拡大 日本記者クラブ主催の討論会に出席した与野党の9党首。左から社民党の福島党首、国民民主党の玉木代表、日本維新の会の松井代表、立憲民主党の泉代表、自民党総裁の岸田首相、公明党の山口代表、共産党の志位委員長、れいわ新選組の山本代表、NHK党の立花党首=21日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ 参院選公示を前に与野党9党の党首が激しく火花を散らした21日の討論会。立憲民主党の泉健太代表ら野党は、ウクライナ危機を受けた資源高騰や急速な円安による物価高を主な論点とし、「失政による岸田インフレ」と強調。一方、岸田文雄首相(自民党総裁)は対策の成果を淡々と述べて批判をかわし、立民の安全保障政策を批判するなどして応酬した。 相手を指名して見解をただせる討論会の第1部は、物価高対策や金融政策に関する質問に集中した。 ...