島田真路(しまだ・しんじ) 1952年、京都生まれ。東京大学医学部卒。米国国立衛生研究所(NIH)などを経て、2015年から山梨大学長。 「国民益にかなう国立大学」への脱皮を前回異見交論で打ち上げた自民党行政改革推進本部長の塩崎恭久氏に対し、山梨大の島田真路学長が同大公式サイトで反論を加えた(>>PDF)。「学長選挙での意向投票はご法度」「学長選考会議の3分の2は学外委員」といった提言の実効性を疑問視し、2004年の国立大学法人化以降の国による大学改革自体を「改悪」と断じている。「国は矛盾を押し付けるな」と厳しく批判する真意を、改めて尋ねた。(聞き手・読売新聞専門委員 松本美奈、写真も) ウェブ上で「交論」しませんか。(サイト上匿名もできますが、名前、職業、年齢、連絡先は明記を) メール送信先 daigaku2014@yomiuri.com ■学長選挙は必要だ ――なぜ公式サイトに反論を掲