探査車「祝融号」、火星の砂丘で液体の水の痕跡を新たに発見していた2023.05.15 10:008,338 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 中国の火星探査車「祝融号」が収集したデータから、液体の水がこれまで考えられていたよりも近い時代まで存在していた可能性を示す痕跡が見つかりました。 気を付けたいのは、データを調べた研究チームが発見したのはあくまで液体の水が存在していた痕跡であって、液体の水そのものではないという点です。 砂丘に残った塩が証拠かつて火星には水が豊富に存在していました。NASAやESAなどの機関が太古の火星に水があった痕跡を数多く見つけていますが、今回の発見は水が少し前まで存在していた可能性を示しています。 祝融号は現在、火星の広大な火山地帯であるユートピア平原の南端にじっと留まっています。同地域には、2021年5月に着陸しまし