散漫なエントリを連投しておりますが、続けます。パーカッシヴなピアノ曲で思いついた曲をYoutubeで探してみました。一曲目はジョン・ケージの《プリペアド・ピアノのためのバッカナール》。プリペアド・ピアノとは、ピアノの弦にゴムやネジなどを挟み込んで、音色が準備されている――というケージによる大発明ですが、この曲はその楽器を使用した作品のなかでも傑作に数えられるものでしょう。思いっきりガムランを模写してますが、かなりダンサブル。 続いてバルトークのピアノ・ソナタ第1番。演奏するのはゾルターン・コチシュ。うわー、すげぇ老けたなぁ、この人。同じハンガリー出身のアンドラーシュ・シフと芸風が被ってて、見分けつかなかったんだけど、これなら分かる。 続いてヒナステラ(アルゼンチンの作曲家)のピアノ・ソナタ第1番より第4楽章。「アルゼンチンのバルトーク」と呼ばれているだけあって、本家に迫る異常なリズム感。