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ブックマーク / japanbujut.exblog.jp (15)

  • 古伝の一足立ち | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 古伝の一足立ち 八戸藩伝の神道無念流立居合には、他の同流には見られない独特な所作が多くある。 これは東北の外れに伝承したが故の古伝を保持した技法でもある。 そしてまた、こうした所作・動作は江戸時代に描かれた錦絵などにも散見されるものであり、その意味からは全国的にも普遍的なものであったと見ることもできる。 その一つに「一足立ち」(両足を付けて立つ)がある。 両足の爪先をそれぞれ45度に開き(両足の角度が直角になる)、前足の踵を後足の中心に付ける。 一体、どれだけの流派がこの一足立ちを伝えているだろうか。 筆者の知る限り、八戸

    古伝の一足立ち | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association
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    FeZn 2016/09/30
    これ珍しいのか。確かに、似たアレの方は使うけど、こっちは「存在は知っていても使わない」からなぁ。
  • 世界最大の木刀 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    世界最大の木刀 世界最大の木刀が筆者の住む山梨県にある。 長さおよそ10m。 もちろん奉納刀である。 場所は上野原市の井戸という山の中の集落にある軍刀利神社。

    世界最大の木刀 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association
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    FeZn 2016/04/12
  • 御膳捕のこと | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    二人が並列して坐している想定から始まる形であり、居合の多くの流儀に同じ想定の形がある。 御膳と書けば、前に膳、すなわち料理があることが解るが、御前ではわからない。 だから正しい理合が失伝していくのである。 こちらは小笠原流礼法の挿絵である。

    御膳捕のこと | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association
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    FeZn 2015/11/26
  • 居合における掛け声 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 現在行われている居合のうち、全日剣道連盟加盟八流派などはいずれも無声の形であり(流派によっては時と場所によって発声している場合もある)、見ていて眠くなる。 現在、無声で行っている田宮流や英信流だって古伝書では掛け声の重要性を説いている。 掛け声のない武術は、いったいどのようにして練丹しているのだろうか。 技は声と一体であり、武術に掛け声は必須である。 筆者は多くの流派を修行してきたが、無声の流派は一つもない。 さて、林崎流の伝書を見ると、やはり掛け声を口伝として伝えている。 日常の稽古で必須の掛け声を口伝とするのは合点が

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    FeZn 2015/11/12
  • 『武器二百図』を見る その6 寄棒 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 『武器二百図』を見る その6 寄棒 『武器二百図』の6は寄棒。 同じカルタに鉄棒・八角棒・金吾棒も描かれている。 鉄棒と八角棒は素振り用の筋骨鍛錬棒だと思われる。 金吾棒は『武器二百図』以外では見たことのない道具。 武術でもこんな棒を使う流儀は寡聞にして知らない。 寄棒とは、いわゆる六尺棒のこと。 江戸時代の代表的な捕物道具は、袖搦、突棒、刺股の「捕物三具(三つ道具)」に加え、寄棒、早縄、松明(たいまつ)を 「番所の六具」 と言った。 柔術の流儀の多くで棒術や捕縄術を併伝しているのは捕物武術が柔術と同義・同種の武術とされて

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    FeZn 2015/10/15
  • 第30回 富士北口諏訪明神社奉納演武会 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 第30回 富士北口諏訪明神社奉納演武会 去る五月五日、北口宮富士浅間神社の境内社である諏訪明神社において、水月塾恒例の部会員による奉納演武会が挙行された。 最初に諏訪神社に参拝し、続いて浅間神社で正式参拝を行い、武術の上達を祈願した。 当日の浅間神社は「お初申祭」が行われており、境内は参拝客で賑わった。 主な演武は以下の通り。 穴澤流薙刀

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    FeZn 2015/05/09
  • 古流柔術の当身に用いる拳 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 古流柔術の当身に用いる拳 古流柔術の当身に用いる拳形が空手のそれとは相違することをこれまで何度も説いてきた。 にもかかわらず、真伝を受けなかった多くの柔術家は空手の拳形で当身を行っている。 無知も甚だしいし、そのような流儀はもはや古流とは言えない。 酷い例になると、受方(攻撃側)の突きが空手スタイルになっていることもある。 江戸時代にも日には空手家がいて、彼らは古流柔術と敵対していたということだろうか。 そんなレベルでしかない古流が日にはウヨウヨしている。 後屈立ちになって腕を廻して受ける流派と並んで見るにたえない現状

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    FeZn 2015/04/22
  • 鉄杖のこと | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    この杖が鉄製であることを伝えるために、棒端に環を描いたのだ。 このちょっとした工夫を見逃してはならない。 もしかしたら全形を鉄杖で演じる可能性もあるわけだから。 だいたい実際に杖が剣と戦う場面に遭遇したら、木製の稽古杖では役に立たない。 そのあたり、神道夢想流などではどのような解釈をしているのだろう。 剣術だって形稽古は木刀でするけれど、実際の斬り合いは真剣を使うことは常識である。

    鉄杖のこと | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association
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    FeZn 2014/10/25
    “実際に杖が剣と戦う場面に遭遇したら、木製の稽古杖では役に立たない。”とは仰るが、確か実験の結果「ちゃんと捌けば意外と平気」じゃなかったっけ。捌けば、だけど。
  • 『剣 日本の流派』 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 一体、だれがこんなを買うのか。 という我は、ひどい出版業界の現状を知るために「買ってしまった一人」。 大体タイトルがおかしい。 内容から言えば『日の剣術流派』だろう。 この雑誌の何が恐ろしいかと言うと、書いてあることがことごとく間違っていて、紹介している内容は一部の系統に留まり、捏造と誤解に満ちている。 拙著が参考文献の最初に挙げられているが、こんなに間違いだらけの雑誌の参考文献になったのは当にいただけない。 当然、筆者には何の連絡もないし、雑誌の寄贈もない。 装丁とレイアウトがいいだけに残念な雑誌である。 諸氏は絶

    『剣 日本の流派』 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association
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    FeZn 2014/08/27
    参考文献にしただけなら献本は要らないよね? このあたりの分野では献本する習慣あるのかな?
  • 『大正武道家名鑑』を見る(1) | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 『大正武道家名鑑』を見る(1) これからしばらく『大正武道家名鑑』を見ていきたい。武種は剣道・柔道・槍術・居合術・薙刀術の順とする。 特に古流関係、そして現在失伝してしまった流儀、現在まで伝承されている流儀などを抽出して紹介していきたいと思う。 もしかすれば、書に掲載されている武道家の弟子、あるいは孫弟子がまだ健在である可能性もないではない。 そんな期待を込めながら情報を提供していく。 まずは剣道範士の部から。 【剣道範士】 ◆北辰一刀流   内藤高治 門奈正 小林定之 ◆小野派一刀流  高野佐三郎 ◆直心影流  富山圓

    『大正武道家名鑑』を見る(1) | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association
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    FeZn 2014/07/28
    皆無ってことはないんじゃないですかね?
  • 鹿島神道流刀抜(居合) | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 鹿島神道流刀抜(居合) 明治23年に出版された『武道図解秘訣』に鹿島神道流の居合が図入りで解説されている。 戦乱に突入していく幕末期には座して行う居合が無用となり、また明治期には脱刀令があって、居合の低迷暗黒期が長く続いた。 そんな中で出版された書籍だけに、居合に関する記述は、江戸時代そのままの所作を解説していると思われ、往時の真伝を探る参考文献としては一級の資料である。 ここで解説されている鹿島神道流は、田子重信が伝えたもので、十二ある。 その初目の「発端」が解説されている。 掛声は抜くときに「ヤー」、二の太刀で「ト

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    FeZn 2014/07/08
    「絵師のミスであろうか」
  • 無双直伝流和(やわら) 初公開の絵目録(一) | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 無双直伝流和(やわら) 初公開の絵目録(一) 北信濃、松代藩の辺境農村地帯の足軽・農民層に伝わった総合武術、無双直伝流のうち和(やわら)に関する未発表の伝書を初公開する。 伝書には題箋がなく、中にも題は書かれていない。 しかし、この伝書が「和極意二十四ヶ条」の絵目録であることが判明した。 信州にはこの文字伝書が残っているが、なぜか絵目録を残していない。 両者を照合させることによって、文字伝書の存在価値が浮かび上がってくるのである。 内容はいわゆる外之物の伝である。 それでは二十四ヶ条を一回に三ヶ条ずつ紹介していく。 一 ほ

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    FeZn 2014/06/22
    無斗流にもこんな感じの伝書があったらしい。木が書いてあって、あと謎のワード、とか。
  • 「稽古」とは? What is the Kêko? | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 「稽古」とは? 武術を日常、修行することを「稽古」という。これは日の伝統文化を学ぶときに用いる用語で、特別の意味・感覚を持っている。西洋から入ったものでも伝統のあるもの、たとえばバイオリンやピアノ、バレエなどのレッスンは稽古という場合もある。 稽古とは、優れた技術・才能を持った過去の達人・名人たちが創りだした技術や所作を伴う一定の教習課程を履修することである。 だから、練習、鍛錬、運動、勉強などのどれとも異なる意味を持つ。現在の競技武道は一定のルールに基づいて勝負を競うスポーツであるから、それは稽古ではなく、練習である。

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    FeZn 2014/06/18
    ここでは「鍛錬」を「トレーニング」と訳してる。
  • 『武器二百図』を見る その1 居合刀 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 『武器二百図』を見る その1 居合刀 『武器二百図』は嘉永元年に美濃国郡上家臣の山脇正準により校閲されたもので、絵師は小林祐猷。講武塾が蔵板した。内容は武器だけではなく、武家の生活用品全般に及び、名称と絵図が並んで掲載されている。切り取ればカルタになり、武家の子弟の教育に用いられた。 第1回目は居合刀(いあいがたな)を紹介する。 居合刀の他に、韜(しない)、木刀、面、小手が描かれているが今回は居合刀だけとする。 居合刀は、「いあいとう」とは読まず「いあいがたな」と読む。 ここで意外に感じるのは、刀に肝心の鍔が付いていないこ

    『武器二百図』を見る その1 居合刀 | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association
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    FeZn 2013/10/23
    嘉永元年、『武器二百図』。居合刀(いあいがたな)。鐔なし。世の中には知らんことがいっぱいあるな。
  • 居合演武における下緒の扱い How to sageo for Iaijutsu | 国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association

    国際水月塾武術協会 International Suigetsujuku Bujutsu Association japanbujut.exblog.jp 会が伝承している武術流派と古武道全般の技法・歴史文化などを解説します。文章・記事・写真の転載は固く禁止します。 居合演武における下緒の扱い 明治から昭和にかけての居合の名人中山博道が伝えた長谷川英信流、無双直伝英信流、夢想神伝流、夢想神伝重信流、その他・・・・。 現在の居合人口を見ると、間違いなく、その九割以上はこれらの流れである。 明治時代の大日武徳会の戦後の組織が今の全日剣道連盟になっている。 武徳会も全剣連もその最高権威は中山博道だった。 だから五月の全剣連主催の京都大会で居合を演武する人たちは、皆全剣連の高段者であり、当然のようにここで演武される流派の九割以上が中山博道の流れである。 ここで演武をされている方々の下緒が、

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    FeZn 2013/05/28
    江戸時代の絵図になかったかな?と思ったけど、あれは侍ではなくったんだったかな。
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