大阪府守口市の市立小学校で、昨年から今年にかけて、女児(現在5年生)に対し、同級生の女子らが給食に異物を混入するなどのいじめを繰り返していたことが市教委の調査で分かった。 女児は転校した。市教委によると、男児二十数人も同様の被害を受けていたといい、学校は25日、同学年の児童全員を対象に健康被害調査を始めた。 市教委によると、学校は昨年5月、4年生女児の保護者から「いじめの疑いがある」との訴えを受けた。この時は実態が分からず経緯を見守ったが、同10月に再び訴えを受けた学校が聞き取り調査を実施。同級生の女子6人が、女児に悪口を言うなどしていたことを認め、保護者とともに女児側に謝罪した。 しかし、5年生に進級後の今春、女児側からの訴えで学校は調査を再開。加害グループが女児の靴の中に画びょうを入れたり、給食に髪の毛を入れたりしたことを認め、別の5年生女子グループ(6人)も女児をいじめていたこ