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ブックマーク / realsound.jp (15)

  • キズナアイ、星街すいせい、花譜、HACHI、長瀬有花……3名の有識者が振り返る、バーチャル音楽シーン発展の歴史

    キズナアイ、星街すいせい、花譜、HACHI、長瀬有花……3名の有識者が振り返る、バーチャル音楽シーン発展の歴史 VTuberによる音楽活動やバーチャルアーティストの存在が、音楽シーンにおいて注目を集めるようになってきた昨今。2018年に9週連続リリースで音楽通を唸らせたキズナアイ、日武道館公演を成功させた花譜、地上波音楽番組や「THE FIRST TAKE」出演で注目を集める星街すいせいをはじめ、HACHIや長瀬有花など、オルタナティブな活動で国内外で徐々に認知を高めているアーティストも多数存在する。 今でこそジャンルレスな楽曲リリースが目立つが、黎明期はインターネットミュージックやクラブミュージックとの接点が強かったバーチャルアーティストシーン。その音楽の発展はどのように行われていったのか。 リアルサウンドでは、バーチャル分野の現在を多方面に発信しているライターの森山ド・ロ氏、イベント

    キズナアイ、星街すいせい、花譜、HACHI、長瀬有花……3名の有識者が振り返る、バーチャル音楽シーン発展の歴史
  • メタルは“開かれた音楽”として発展する ポップスやヒップホップなど広範なジャンルへの浸透も

    近年のポピュラー音楽シーンにおけるメタル要素の普及・偏在化 この記事の趣旨は「近年(2010年代終盤〜2020年代以降)のメタル動向の総括」なのだが、それを具体的に述べる前に、読者の方々、特に「メタルは自分とは関係ない」と思っている人に知ってほしいことがある。 ①音楽ジャンルとしてのメタルをあまり聴いていないと思っている人でも、メタル的な音を耳にする機会は実は多い。 ②近年、世界的に大きな支持を得ているカルチャーがメタル由来の意匠を用いることが増えてきているため、メタル的な視覚要素が人目に触れる機会も非常に多い。 まず、①について。例えば、リナ・サワヤマやフィービー・ブリジャーズはインディ〜オルタナ方面の音楽ファンから大きな支持を得ているが、ともにメタルに影響を受けており、いずれもMetallicaのカバーアルバム『The Metallica Blacklist』(2021年)に音源を提供

    メタルは“開かれた音楽”として発展する ポップスやヒップホップなど広範なジャンルへの浸透も
  • カバー株式会社CEO 谷郷元昭、バーチャルタレントに求められる資質 個々の“やりたい”を伸ばすホロライブの徹底したサポート力

    多くの人気バーチャルタレントが所属し、YouTubeチャンネル登録総数が7,000万を超えるVTuberプロダクションであるホロライブプロダクション。その1年に1度のビッグイベント『hololive 4th fes. Our Bright Parade Supported By Bushiroad』『hololive SUPER EXPO 2023』が2023年3月18~19日に開催される。 2020年に開催された『hololive 1st fes. ノンストップ・ストーリー』以降年々規模を拡大し、VTuber界でも恒例の存在となったこのビッグイベントについて、そしてホロライブプロダクションならではの魅力について、ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社CEOの谷郷元昭氏と、『hololive 4th fes. Our Bright Parade Supported By Bush

    カバー株式会社CEO 谷郷元昭、バーチャルタレントに求められる資質 個々の“やりたい”を伸ばすホロライブの徹底したサポート力
  • 『夏へのトンネル、さよならの出口』はなぜ3度も“トレイン・ミーツ・ディア”を描いたのか?

    「えー、ただいま、前の電車が鹿と接触したため大幅な遅延が発生しております。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちください」 『夏へのトンネル、さよならの出口』の物語はそんな「よくあるアナウンス」から始まる。 青春映画は「ボーイ・ミーツ・ガール」で始まるとよく言うが、作の場合は「トレイン・ミーツ・ディア」というわけだ。 映画『夏へのトンネル、さよならの出口』は、2019年にガガガ文庫から発売された八目迷著の同名の小説映画化した作品である。 監督・脚を担当したのは、2022年秋より放送がスタートする『BLEACH 千年血戦篇』でも監督を務めることで知られる田口智久監督だ。また、アニメーション制作を『映画大好きポンポさん』で注目を集めたCLAPが担当しており、美麗な背景描写やCG処理へのこだわりは作でも健在であった。 では、作品の内容の方に話題を移していこう。 小説原作

    『夏へのトンネル、さよならの出口』はなぜ3度も“トレイン・ミーツ・ディア”を描いたのか?
  • ホロライブ 天音かなた×常闇トワ新ユニット“ORIO”結成インタビュー 両者が語る、互いへの信頼や音楽活動への強い気持ち

    ホロライブ 天音かなた×常闇トワ新ユニット“ORIO”結成インタビュー 両者が語る、互いへの信頼や音楽活動への強い気持ち ホロライブプロダクション所属、YouTubeチャンネル登録者数が100万人を超える人気VTuber 天音かなたと常闇トワが、新ユニット「ORIO」を結成。5月2日に1stシングル「Over Time」をリリースした。 hololive IDOL PROJECTでアイドル活動を行う天音と常闇は、コラボ企画やカバー動画のほか、オリジナル曲「マドロミ」をリリースするなど、以前から“かなトワ”としてファンの間でも親しまれている存在。ソロとしての音楽活動も積極的に行っている二人だが、変幻自在な歌声を持つ天音と記名性のある低音ボイスがクールな常闇によるデュエットは、それぞれのコンセプトとなる“天使”と“小悪魔”の化学反応を楽しむことができる。 そんな二人の1stシングル「Over

    ホロライブ 天音かなた×常闇トワ新ユニット“ORIO”結成インタビュー 両者が語る、互いへの信頼や音楽活動への強い気持ち
  • ライブハウスへ足を運ぶのは命がけの行為だったーー『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』が伝える、80年代のアンダーグラウンド・シーン

    ライブハウスへ足を運ぶのは命がけの行為だったーー『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』が伝える、80年代のアンダーグラウンド・シーン かつて――というのは、80年代のことだが――“ライブハウスへ足を運ぶ”という行為は、比喩でも誇張でもなく、“命がけ”であった。そこでは客同士、あるいは客とバンドメンバーとの乱闘騒ぎなどは珍しくもなく、豚の臓物や人間の汚物がぶちまけられ、中には、「いかなる事故が発生し、危害が加わろうと主催者側に責任はない」というような内容の誓約書にサインをしないと観られないステージまであった。 とりわけハードコアパンクのライブ会場は危険極まりない場所であったが、そのような“悪所”になぜ、あの時代、一定数以上の人々が集まったのかといえば(何しろこのハードコアを中心にしたジャパニーズ・パンクの隆盛が、後のインディーズブーム、引いてはバンドブームの源流の1つとなるのだ)、それは

    ライブハウスへ足を運ぶのは命がけの行為だったーー『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』が伝える、80年代のアンダーグラウンド・シーン
  • 島村楽器が自分で組み立てられる「簡易防音室」を発売したわけ 個室空間と遮音性へのこだわり

    コロナ禍により、簡易的な防音室や駅中のリモートボックス、娯楽施設のソロワークプランなど、社会における「ひとり空間」が求められその需要は高まっている。特集では、ひとりひとりに合わせた空間を提供し、サービスや製品を販売している企業に、今後の社会における「ひとり空間」の重要性についてインタビューしていく。 今回は、2021年12月に発売した簡易防音室「S-OTODASU Ⅱ LIGHT」(以下、OTODASUⅡ)について、開発に携わった島村楽器へインタビュー。楽器のスペシャリストが手掛ける個室の防音室は、どんな工夫が施されているのか。誕生の経緯や楽器店がうみだす「ひとり空間」へのこだわりなどについて、島村楽器株式会社 防音営業課マネージャー(開発当時)・佐土原和久氏、防音営業課の渡辺 拓氏に話を聞いた。(リアルサウンドテック編集部) 防音室で様々な「ひとり」需要に応えるための開発秘話 ――簡易

    島村楽器が自分で組み立てられる「簡易防音室」を発売したわけ 個室空間と遮音性へのこだわり
  • THE COLLECTORS 加藤ひさし、二度目の武道館を振り返る 開催までの葛藤、ステージ上で抱いた思いとは

    THE COLLECTORS 加藤ひさし、二度目の武道館を振り返る 開催までの葛藤、ステージ上で抱いた思いとは 2022年3月13日に行われた、THE COLLECTORS結成35周年を記念した二度目の日武道館公演が、4月24日にWOWOWプラスで独占放送される。 どんなライブだったかはこのリアルサウンドでもレポートしたが、そんな記念すべきライブについて「やり遂げてみていかがでした?」と加藤ひさし(Vo)に聞くインタビューを行なった。いろんな意味で音ダダ漏れの、素敵なテキストになったので、じっくり読んでいただければ幸いだ(兵庫慎司)。 「もう今日は炸裂のロックンロールだな」と開き直り ーーまず、二回目の日武道館、前回以上にドラマチックじゃなかったですね(笑)。 加藤ひさし(以下、加藤):ドラマチックじゃなかった? まあね、なかったねえ。フジパシフィック(THE COLLECTORSの

    THE COLLECTORS 加藤ひさし、二度目の武道館を振り返る 開催までの葛藤、ステージ上で抱いた思いとは
  • 神はサイコロを振らない、産みの苦しみを経て表現できた“ありのままの姿” 周囲への劣等感さえ詰め込んだ渾身のフルアルバム

    神はサイコロを振らない、産みの苦しみを経て表現できた“ありのままの姿” 周囲への劣等感さえ詰め込んだ渾身のフルアルバム 4人組オルタナティブロックバンド、神はサイコロを振らないが待望のメジャー1stフルアルバム『事象の地平線』をリリースする。なんと全20曲、トータル1時間を超える2枚組のボリュームとなった作には、n-buna from ヨルシカとアユニ・D(BiSH/PEDRO)、キタニタツヤとのコラボ曲や、アニメ『ワールドトリガー』ほかドラマや映画の主題歌、CMソングなどこれまでの既発曲に、アルバム書き下ろしの新曲が多数収録されている。 柳田周作(Vo/Gt)の持つ類稀なる歌声を前面的にフィーチャーしつつ、エッジの効いた疾走感あふれるバンドサウンドを絶妙なバランスでミックスした意欲作だ。3月には日比谷野外大音楽堂で、4月には大阪音楽堂にてワンマンライブ『最下層からの観測』を行う神サイ

    神はサイコロを振らない、産みの苦しみを経て表現できた“ありのままの姿” 周囲への劣等感さえ詰め込んだ渾身のフルアルバム
  • マルチアーティスト XY GENE、マイケル・ジャクソンに憧れた少年が“歌とダンスの融合”を目指すまで

    マルチアーティスト XY GENE、マイケル・ジャクソンに憧れた少年が“歌とダンスの融合”を目指すまで 幼少期にマイケル・ジャクソンに魅了され、独学でダンスを習得。小学生のときにマイケルの追悼ライブにダンサーとして出演し、その後は韓国で武者修行。現在は東京を中心に活動する注目のニューカマー、XY GENEが1stアルバム『Daydreaming』をリリースした。 作には浮遊感のあるオルタナティブR&Bや軽快なブギーファンク、ダークな色彩のアンビエント系ナンバーまでを収録。時折ラップを混ぜながらソフトでナイーブな歌声を聞かせている。中学時代の同級生だというOnly Uや、(sic)boy、YOSHIKI EZAKIなど、早耳から熱い視線が注がれているZ世代のラッパー/シンガーが多く並んでいる点も見逃せないポイントだ。 歌/ラップ/ダンス/トラックメイク/コレオグラフとマルチな才能を見せるX

    マルチアーティスト XY GENE、マイケル・ジャクソンに憧れた少年が“歌とダンスの融合”を目指すまで
  • 櫻坂46、4thシングル『五月雨よ』収録曲の充実ぶり 独自の制度が後押しするカップリング人気

    櫻坂46の4thシングル『五月雨よ』がリリースされた。今作は、現在16歳でグループ最年少の山﨑天がセンターを務める表題曲「五月雨よ」を始め、今作の活動をもってグループから卒業することを発表している渡邉理佐がセンターを担当する「僕のジレンマ」や、櫻坂46のデビュー時からセンターに立ち続けている森田ひかるの4度目となるセンター曲「車間距離」など、計7曲が収録。発売に先駆けてそれぞれの音源がラジオで解禁されると、なかには表題曲並みに反響のある曲もあらわれ、今作のいままでにない充実ぶりがうかがえた。 特に人気なのが「僕のジレンマ」だ。この曲は全員歌唱となっており、フォーメーションは卒業する渡邉をメンバー全員で送り出すような構図になっている。歌詞には、何かを得るには何かを捨てなければいけないというジレンマを抱えた主人公の複雑な心境が綴られており、まさにグループからの卒業を控えた渡邉の不安や迷いが手に

    櫻坂46、4thシングル『五月雨よ』収録曲の充実ぶり 独自の制度が後押しするカップリング人気
  • 【ONE PIECE考察】ゴムゴムの実とはなんだったのか? “ふざけた能力”の可能性

    ※『ONE PIECE』誌のネタバレを含みます。 約25年間も連載を続け、「週刊少年ジャンプ」の第一線を走り続ける『ONE PIECE』。そんな長い作の歴史で最大と言えるどんでん返しが、2022年17号にて巻き起こった。 ルフィがゴムゴムの実をべ身体が伸びるゴム人間であることは、『ONE PIECE』を読んでいない人でも多くが知っているだろう。しかし彼がべた悪魔の実「ゴムゴムの実」にはもともと別の名前があったのだ。 ルフィがべたと明かされた悪魔の実「動物系ヒトヒトの実 幻獣種モデル“ニカ”」とは、どのような悪魔の実なのか。今回は明かされた衝撃の事実が与える影響や今後の展開について、ワンピース研究家である神木健児氏に話を聞いた。 「1044話でルフィがべた悪魔の実の正式名称が『ゴムゴムの実』ではなく、『動物系ヒトヒトの実 幻獣種モデル“ニカ”』であると明かされました。太陽の神・ニ

    【ONE PIECE考察】ゴムゴムの実とはなんだったのか? “ふざけた能力”の可能性
  • ソ連軍が行った銃撃シーンの一部が 『親愛なる同志たちへ』本編映像公開

    4月8日に公開される映画『親愛なる同志たちへ』の編映像が公開された。 作は、第93回アカデミー賞国際長編映画ロシア代表に選定されたアンドレイ・コンチャロフスキー監督作の最新作。スターリン後の社会に希望を見出し、その世界に疑いを持たなかった一人の女性が知る、残酷な事実を描き出す。 1962年6月1日、ソ連南部ノボチェルカッスクの機関車工場でストライキが勃発した。「雪どけ」とも称されたフルシチョフが目指した豊かな共産主義統治にも陰りが見え始め、困窮にあえぐ労働者たちが物価の高騰や給与カットに抗議の意思を示したのだ。社会主義国家で大規模なストライキが起こったことに危機感を覚えた政権は、スト鎮静化と情報遮断のために最高幹部を現地に派遣、翌日には約5000人の市民への銃撃を開始した。熱心な共産党員で市政委員も務めるリューダは、18歳の愛娘スヴェッカの身を案じ、凄まじい群衆パニックが巻き起こった

    ソ連軍が行った銃撃シーンの一部が 『親愛なる同志たちへ』本編映像公開
  • 『SING/シング:ネクストステージ』にみるシリーズ人気の理由 娯楽産業の抗い難い魔力

    ユニバーサル・ピクチャーズ傘下のアニメ製作会社「イルミネーション」の劇場作品の一つとして多くの観客を魅了、予想を超える評価を獲得した『SING/シング』(2016年)。さまざまな動物たちが文化的に暮らす世界を舞台に、さびれた劇場で行われる歌のコンテストが、多くの動物たちの心を動かす様を、ヒットソングの数々とともに見せていくアニメーション作品である。 大きな支持を受けて、この度製作された続編『SING/シング:ネクストステージ』は、スケールが飛躍的に大きくなるとともに、前作と同様に印象深く味わい深い内容となった。日でも、現時点で週間興行収入ランキングで3週連続1位を獲得する成功作となっている。ここでは、そんな『SING/シング』シリーズの人気の理由や、作『SING/シング:ネクストステージ』で描かれていたものは何だったのかを考えていきたい。 前作『SING/シング』では、劇場の支配人であ

    『SING/シング:ネクストステージ』にみるシリーズ人気の理由 娯楽産業の抗い難い魔力
  • UA&浅井健一が語る、AJICOはなぜ世の中と“接続”するのか ミュージシャンとしての共鳴が呼び寄せた再始動

    UA&浅井健一が語る、AJICOはなぜ世の中と“接続”するのか ミュージシャンとしての共鳴が呼び寄せた再始動 UA、浅井健一、TOKIE、椎野恭一によるバンド・AJICOがおよそ20年ぶりに再始動した。2000年、BLANKEY JET CITY解散直後の浅井とUAを中心に結成されたAJICOは、ツアーと並行してフルアルバム『深緑』と3枚のシングルを発表し、多くのリスナーに支持されながらも“完全燃焼”を理由に僅か一年足らずで活動を休止したという、“伝説”級と言っても過言ではないスペシャルなバンドだった。あれから20年。復活の狼煙として届けられた4曲入りEP『接続』には、かつてとは異なるレンジと開放感による新たなAJICOサウンドが早くも確立されている。なぜAJICOはここまで“開けた”サウンドを携えて帰還を果たしたのか。そのプロセスをUA、浅井健一に語ってもらった。(内田正樹) 「ベンジー

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