主人公、下山 康太(しもやま こうた)は 一貫教育の聖奈半利学園 (せいなばりがくえん)に通う男子。 同じ学園に通う姉の涼々夏(すずか)が大好きで、 どんなに叱られお仕置きされても、 本当は優しい涼ねぇに従順に従うお姉ちゃんっ子。 一見すると仲のよい姉弟‥‥‥ しかし姉の涼々夏の方には、弟に言えない企みがあった。 「康ちゃんの童貞は、わたしが奪うわ」 涼々夏はもっと幼い頃からずっと、康太のことを 性の対象として見ていたのだった。康太に徴が あったことを確認した涼々夏はその翌日、 いよいよ計画を実行に移すことにした。 弟のはじめてを奪い味わった涼々夏は、 そのことをクラスメイトの赤野 ひまり (せきの ひまり)へ自慢げに打ち明ける。 するとひまりは、 「へぇ~弟クンってそんなにいいんだ? じゃあボクにもさせてよ」 康太を供出するようねだる。断り切れない秘密を 握られていた涼々夏は、康太をひま