体見帳の実物を披露される。この頃は「写真植字機研究所」という名称だった。 写研初の書体見帳『写真植字』(1964年) 書体は当時の社会情勢を反映していて、横太明朝体はテレビ用として開発され、走査線を考慮して横画を太く設計されたものだった。石井丸ゴシック体は機械の銘板のために作られた。太教科書体はNHK教育テレビの開局に合わせ、テレビ放送用の教科書体ということで作られた。ミキイサ

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    FeZn 2011/09/13
    /2021-01-18 新たな発表があって、読み返した。10年1日とはこのことか。
  • 亮月写植室*写研が動いた日

    ●風の便りで 2011年初夏。写植機メーカー最大手だった「写研」が「第15回電子出版EXPO」に出展すると知った。 何事かと思った。数年展示会へ姿を見せなかった写研が出るのだから何かあるな、という期待を持ちながらも、この催しに行くかを決めないまま出展の当日を迎えた。 7月7日、開催初日。この展示会を見に行った人の報告や写真がネット上に数多く載せられていた。「写研、フォント開放の試み」。ブースに掲げられた石井社長のメッセージや InDesign 上で動作しているように見える写研の書体。様々な憶測や意見が飛び交っていた。 居ても立ってもいられなくなった。歴史的(かも知れない)発表をこの目で見たい。詳しく知りたい。写研ブースに行った知人からのレポートのメールがその気持ちに火を着けた。 ●いや、意地でも行くしかない (※以下、「亮月だより」2011年7月9日付の記事を再構成・大幅に追補して掲載して

  • 亮月写植室

    写真植字(写植)の研究・印字。旧亮月製作所写植部

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    FeZn 2011/08/22
  • 亮月写植室*保有書体文字盤一覧

    T-LM-OKL 石井細明朝体OKL 縦・横 T-MM-A-NKL 石井中明朝体NKL 横 T-MM-A-OKL 石井中明朝体OKL 縦・横 T-BM-A-OKL 石井太明朝体OKL 縦・横 T-EM-A-NKL 石井特太明朝体NKL 横 T-EM-A-OKL 石井特太明朝体OKL 縦・横 T-YM-A 石井横太明朝体 縦・横 T-SHM 秀英明朝 縦・横 T-YSEM 新聞特太明朝体 横 T-LG-N 石井新細ゴシック体 横 T-MG-A-KL 石井中ゴシック体 縦・横 T-DG-KL 石井中太ゴシック体 縦 T-DG-L 石井中太ゴシック体L 縦 T-BG-A-KL 石井太ゴシック体 縦・横 T-EG-KL 石井特太ゴシック体 横 T-YSEG-L 新聞特太ゴシック体 縦・横 T-MNAG ゴナM 横 T-DNAG ゴナD 縦・横 T-DBNAG ゴナDB 縦・横 T-BNAG ゴナB

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    FeZn 2011/08/22
  • 亮月写植室*筑紫書体はどうやって、なぜ生まれたのか

    ●気になる存在・筑紫書体 フォントワークスの代表的な存在となった「筑紫書体」。 元写研の藤田重信氏が携わっていることもあって、発売される前から気になる存在でした。一方でその独特な文字形状がなかなか筆者には受け容れられず、近付きたいがあまり見たくはないというジレンマを抱えつつもずっと頭の片隅にある書体でした。 2011年春の終わり、そんな筑紫書体について作者ご人が語られる催しがあると知りました。筆者がこの4ヶ月ほど土日も含めかなり多忙ということもあり参加申し込みを見送っていましたが、「あの独特なデザインにはきっと理由があるに違いない、先入観に囚われずに筑紫書体を観察したい、見方が変わるかも知れない」という思いに駆られ、開催3日前に参加を決めました。 この講演がある「大阪DTPの勉強部屋」は初参加。大阪も「わたしの馬棚」以来ということで新鮮な気持ちで臨みました。会場は約100人が聴講するとい

  • 亮月写植室*お問い合わせ

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    FeZn 2010/10/03
    自家印字体制構築準備中との由/可動SPICAをお持ちの方はいらしゃいませんかーっ!/写植の未来のために動態保存&研究/僕のツテのM氏は07年に廃棄してしまいました。連絡はid:FeZn か直接で。
  • 亮月写植室*写植のうた

    写研が1975年に刊行した社史『文字に生きる〈写研五〇年の歩み〉』に、このような記述がありました。 昭五〇 一一・三 創業五〇年迎える “写植のうた”作る 写植を主題にした歌を写研自ら制作していたというのです。写植ファンとして気にならない訳がありませんでした。 友人・知人づてにこの歌に関する情報を募り、2008年11月、元写研社員の方のご厚意で楽譜と歌詞を送って頂きました。 作詞は、石原裕次郎ら著名歌手に詞を提供してきた杉紀彦氏。作詞だけでなく、放送作家やラジオパーソナリティーとしてもご活躍中です。作曲は、デューク・エイセスの初期リーダーだった和田昭治氏。数多くの門下生が輩出してきた作曲家です。 この二人が写植についてどのような歌を作ったのか再現してみたくなり、楽譜を頂いた当日から作業に取りかかりました。制作が進むにつれて徐々に現れてくるのは、懐かしさを感じるメロディーに乗せて歌われる写植

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    FeZn 2010/05/09
     再リンク
  • ●写植ファンサイト「亮月製作所」●

    写真◉写真植字機を囲む石井茂吉氏と森澤信夫氏 書体◉石井太ゴシック体・秀英明朝SHM・数字FR-A No.46(写研)、太ゴシック体B1(モリサワ) 写植の印字/書体提供◉駒井靖夫(プロスタディオ)、田嶋英二(TAJIMA•YA) 協力◉雪朱里、伊藤義博(株式会社文字道) (C) 桂光亮月1999-2024 禁無断転載

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