2024.1.21(日) 久し振りに、写植室へお客様がいらっしゃいました。 東京の高校3年生で、新年度から美術系の大学へ進学されるというとても若い方でした。どうして写植に興味を持たれたか不思議でしたが、同行されたご両親のお仕事がデザイン関係で、幼い頃から書体などに馴染みがあったとのことでした。 ご自身でも印刷物を制作する中で写研書体に魅せられ、作品にどうしても写研書体を使いたく、写植機を使わせてほしいということでした。 機械を操作しながら写植機の原理を説明し、早速印字作業に入っていただきました。私のサイトでかなり予習されたようで、写植機の操作や採字(一寸ノ巾配列)をすぐ理解されました。 6時間のご滞在の中で印画紙を2枚印字。滑らかな手つきはとても初めて写植機を触ったようには見えませんでした。若い人の覚えの早さに目を瞠りました。 一方で私も写植機で印字することは久し振りでしたが、一寸ノ巾配列