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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (98)

  • タリム盆地の驚異のミイラを飾ったチーズの起源が判明、定説覆す

    小河の墓地で発掘されたミイラ。チーズのネックレスを身に着けていた。(PHOTOGRAPH COURTESY WENYING LI, XINJIANG CULTURAL RELICS AND ARCHAEOLOGY INSTITUTE) 中国タリム盆地の小河にある青銅器時代の墓地で、ミイラの首を飾っていた小石ほどのチーズのDNAを分析した結果、どのように製造され、どのように広がったかが見えてきた。定説を覆すこの研究成果は9月25日付けで学術誌「Cell」に発表された。 複数のミイラの首の周りで見つかった3500年前の小さなサンプルについて、タンパク質を分析した過去の研究で、ケフィアチーズの製造に使われる乳酸菌Lactobacillus kefiranofaciensの存在はすでに明らかにされていた。「当に素晴らしい」発見だったと、中国北京にある中国科学院の古遺伝学者である付功妹氏は当時を振

    タリム盆地の驚異のミイラを飾ったチーズの起源が判明、定説覆す
    Galaxy42
    Galaxy42 2024/10/03
    おいしいネックレス
  • ISSから2人が帰れず、「取り残された」宇宙飛行士はどうなるのか

    2024年7月11日、国際宇宙ステーション(ISS)で撮影されたNASA宇宙飛行士のチーム写真。(下から時計回りに)マシュー・ドミニク氏、ジャネット・エップス氏、スニタ・ウィリアムズ氏、マイク・バラット氏、トレイシー・ダイソン氏、バリー・ウィルモア氏。(Photograph by NASA) ボーイング社の新型宇宙船「スターライナー」の技術的な問題により、宇宙飛行士のスニタ・ウィリアムズ氏とバリー・ウィルモア氏は、予定を大幅に超えて国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在することになった。しかし、宇宙に「取り残された」宇宙飛行士は、この2人が初めてではない。また、同じようなことはこれからも起こりうる。 地政学的な理由や自然がもたらすリスクなど、様々な理由で飛行士の宇宙滞在が予定よりも長引くことはたまにある。そして、宇宙飛行士も宇宙機関も、このような事態を想定して準備をしている。 乗って帰る

    ISSから2人が帰れず、「取り残された」宇宙飛行士はどうなるのか
    Galaxy42
    Galaxy42 2024/09/08
    ごはんがしんぱい
  • ホタルのオスを「女装」させるクモ、光操り別のオスを罠に、研究

    オニグモ(Araneus ventricosus)の網にかかったオスのホタル。オニグモは、ホタルが交尾相手を見つけるために使う生物発光のシグナルを操作できるのではと、研究者たちは考えている。(Photograph by Xinhua Fu) クモは、驚くほど様々な狩りのテクニックを進化させてきた。唾液を使って獲物をわなにかける種もいれば、ヘビさえも捕らえられる強力な網を張る種もいる。最新の研究では、日でもごく普通に見られるオニグモが、とりわけ巧みな戦術を使ってホタルを自分の網に誘い込んでいるという。(参考記事:「クモの驚くべき世界」) 2024年8月19日付けで学術誌「Current Biology」に発表された論文によると、このクモは、網にかかったオスのホタルが発する光を操作して、あたかも交尾相手を求めるメスが光を放っているかのように見せかけ、別のオスをおびき寄せているようだ。 クモが

    ホタルのオスを「女装」させるクモ、光操り別のオスを罠に、研究
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    Galaxy42 2024/08/22
    美人局
  • 「レアメタル・シャーク」をブラジル沖で発見 高まる海洋汚染の懸念

    ブラジル沖のイタチザメの体内から、携帯電話などの電子機器に含まれる金属が検出された。(PHOTOGRAPH BY JEFF ROTMAN / NPL / MINDEN PICTURES) ブラジル南岸沖のイタチザメは、携帯電話や電気自動車などのテクノロジー機器に含まれる汚染物質を大量摂取している。こんな研究結果が2024年8月、学術誌「Environmental Pollution」に掲載された。論文の執筆者によれば、このような発見が発表されたのは今回が初めてだ。 これらの汚染物質には、私たちの世界を動かしているレアメタルが含まれている。国際的な規制当局がレアメタルの深海採掘にゴーサインを出すことを検討し、電子廃棄物の海洋への流入が増加している今、サメの体内からレアメタルが発見されたことは憂慮すべきことだ。 論文の執筆者の1人で、バハマのケープ・エルーセラ研究所でサメの研究保護プログラムを

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    Galaxy42 2024/08/17
    次のサメ映画は決まったな
  • 「竜巻追跡ツアー」が米国で人気沸騰、映画『ツイスターズ』で

    米カンザス州で竜巻を監視するプロのストームチェイサー(竜巻追跡人)。この州では竜巻がよく発生する。新作映画『ツイスターズ』には、このようなストームチェイサーが登場する。冒険好きな観光客を同乗させるプロもいる。(PHOTOGRAPH BY JIM REED, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 日公開される映画『ツイスターズ』。その予告編には、登場人物たちが竜巻に向かって全速力で車を走らせたり、花火を打ち込んだり、超巨大竜巻を破壊する計画を立てたりする様子が収められている。(参考記事:「ハリケーン撃退法、珍案は核爆弾だけではなかった」) こういった危険な行為の多くは、ハリウッドの産物だ。しかし米国中部では、何十年も前から観光の目玉として竜巻などを追跡するストームチェイシングが行われている。実際に10社以上がツアーを開催しており、高いお金を払う観光客を、できる限り安全に竜巻や

    「竜巻追跡ツアー」が米国で人気沸騰、映画『ツイスターズ』で
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    Galaxy42 2024/08/01
    踵を3回
  • 道しるべフェロモンを使わずに暗い夜でも巣に戻るアリ、謎を解明

    オーストラリアに生息するキバハリアリの仲間Myrmecia midas。夜間に樹液などを集めるが、フェロモンを使わなくても巣に戻れる謎が最新の研究で明らかになった。(PHOTOGRAPH BY AJAY NARENDRA) オーストラリア、シドニーの郊外で日が沈むと、キバハリアリの仲間であるMyrmecia midasが巣から木に向かって行進する。木に到着したアリたちはほかの生きものを攻撃し、樹液などを集め、夜明け前にそれぞれが戦利品とともに巣に戻る。ほかの多くのアリと異なり、彼らは道しるべフェロモンのにおいを使わないようだ。 そこで興味深い疑問が生じる。夜行性のキバハリアリたちは暗闇でどのように帰り道を見つけるのだろう? 「ずっと謎でした」と語るオーストラリア、マッコーリー大学の神経動物行動学者コディー・フリース氏らの研究チームが、6月11日付けで学術誌「eLife」にその答えを発表した

    道しるべフェロモンを使わずに暗い夜でも巣に戻るアリ、謎を解明
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    Galaxy42 2024/07/12
    社虫の道 2割ぐらいいるとされる巣でだらだらしているグループに入りたい
  • 「切断手術」で仲間を救うアリ、ヒト以外で初の発見、成功率9割

    このフロリダオオアリ(Camponotus floridanus)が負傷した仲間の脚を切断して治療する姿が初めて観察された。(PHOTOGRAPH BY WAFFA/SHUTTERSTOCK) 近年、野生動物がさまざまな方法で治療を行うことがわかってきている。キツネザルは腸内寄生虫から身を守るため、かみ砕いたヤスデを使うことがある。チンパンジーとオランウータンは傷に湿布を貼る姿を目撃されている。そしてついに、フロリダオオアリ(Camponotus floridanus)が「切断手術」を行っていることが、7月2日付けで学術誌「Current Biology」で報告された。ヒトは3万年以上前から切断手術を行ってきたが、動物界では初の事例だ。 フロリダオオアリのコロニーでの生活は、特にほかのコロニーが近くにある場合、危険と隣り合わせだ。日没後、近くのアリ同士が戦争を繰り広げ、多くの負傷者が出るこ

    「切断手術」で仲間を救うアリ、ヒト以外で初の発見、成功率9割
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    Galaxy42 2024/07/04
    地球の代表はアリ説の信憑性アゲアゲ
  • 古代マヤの生贄のDNAを分析、定説覆す驚きの結果が明らかに

    マヤ文明の古代都市チチェンイツァの大ピラミッド「エル・カスティージョ」。生贄を埋葬した貯水槽チュルトゥンと聖なるセノーテは、ともにこの近くにある。(PHOTOGRAPH BY CRISTINA MITTERMEIER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 1967年、古代マヤで最も栄えた都市の1つチチェンイツァの貯水槽「チュルトゥン」とそこにつながる洞窟で、考古学者たちが多数の人骨を発見した。このチュルトゥンは8世紀にわたって若い成人や子どもの生贄の埋葬に使われ、遺体のほとんどが若い女性とされてきた。マヤ文明は儀式の生贄に女性を捧げることを好んだと考えられていたからだ。(参考記事:「チュルトゥンの図解も、知ってるようで知らないマヤ文明」) しかし、2024年6月12日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された論文が定説を覆した。回収された64体の遺骨のDNAを分析したところ、す

    古代マヤの生贄のDNAを分析、定説覆す驚きの結果が明らかに
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    Galaxy42 2024/06/15
    ハチやアリのオスも
  • 英国の謎の地上絵の年代がついに判明、モデルはヘラクレスか

    英国南西部の丘の斜面に、石灰岩を利用して描かれた「サーン・アバスの巨人」。身長が18階建てのビルに匹敵し、「サーン・アバスの野蛮人」とも呼ばれている。(PHOTOGRAPH BY 4 SEASON BACKPACKING, SHUTTERSTOCK) 英国南西部の農村地帯、サーン・バレーの丘の急斜面に、全長55メートルもの巨大な裸の男の絵が描かれている。いつの時代のものなのか、誰も知らない。その白い線は、緑の草を取り除いて白い石灰岩をむき出しにすることによって作られている。「サーン・アバスの巨人」として知られるこの絵は、それが何なのかを説明しようとする人々を長年の間困惑させてきた。しかし学術誌「Speculum」2024年1月号に発表された最新の研究は、これがいつ、何のために描かれたのかを、歴史との関連とともに明らかにしている。 異教の神か、政治風刺画か、神話の英雄か 男は片方の腕を伸ばし

    英国の謎の地上絵の年代がついに判明、モデルはヘラクレスか
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    Galaxy42 2024/04/10
    拡大すると困る画像
  • 【動画】ホホジロザメをソロで狩るシャチ、初の報告、2分の早業

    ホホジロザメを仕留めて肝臓だけを取り出すシャチの「スターボード」。2分以内にすべてをやってのけるという信じられないパワーと戦略を披露した。(字幕は英語です) サメの肝臓を外科手術のように取り出すことですでに有名なシャチ(Orcinus orca)が、新たな技を隠していた。なんと、自然界で最も恐ろしい捕者のひとつであるホホジロザメ(Carcharodon carcharias)をシャチが単独で仕留めたという初めての科学的な報告が、2024年3月1日付で学術誌「African Journal of Marine Science」に掲載されたのだ。(参考記事:「【動画】サメの胸を正確無比に切り裂き、肝臓だけをべるシャチ」) その映像は2023年6月に、南アフリカのモーセル湾で撮影された。いつもはケープタウン近くで血縁関係のある「ポート」という名のシャチとともに狩りをする「スターボード」が、体

    【動画】ホホジロザメをソロで狩るシャチ、初の報告、2分の早業
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    Galaxy42 2024/03/05
    肝臓狩りの一族だ~
  • ザトウクジラの交尾を初めて確認、写真も、ただしオス同士

    2頭のオスが交尾した理由は不明だが、「ザトウクジラの交尾については、世界中どこを探しても目撃例も記録もありませんでした。ですからこれは、非常に特別で驚くべき遭遇だったのです」と専門家は言う。(PHOTOGRAPH BY LYLE KRANNICHFELD AND BRANDI ROMANO) ザトウクジラ(Megaptera novaeangliae)のように巨大でカリスマ性のある生物のことなど、とっくに調べ尽くされていると思われるかもしれない。しかし今回、驚くべき新たな発見がもたらされた。ザトウクジラの交尾が初めて観察されたのだ。それだけではない。海洋哺乳類科学の専門誌「Marine Mammal Science」に2月27日付けで発表された研究によると、交尾をしていた2頭はどちらもオスだったという。(参考記事:「【動画】ザトウクジラの出産の一部始終、科学者が初の観察に成功」) この発見

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    Galaxy42 2024/03/02
    初めての確認の可能性はまだある
  • オオアナコンダの新種を発見、“世界最重のヘビ”に衝撃の事実

    最近の新たな研究により、オオアナコンダはヒトとチンパンジーの間よりも遺伝的差異が大きい2種に分けられることが明らかになった。写真はエクアドルのヤスニ国立公園で撮影された、今回新種とされたキタオオアナコンダ(Eunectes akayima)。頭にヒツジバエ科のハエが止まっている。(PHOTOGRAPH BY KARINE AIGNER/NATUREPL.COM) 世界で最も重いヘビが大きな秘密を隠していたことが明らかになった。2024年2月16日付けで学術誌「MDPI Diversity」に掲載された論文によれば、南米にすむオオアナコンダ(Eunectes murinus、英名Green Anaconda)は、実際には遺伝的に異なる2つの種に分けられることがわかった。両種の見た目は非常に似ているため、専門家でさえ区別できないほどだ。 「遺伝的には、違いは非常に大きいです」と、ナショナル ジ

    オオアナコンダの新種を発見、“世界最重のヘビ”に衝撃の事実
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    Galaxy42 2024/02/23
    ハチがかわいい
  • “妖精”ペンギンを突然襲い始めたカラス、経緯は謎、広がる恐れも

    オーストラリア、ビクトリア州のフィリップ島自然公園で、夜、巣穴に帰るコガタペンギン(Eudyptula minor)たち。(PHOTOGRAPH BY TUI DE ROY/NATURE PICTURE LIBRARY) オーストラリア南部に位置するフィリップ島の砂浜に、壊れた笛の音のような悲鳴が響き渡る。声の主は、体長わずか30センチ、体重1.4キロのコガタペンギン(Eudyptula minor)。地下に掘った巣穴からひなを盗み出そうとするミナミコワタリガラス(Corvus mellori)と戦っているのだ。 襲撃の前、カラスは数日かけてコガタペンギンの巣穴を観察する。2羽1組になって、大きな方が親ペンギンの気をそらしている間に、小さな方が巣穴の上から穴を掘り、卵やひなを盗み出す。研究者らが観察していると、親ペンギンを崖から追い落として巣穴を襲ったカラスもいたという。そこまでひどくない

    “妖精”ペンギンを突然襲い始めたカラス、経緯は謎、広がる恐れも
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    Galaxy42 2024/02/02
    鰻を見つけた人間
  • 仮想の自宅で「物を捨てる練習」、ためこむ人に効果あり、研究

    ためこみ症に悩む一人暮らしの男性。自宅アパートで。(PHOTOGRAPH BY ARNAUD CHOCHON, HANS LUCAS/REDUX) 古新聞や古着をはじめ、たいした価値がないのに物を捨てられず、生活に支障が出るほどためこんでしまう。そんな「ためこみ症」の治療に、片付けの爽快感や恩恵を仮想現実(VR)の世界で体験することが効果的という研究結果が発表された。「シミュレーションによって、ためこみ症の患者が大切にしている物を手放す練習をさせるという研究は、これが初めてです」と、医学誌「Journal of Psychiatric Research」の2023年10月号に掲載された論文の筆頭著者で、米スタンフォード大学医学部精神医学・行動科学教授のキャロライン・ロドリゲズ氏は言う。 ほとんどの人は、捨てられない大切な物を少しは持っている。しかし、精神疾患の一つであるためこみ症では、火災

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    Galaxy42 2024/01/06
    汚部屋はリアルで十分
  • 珍獣サイガが奇跡の回復、絶滅寸前から190万頭に、保護活動実る

    ロシア連邦カルムイク共和国のチョルニジェムリ(Chyornye Zemli) 自然保護区に生息するサイガのオス。サイガはウシ科の動物で、社会性が高く、群れで生活している。(PHOTOGRAPH BY VALERIY MALEEV/ NATURE PICTURE LIBRARY) 中央アジアの寒帯のステップ(大草原)に生息するサイガは、巨大な鼻が特徴のウシ科の動物だ。密猟と病気の蔓延により、カザフスタン、モンゴル、ロシア、ウズベキスタンのサイガは、2003年には最も多かった時代の6%まで減少していた。しかし、12月12日に発表された最新の推定によれば、現在ユーラシア大陸には190万頭が生息しているとされ、国際自然保護連合(IUCN)は、レッドリストの分類を野生での絶滅の一つ手前である「近絶滅種(Critically Endangered)」から「近危急種(Near Threatened)」に

    珍獣サイガが奇跡の回復、絶滅寸前から190万頭に、保護活動実る
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    Galaxy42 2023/12/19
    サイのことかと思って写真二度見
  • 百歳超の淡水魚を2種確認、「老化しない」驚きの巨大魚の仲間

    ある研究では、高齢のビッグマウス・バッファローは若い個体より免疫系が強かった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC, PHOTO ARK) 2023年10月20日付で学術誌「Scientific Reports」に発表された最新の研究で、北米の広い範囲に生息するスモールマウス・バッファローフィッシュ(Ictiobus bubalus)とブラック・バッファローフィッシュ(Ictiobus niger)が、100年以上生きることが確認された。 栗色から青系までさまざまな色を持つこの魚は、ほんの数年前まで、20代半ばまでしか生きられないと考えられていた。しかし、2019年の研究で、体重35キログラム近くになることもあるビッグマウス・バッファローフィッシュ(Ictiobus cyprinellus)が112歳まで生きる可能性があると判明し

    百歳超の淡水魚を2種確認、「老化しない」驚きの巨大魚の仲間
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    Galaxy42 2023/12/05
    エルフかな
  • 【動画】122匹のエイが延々と渦を巻く求愛行動、初の報告

    【動画】今回の研究では、122匹のムンクイトマキエイが「求愛の渦」を作る様子が観察された。交尾中にこうした行動が見られたのは初めてだ。エイたちは5時間にわたって旋回を続け、その間、求愛行動を行う集団が渦から出たり入ったりを繰り返していた。(VIDEO BY SHAWN HEINRICHS) 海面に上がる水しぶきが、その下で何かが起こっていることを知らせている。波の下では、100匹以上ものイトマキエイがぐるぐると渦を巻き、めまいのするようなダンスを何時間にもわたって続けているのだ。 この「求愛の渦」は、ムンクイトマキエイ(Mobula munkiana)の過去に報告例のなかった行動であり、保護活動の非営利団体(NPO)「マンタトラスト」が実施した調査において、今回初めて映像に収められ、2023年11月18日付で学術誌「Marine Biology」に論文が発表された。 メキシコのバハ・カリフ

    【動画】122匹のエイが延々と渦を巻く求愛行動、初の報告
  • ネコの表情は276種類あると判明、なぜそんなに多いのか?

    耳を前に向ける茶トラのネコ。耳を前に向けるのは、幸せで満足していることを示す重要なサインだ。(PHOTOGRAPHC BY JOEL SARTORE) 最新の研究によると、ネコには276種類の表情があるという。ネコがこれほど多様な表情を進化させたのは、人間のおかげである可能性が高い。およそ1万年前に人間によって家畜化され、人間とコミュニケーションをとってきたことで、ネコは豊かな表情を獲得したという。「私たち人間とネコとの間にはディープな歴史があります」と、10月18日付けで論文を学術誌「Behavioural Processes」に発表した米ライオン大学の比較進化心理学者であるブリタニー・フローキーウィッツ氏は言う。(参考記事:「ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究」) 近年、ネコの感情を読み取る方法への関心が高まっているという。だが、ネコの表情に関する従来の研究のほとんどは、ネ

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    Galaxy42 2023/11/15
    ひとをあざむくまもの
  • コンブを頭に載せるザトウクジラたち、遊び? スキンケア?

    南太平洋にあるクック諸島最大の島であるラロトンガ島沖を泳ぐザトウクジラの母子。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ザトウクジラ(Megaptera novaeangliae)は、毎年数千キロを移動し、魅惑的な歌を歌い、迫力あるジャンプを見せ、仲間同士協力して狩りをするなど、驚きの「文化」をもっている。そして最新の研究では、海に漂うコンブで遊ぶような行動を見せることも明らかになった。ひれとひれの間でコンブを動かしたり、コンブのなかで転げまわったり、何よりも興味深いのは、コンブを帽子のように頭に載せることもあるという。(参考記事:「ザトウクジラの定説覆す大移動が多数判明、最長移動記録も更新」) 2023年9月15日付で学術誌「Journal of Marine Science and Engineering」に掲載された

    コンブを頭に載せるザトウクジラたち、遊び? スキンケア?
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    Galaxy42 2023/10/12
    こんぶをぎょうさんつこてるの〜、に出演させてー
  • 「スーパー捕食者」アノマロカリスは硬いものが苦手だった、研究

    アノマロカリスの付属肢。アノマロカリス・カナデンシス(Anomalocaris canadensis)は、多種多様な生物が現れたカンブリア紀の海で栄えた初期の捕者だった。(PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER, NAT GEO IMAGE COLLECTION, ROMIP SPECIMEN 62543A. PHOTOGRAPHED AT THE ROYAL ONTARIO MUSEUM) アノマロカリス・カナデンシス(Anomalocaris canadensis)は、地球上で最初に登場した「スーパー捕者」のひとつと考えられていた節足動物だ。飛び出た複眼や、円形の奇妙な口器、そして一度つかまれたら逃れられないような付属肢を頭部に一対もつ姿は、カンブリア紀の海底に生きる小さな生物に恐れられていたに違いないと思わせる。しかし、このほど新たな分析によって、アノ

    「スーパー捕食者」アノマロカリスは硬いものが苦手だった、研究
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    Galaxy42 2023/07/21
    貪欲で贅沢な究極のアイドル